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米国の加速器計画、日本も参加

2024-06-04 07:10:29 | 理系オタク
米国で新しく始まる大型加速器の建設計画に日本が参加するでつ。
加速した粒子同士をぶつけて観測する大型加速器は物質やエネルギーの最小単位である素粒子の研究に欠かせないでつ。

日本の先端技術を生かして質量の起源を探る国際研究に貢献するでつ。
有識者会議で参加に向けた議論を始めたでつ。
7月までに中間報告をとりまとめて参加に向けた方針を決めるでつ。

国内の原子核研究の体制強化や人材育成にも取り組むでつ。
日本が参加するのは米エネルギー省傘下のブルックヘブン国立研究所内に建設が計画されている円形加速器EICで、
周長は約3.8キロメートルあるでつ。

現行の加速器RHICを改良するでつ。
2026年に着工し、32年の稼働を目指しているでつ。
EICの建設費は現時点で17〜28億ドルになる見込み。

日本は実験データの測定に使う検出器などの開発を担当するでつ。
日本の負担分は少なくとも45億円程度になるでつ。
EICでは加速させた電子と原子の中心にある原子核などを衝突させるでつ。

原子核には陽子などの粒子が含まれており、分裂して飛び出すでつ。
その素粒子の種類や飛び方を詳細に観察することで、未知の物理法則を探索するでつ。
12年に物質に質量を与えるヒッグス粒子が発見されて、宇宙の成り立ちや物質の正体を
説明する物理学の標準理論で予測された17種類すべてが実際に確認。
ただ、ヒッグス粒子が直接関わって生まれる質量はほんの一部で、大部分の質量の起源は分かっていないでつ。

EICを使う実験で質量が生まれる仕組みが明らかになる可能性があるでつ。
産業応用も期待されているでつ。
素粒子などミクロな世界を制御する量子力学の理解は、量子コンピューターなどの量子技術の応用にも役立つ。
また原子核の物理現象を詳細に解明すれば、核融合発電を安定して制御する技術などの開発につながる可能性があるでつ。

加速器を使った実験は世界中で進んでいるでつ。
高エネルギー加速器研究機構にあるスーパーKEKB、茨城県つくば市は周長約3キロメートルと国内最大で、1
9年から本格運転を開始。

電子とその反物質である陽電子を衝突させて未知の物理現象や素粒子を探しているでつ。
世界最大の円形加速器は欧州合同原子核研究機関の「LHC」で、周長は27キロメートル。
陽子同士を衝突させて発生する物質を調べるでつ。

12年にヒッグス粒子を発見するなど、大きな成果を上げているでつ。
素粒子研究は実験装置の大規模化が進んでおり、設備の建設費が重荷となっているでつ。
日本で建設が計画されている国際リニアコライダーという線形加速器は、建設費が全体で8000億円になるとされるでつ。

30年代の稼働を目指していたでつが、計画は足踏みしているでつ。
またCERNが建設を目指す円形加速器は周長が約100キロメートルで、建設費は総額で170億ドルになるでつ。
そのため大規模な実験施設の建設は、一国だけでなく国際協力で進められるでつ。

日本の持つ技術力は緻密な制御が要求される加速器には欠かせず、基礎研究の最前線に日本が立ち続けるためにも
技術力を磨き続ける必要があるでつ。

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