55555.5kmも乗っているJA07 スーパーカブ110なんだが実は、数年前からエンジンをかけるとガチャガチャと異音が聞こえるのだ…まあ、音の鳴る理由は幾つか思い浮かぶんだが、ボルトとかキャップが固着しててそれに立ち向かうのが面倒だと言う事で見て見ないふりをし続けていた（苦笑）
逃げちゃだめだ！
と言う訳で先日、タペット調整に挑む事に。ええ、10年目にして初めての調整ですよ（笑）
で、↑はタペット調整に必要なシックネスゲージとタペットアジャスターレンチ…タペットアジャスターレンチはプレスカブの時に使ったヤツなんだがシックネスゲージは紛失した様なんで急遽、Amazonで545円で購入したモノを使いました。
そんな訳で作業がしやすい様にレッグガードを外すんだがココで問題発生！
ええ、先日交換したJA10用シートのヒンジがデカいんでシートを外さないとセンターカバーを外せない事が判明した次第…まあ、これも乗り心地とのトレードオフと言う事で笑いながらシートを外してやりましたよ（笑）
で、↑はシリンダヘッドカバーを外すの図。
いや〜、本来ならボルト２本を抜いたら外せるんだがガッチリ固着してたんで↑の様に、ゴムハンマーでコンコンやって外しましたよ。
と言う訳で↑はカバーを外したの図。
ええ、JA07は吸気＆排気バルブがご覧の様な状態なんでヘッドカバー自体を外さないとアクセス出来ません。
そんな訳でシリンダヘッドカバーの次は、タイミングホールキャップとクランクシャフトホールキャップを外し↑の様にクランクシャフトを反時計方向に回して圧縮上死点を出します。
と言う訳で圧縮上死点を出すには、↑の様にクランクケースのポンチ穴とフライホイールに刻まれているTマークを合わせます。
この時、カムスプロケットの◯マークが↑の様に前方に向いていれば圧縮上死点になっているとの事。
で、JA07のバルブクリアランスは0.1±0.02ｍｍとの事なんで、↑の様に0.1mmと0.08＋0.04mmのゲージを使って調整しました。
そんな訳で↑はタペットアジャスターレンチを使って吸気バルブを調整の図…ちなみに調整前のバルブクリアランスは、吸気の方が0.24mmで排気が0.13mmでした。
調整の方は↑の様に0.1mmのゲージが入るが0.08＋0.04の0.12mmは入らない様にしていくんだが、コレが絶妙に難しく結構な時間を費やす羽目に。
その後、何とか調整しカバーなどを全て取り付けたてエンジンをかけたんだが異音はまだ鳴っておりました。
嗚呼、勘弁して（苦笑）
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