東京モーターショー2017において、トヨタ センチュリーのプロトモデルが発表。
センチュリーと言えば、国産車唯一のショーファードリブンカーで、唯一V型12気筒エンジンを搭載したモデル。
だけど発表された新型に搭載されていたのはV型8気筒+モーターというハイブリッドシステム
Ⅴ12気筒エンジンとはどんなものなのかとなると…

そもそもV型エンジンとはどんなものか。
V型エンジンはその名の通り、クランクシャフトに繋がれたピストンとコンロッドが、正面から見ると「V」の字に見えることから名付けられたでつ。
V6気筒からV12気筒が、自動車用エンジンとしては一般的。
一方、ほとんどのクルマに搭載されているのは、直列型エンジン。
これはピストンとコンロッドが、まっすぐ縦に並んでいるもの。
この並びのことを”バンク”と言い、バンクがどう並んでいるかによって呼び方が変わるわけでつ。
V型エンジンはピストンが互い違いに配置されているため、直列エンジンに比べるとサイズを小さくすることができるでつ。
これにより搭載スペースが小さく済むため、そのぶんのスペースを居住空間やクラッシャブルゾーンなどの安全性のための空間に充てることができるわけ。
また重心が低いのもV型エンジンのメリットのひとつで、それが優れた運動性能や快適な乗り心地に繋がっているでつ。
V型は気筒が多くなるほど、アクセルを踏んだ時のトルク変動が少なくなり、優れたレスポンス、加速性を発揮。
これまでセンチュリーに積まれていた1GZ-FE型5.0L V12エンジンは、まるでモーターのような加速が特徴。
そのため、加速をしても前後にギクシャクと揺れることがなく、振動も抑えることができるでつ。
まさにセンチュリーらしい高級感のある乗り心地を実現しているでつ。
ちなみにV12エンジンは、フェイルセーフという点でもメリットを持っているでつ。
フェイルセーフとは故障や誤作動の時でも、安全側に制御する性能のことを言うでつ。
V12エンジンは片側のバンクが停止しても、もう一方のバンク6気筒だけで動くという特徴を備えてて、エンジントラブルに強いというメリットを持っているでつ。
ではV型エンジンのデメリットは? というと、直列エンジンに比べると部品点数が多いため構造が複雑になり、同時に重量が増えてしまうでつ。
これは燃費という点でマイナスになるだけでなく、自動車メーカーとしてはコストの面で厳しくなるでつ。
そもそもV型12気筒エンジンを初めて量産したのは、かつてアメリカにあったパッカード。
1916年に発売されたツイン・シックスというモデルに搭載されたでつ。
ライバルだったキャディラック車がV8エンジンを搭載していたため、と言われているでつ。
V型エンジンは、同じエンジンルームで排気量を増やしたい場合に、気筒数を比較的容易に増やせるでつ。
直列エンジンのように、全体のサイズが極端に大きくなることないでつ。
また同じ排気量で気筒数が多いと、1気筒あたりの容積が少なく済み、ショートストローク化が可能。
ショートストロークになるとレスポンスが向上し、同時に低振動になるというのが一般的な考え方。
またV12エンジンは、V6やV8に比べると燃焼サイクルが早いため、排気音が高くなるという特徴があるでつ。
この高い排気音が気持ちいいということで、スポーツカーにうってつけという見方もあるでつ。
2016年にセンチュリーが生産を中止してから、国産車では乗用車、バス、トラックすべてのカテゴリーにおいて、V12エンジンを搭載しているモデルが…
一方、海外モデルではV12エンジンを搭載しているものがまだあるでつ。
メルセデスベンツのSクラスやフェラリーのF12ベルリネッタ、FFなど…
こうしたモデルは、V12の官能的なフィーリングにこだわっているためででつが、じつはV12は…
かつてはF1マシンにもV12エンジンが搭載されていたでつが、V10、V8とどんどん排気量と気筒数が減り、現在では1.6ℓV6ターボエンジン+ハイブリッドシステムが
レギュレーションとなっているでつ。
21世紀に入ってからは、自動車業界でV12エンジンが徐々にフェードアウトする傾向になっているでつ。
いくつかの理由があるでつ。
かつてはパワーや静粛性で有利だったV12エンジンでつが、テクノロジーの進化のおかげでV6やV8エンジンでも見劣りしない性能を確保することができるようになったでつ。
あわせて、昨今はエコロジー性能が重視されており、大排気量の高級車やスポーツカーと言えども、燃費や環境性能の悪いクルマは社会的に敬遠されがちとなっているでつ。
さらに安全面の充実度もニーズとして求められてて、よりサイズの小さなエンジンを搭載することで、衝突安全性などを向上させることに注力されているでつ。
トヨタも次期センチュリーでは5.0L V12エンジンに代わって、同じ5.0LながらV8+モーターというレクサス LSと同じハイブリッドシステムを採用することを発表。
V8エンジンの高出力、高効率化に加えて、モーターアシストという強力な技術が現代にはあるからでつ。
もはやV12が持っていた優れた動力性能や快適性能以上のものを、新世代のハイブリッドシステムが実現。
なによりも燃費や環境性能という点で、V12エンジンはハイブリッドシステムには…
運転手にドライブさせて移動するショーファードリブンカーだからこそ、社会的に環境性能は重要。
日本最高峰の自動車、センチュリーが、このように“脱V12”に舵を切った以上、今後国産車にV12エンジンが積まれることはないでつなぁ~
それどころか、欧州での2040年までに内燃エンジン全廃宣言を受けて、EV化が加速するとセンチュリーも、遠くない未来に電気自動車になっているかもでつなぁ~
そういえば日産のプレジデントはどうなったのかなぁ~
V12エンジンは、日産もやめたのかなぁ~
V12といえば、R382だけど、あ~いう過激なモデルにV12だと思うんだけど…
でも今、本物のV12作れるメーカは…
そう考えると、センチェリーはHVでもいいかもでつなぁ~
メルセデスやBMWのV12エンジンのフィールにはもう到底…
そう考えるとプリンスというメーカが日産に合併されたのは、もったいないなぁ~
センチュリーと言えば、国産車唯一のショーファードリブンカーで、唯一V型12気筒エンジンを搭載したモデル。
だけど発表された新型に搭載されていたのはV型8気筒+モーターというハイブリッドシステム

Ⅴ12気筒エンジンとはどんなものなのかとなると…

そもそもV型エンジンとはどんなものか。
V型エンジンはその名の通り、クランクシャフトに繋がれたピストンとコンロッドが、正面から見ると「V」の字に見えることから名付けられたでつ。
V6気筒からV12気筒が、自動車用エンジンとしては一般的。
一方、ほとんどのクルマに搭載されているのは、直列型エンジン。
これはピストンとコンロッドが、まっすぐ縦に並んでいるもの。
この並びのことを”バンク”と言い、バンクがどう並んでいるかによって呼び方が変わるわけでつ。
V型エンジンはピストンが互い違いに配置されているため、直列エンジンに比べるとサイズを小さくすることができるでつ。
これにより搭載スペースが小さく済むため、そのぶんのスペースを居住空間やクラッシャブルゾーンなどの安全性のための空間に充てることができるわけ。
また重心が低いのもV型エンジンのメリットのひとつで、それが優れた運動性能や快適な乗り心地に繋がっているでつ。
V型は気筒が多くなるほど、アクセルを踏んだ時のトルク変動が少なくなり、優れたレスポンス、加速性を発揮。
これまでセンチュリーに積まれていた1GZ-FE型5.0L V12エンジンは、まるでモーターのような加速が特徴。
そのため、加速をしても前後にギクシャクと揺れることがなく、振動も抑えることができるでつ。
まさにセンチュリーらしい高級感のある乗り心地を実現しているでつ。
ちなみにV12エンジンは、フェイルセーフという点でもメリットを持っているでつ。
フェイルセーフとは故障や誤作動の時でも、安全側に制御する性能のことを言うでつ。
V12エンジンは片側のバンクが停止しても、もう一方のバンク6気筒だけで動くという特徴を備えてて、エンジントラブルに強いというメリットを持っているでつ。
ではV型エンジンのデメリットは? というと、直列エンジンに比べると部品点数が多いため構造が複雑になり、同時に重量が増えてしまうでつ。
これは燃費という点でマイナスになるだけでなく、自動車メーカーとしてはコストの面で厳しくなるでつ。
そもそもV型12気筒エンジンを初めて量産したのは、かつてアメリカにあったパッカード。
1916年に発売されたツイン・シックスというモデルに搭載されたでつ。
ライバルだったキャディラック車がV8エンジンを搭載していたため、と言われているでつ。
V型エンジンは、同じエンジンルームで排気量を増やしたい場合に、気筒数を比較的容易に増やせるでつ。
直列エンジンのように、全体のサイズが極端に大きくなることないでつ。
また同じ排気量で気筒数が多いと、1気筒あたりの容積が少なく済み、ショートストローク化が可能。
ショートストロークになるとレスポンスが向上し、同時に低振動になるというのが一般的な考え方。
またV12エンジンは、V6やV8に比べると燃焼サイクルが早いため、排気音が高くなるという特徴があるでつ。
この高い排気音が気持ちいいということで、スポーツカーにうってつけという見方もあるでつ。
2016年にセンチュリーが生産を中止してから、国産車では乗用車、バス、トラックすべてのカテゴリーにおいて、V12エンジンを搭載しているモデルが…
一方、海外モデルではV12エンジンを搭載しているものがまだあるでつ。
メルセデスベンツのSクラスやフェラリーのF12ベルリネッタ、FFなど…
こうしたモデルは、V12の官能的なフィーリングにこだわっているためででつが、じつはV12は…
かつてはF1マシンにもV12エンジンが搭載されていたでつが、V10、V8とどんどん排気量と気筒数が減り、現在では1.6ℓV6ターボエンジン+ハイブリッドシステムが
レギュレーションとなっているでつ。
21世紀に入ってからは、自動車業界でV12エンジンが徐々にフェードアウトする傾向になっているでつ。
いくつかの理由があるでつ。
かつてはパワーや静粛性で有利だったV12エンジンでつが、テクノロジーの進化のおかげでV6やV8エンジンでも見劣りしない性能を確保することができるようになったでつ。
あわせて、昨今はエコロジー性能が重視されており、大排気量の高級車やスポーツカーと言えども、燃費や環境性能の悪いクルマは社会的に敬遠されがちとなっているでつ。
さらに安全面の充実度もニーズとして求められてて、よりサイズの小さなエンジンを搭載することで、衝突安全性などを向上させることに注力されているでつ。
トヨタも次期センチュリーでは5.0L V12エンジンに代わって、同じ5.0LながらV8+モーターというレクサス LSと同じハイブリッドシステムを採用することを発表。
V8エンジンの高出力、高効率化に加えて、モーターアシストという強力な技術が現代にはあるからでつ。
もはやV12が持っていた優れた動力性能や快適性能以上のものを、新世代のハイブリッドシステムが実現。
なによりも燃費や環境性能という点で、V12エンジンはハイブリッドシステムには…
運転手にドライブさせて移動するショーファードリブンカーだからこそ、社会的に環境性能は重要。
日本最高峰の自動車、センチュリーが、このように“脱V12”に舵を切った以上、今後国産車にV12エンジンが積まれることはないでつなぁ~
それどころか、欧州での2040年までに内燃エンジン全廃宣言を受けて、EV化が加速するとセンチュリーも、遠くない未来に電気自動車になっているかもでつなぁ~
そういえば日産のプレジデントはどうなったのかなぁ~
V12エンジンは、日産もやめたのかなぁ~
V12といえば、R382だけど、あ~いう過激なモデルにV12だと思うんだけど…
でも今、本物のV12作れるメーカは…
そう考えると、センチェリーはHVでもいいかもでつなぁ~
メルセデスやBMWのV12エンジンのフィールにはもう到底…
そう考えるとプリンスというメーカが日産に合併されたのは、もったいないなぁ~