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女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

ひとりっぷ #5

2024-02-19 13:39:37 | 日記・エッセイ・コラム

さて、京都で頂いた美味しい物。

初日、着いてすぐに生麩のコースを頂きました。

五条にある【半兵衛麩】さんの茶寮。

お客様から教えて頂いていたので、事前に予約して伺いました。

何件か、手頃でお薦めのお店を教えて頂いたのですが、決め手は建物でした。

こちらの建物は登録有形文化財。

120年前の京町屋が保存活用されていて、天窓、井戸、おくどさんが残っています。

お店のHPによると、京町屋をリノベした第一号なのだそう。

飲食スペースとは別になっていて、自由に見学できる。

整ったいい空間でした。

お料理はもちろん大満足。

お麩の色々なアレンジを堪能しました。

また、御弁当箱博物館が併設されていて、圧巻!

さて、お食事の時、私は常温の日本酒をお願いしたのですが、

そこに登場した酒器がなんとも美しく。

偶々、隣り合わせたご夫婦とその酒器きっかけで話が弾み、

とても楽しいお食事タイムになりました。

@ふると

風情のあるたたずまい

 

 

常温の日本酒が入った酒器【チロリ】と言うらしい

因みに、佐々木酒造の【ふくみどり】という銘柄だそう

 

 

おくどさん 照明器具がいい雰囲気を醸しています

たったこれだけで、すごく明るい!

井戸も建物の中にあるんですね

 

 


ひとりっぷ #4

2024-02-18 13:08:17 | 日記・エッセイ・コラム

最終日の日曜日は、上賀茂神社と下賀茂神社を参拝。

どちらも世界遺産の一つ。

厳かであり、華やかさもあり、澄んだ空気を満喫していました。

上賀茂神社は、今年トレンドの紫式部が参拝した記録があるのだとか。

偶々、訪ねた第四日曜日は手づくり市が開催されていて、ちょっとお買い物も楽しみました。

下賀茂神社参拝の後は、同じエリアにある、旧三井家下鴨別邸の建物見学。

時々開催されてるイベントに参加すると、2階に上がれるらしい。

今回も調整すれば、参加できそうなのがあったけど、まあまあの料金だったので見送りました。

ここで、予定していたコースは消化して、もう一か所くらい訪ねることができたのですが、

観たい物を見学できて、満足モードになってしまい、一路東京へ。

ちょっと早く東京へ戻って、ステーションギャラリーに立ち寄ってきました。

こちらは、昨年岩手県美で開催されていたのを見逃してしまった企画展【みちのくのいとしい仏たち】が開催中。

なんとも、穏やかで、ユニークで、それでいて拠り所であった仏像を拝顔し、ほっこりしてきました。

@ふると

上賀茂神社の立砂 盛塩の起源と言う説もあるらしい。

上賀茂神社楼門 この奥に本殿

下賀茂神社楼門 この奥に本殿 そこに十二支の御社もある

旧三井家下鴨別邸

 

 

 

 

 


ひとりっぷ #3

2024-02-14 10:51:33 | 日記・エッセイ・コラム

山崎では、もう一か所。

アサヒビール大山崎山荘美術館にも足を運びました。

こちらも、いつか訪ねたいと思っていたところ。

山崎の駅からは、ちょっと急こう配の坂を登らねばならないとの情報でしたが、

無料送迎バスにタイミングよく乗れました。

大好きな藤田嗣治展が開催されておりました。

藤田画伯の作品は、企画展や秋田県立美術館で、何度か観賞してきましたが、

こちらでは、書簡の数々、大戦時の挿絵など、これまで機会が無かったものが展示されていて、

見応えがありました。

建物もやっぱり素晴らしい造りでした。

別荘として、大正時代から建設が始まったとのこと。

設えはとにかく見事。

ステンドグラス、照明器具、マントルピース。

竣工昭和3年、結構な勾配の斜面で、資材の運搬に苦労されただろうと、気になって仕方なかった。

建設時期が超竹居とほぼ一緒。

住所は大阪になってしまうけど、サントリーの山崎蒸留所も大正時代に着工しているらしいから、

当時、この辺りは、人気のエリアだったのかもしれないと思ってしまいました。

安藤忠雄氏の設計による増築棟は、もうちょっと山荘風にして欲しかった気もしますが…。

 

失敗と後悔は、テラスからの景観を見てこなかったこと

その景観の為に、ここに建てただろうと思っていたのに、聴竹居の見学時間が気になってすっかり失念。

やっぱり、こちらももう一度!

山崎って、京都としてはメジャーではないイメージですが、見所満載。

私としては、もう少しゆっくり散策したいエリアでした。

@ふると

 

 


ひとりっぷ #2

2024-02-13 10:01:19 | 日記・エッセイ・コラム

目的のもう一つの建物、聴竹居は、地図上で京都から大阪へ向かった、京都駅の左下の辺り。

サントリーで有名な山崎にあります。

かつて、天王山の戦いがあったところとしても知られている場所。

さて、聴竹居。

残念ながら、撮ってきた写真は個人観賞のお約束のため公開不可。

興味のある方はHPをご覧ください。

十数年前にその存在を知ったのですが、当時は見学会が不定期開催でした。

その後、通年見学できるようになったのだけど、

大がかりな修復工事があったり、コロナがあったり。

そんな訳で、行けるときに行かなくちゃと思っていた矢先、

月一の特別見学日とおとなの休日倶楽部の割引期間が重なっていることを知り、

行かない理由がない!ってことで、決行しました。

 

聴竹居は、藤井厚二と言う建築家が設計した自邸で、環境に配慮した作りになっていることで知られています。

夏の暑さを凌ぐために、床下から涼しい風を取り入れる工夫がなされています。

ガイドさんによると、昭和3年と現在とでは、かなり気候が違うだろうと。

温暖化の進んだ現代の猛暑では、あまり効果が無いそうです。笑

とは言え、至る所に設えられたちょっとした気遣いや工夫の納まり、デザイン、とにかく天晴!

使われている材料も、いちいちため息が出る代物でした。

例えば、赤松の竿縁、竹や杉の網代張り、照明器具、仏壇の設え、傘立の配慮、台所の造作。

一緒の見学者の方たちと、写真を撮りながら、「きりがないね」と。

話によると、ご実家が相当な事業をされていたらしく、聴竹居は3軒目(あれ4軒目だったか?)なんだとか。

財と才に恵まれてたってことなんですね。

こちらでも、最もいい時期は紅葉の頃とのお話でした。

ガイドさんや他の参加者の方と近くにある、利休作の国宝、妙喜庵・待庵の話になりまして、

「同時に見学できたらいいのにね」と。

私は学生の頃に行ったのですが、もう忘却の彼方で、覚えているのが蚊に刺されたこと!

そんなおしゃべりもしてきました。

山崎にはサントリーの工場もあるので、ついでにと思いましたが、予約いっぱいでした。

因みに、こちらはかなり人気であっという間に予約が埋まるそう。

そして、工場見学で飲むことができる「山崎」は絶品らしい。

と言うわけで、またまた、いつかまた、行けるといいなあ!

@ふると


ひとりっぷ #1

2024-02-12 10:20:21 | 日記・エッセイ・コラム

2週間ほど過ぎてしまいましたが、先月末、京都へ行ってきました。

新幹線で東京乗継、待ち合わせがおよそ30分で、トータル5時間20分。

遠いと言えば遠い。

けれど、ワクワクしていると気にならない物です。

今回の目的は、2つの建物見学。

一つ目は、江戸時代に造営された【桂離宮】

二つ目は、昭和3年に建築された【聴竹巨】

どちらも重要文化財。

 

まずは、桂離宮から。

桂離宮には、ちょっとした思い入れがありまして、その話から。

大学3年の夏休み、京都・奈良建築史野外演習なるものがあったのですが、

その時の抽選でハズレてしまい、なんと三十数年を経てのリベンジでした。

現在は通年見学できますが、当時は8月末の10日間だったか期間が決まっていて、抽選でした。

今はネットで申し込みができるし、すぐに結果が分かるので、漏れてもまたトライできる。

何なら、空きがあれば、現地で当日受付もやってました。

 

さて、建物内には入ることはできず、約1時間かけて説明を聞きながら、敷地内を歩くスタイル。

それでも、八条宮家の抜群のセンスのよさを直に見ることができて、大満足。

八条宮家が三代に渡って造営した桂離宮。

建物にはかなり趣向が凝らされていると、本で読みました。

中々の拘りのようです。

そして、庭の造りにも色々な意味があるらしい。

本当は、苔生す頃や紅葉の頃がよかったのでしょうけど、

それでも、風もなく穏やかな快晴の日で、まあ恵まれていたのかな。

いちばんいい時期は、紅葉が美しい、12月初めだそう。

また行けるといいなあ。

@ふると

 

 


ノートパソコン

2024-02-07 15:57:11 | 日記・エッセイ・コラム

先週木曜日の深夜。

ノートパソコンのデータの整理をしている最中のこと。

ちょっと手元が狂って、キーボードに水をぶちまけてしまうと言う失態。汗

電源が入らなくなりました。

基本的には外出先での作業用なので、毎日使っているデスクトップと違い、

使用頻度が少なくて、10年使ってきたのですが、まだまだいけそうだったんです。トホホ・・・。

幸いというか、動産保険を掛けていて、保険の手続きをしてもらうことに。

パソコン屋さんに持ち込みして、修理ができるか、できないか、判断してもらうよう指示がありました。

結果、10年も経過しているので、既に修理対象外なんだそう。

そんな訳で、保険処理して頂ける模様。

 

頻度は少ない物の、やはりノートパソコンは必要。

診断書を書いてもらったパソコン屋さんに、手ごろな物もあったんですけどね。

今時、流行りの2in1って言う、タブレットにもなる奴が欲しくって、

週末に量販店にも行って、物色してきました。

うーん、高いっ!!

ネット検索をすると、かなり格安な物もあるのだけど、

仕事用なので、やはりスペックがいい物に目が言っちゃう。

保険が下りてくるとは言え、清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要です。

typeCのハブとか、買いそろえないといけないしな~。

あぁ、悩ましい。

@ふると


敏感肌

2024-01-18 14:45:45 | 日記・エッセイ・コラム

子供のころから、肌が過敏で、皮膚科との縁が切れない。

たぶん、内科に行くより、皮膚科に通う方が絶対多い。

ここ数年、冬になると肌荒れが酷くなってきた。

皮膚科へ行くと、「接触性のかぶれ」との診断。

「いつもと違う物、使いませんでしたか?」と。

私は、旅行に行く時、化粧品はもちろん、石鹸からシャンプー、トリートメントと全部持って行く。

宿泊先の備え付けの物を使ってしまうと、かぶれたり、痒みが出るから。

そのくらい気を付けているから、あり得ないのだ。

で、なんとなく気付いたことが、この時季、乾燥するのだ。

乾燥しちゃって、肌の状態が変わっちゃって、いつも使っている物にも過敏になるのでは…?

そんなことを思い始めてから、保湿できるなにかを探し、

買ってみても合わないことが多いから、彷徨状態。

そんな中、ちょっといいものを見つけた。

エバメールゲルクリーム

年末からこっち、悩ましい状況が改善された。

当面は安心かな。

@ふると

 


もう一度逢いたい

2024-01-10 14:32:30 | 日記・エッセイ・コラム

八代亜紀さんが亡くなられた。

膠原病で、歩くのもままならないとネットニュースを読んだのは、昨年夏だったろうか。

昨夜、速報が流れて、母と「えっ!」と驚いて、

外出から戻った父に伝えたところ、「会いたかったなあ~」って。

「はっ、どんな仲?」と、発言にびっくりしたのだけど、

そう言ってしまうほど、身近だったのだろう。

タイトルの曲は、たまにカラオケで歌っちゃう、八代ナンバー。

あんな風に潔く、そして、しっとりとは歌えないけど、歌いやすい曲だったんだよね。

ご本人は病に倒れて、悔しい思いをされただろうと思うけれど、

歌だけでなく、絵画での才能も発揮されて、充実した人生を生き抜いかれたイメージがある。

私も一度逢ってみたかった。

@ふると


油断なく、ご安全に

2024-01-04 12:28:22 | 日記・エッセイ・コラム

元旦夕方の能登地震、被災された方にお見舞い申し上げます。

信じられない光景が映し出されて、心を痛めるばかり。

 

不謹慎かもしれませんが。

12月に18度とか北国ではありえない気温だったり。

それから10日もしないうちに、マイナス5度まで下がったり。

はたまた、ビックリするような雪が降ったり。

大晦日から元旦にも気温が上がって、こんな気象状況だと大きな地震がありそうな気がしてはいたのですが、

目を覆ってしまう光景が映し出され、辛い年明けになってしまいました。

 

昨年、長野へ旅した時に再会した友人が、新潟出身なのでお見舞いのメールをしたところ、

年末にお父様が急逝され、お母様がお一人だったとのこと。

長野でもかなりの揺れだった事。

これからご実家へ向かうけど、JRがいち早く復旧され、助かったとのこと。

大丈夫と書かれていましたが、大変な中でお返事を頂きました。

何かと思っても、何もできない歯がゆさ。

そんな中、アナウンサーの有働さんが、

何かしらの形で支援ができる様になるから、その為にも経済を回してと仰っていた。

 

両親と猫二匹、万が一の時でも凌げる準備が必要だと改めて痛感しています。

皆様も油断なく、ご安全に。

@ふると


2023 〆

2023-12-29 01:28:35 | 日記・エッセイ・コラム

2023年振り返り。

充実した一年であったことは間違いない!

2月には、吉川の武道館ライブに行き。(これはほぼ勢いでした)

6月には、諏訪大社、四社参りが叶い、併せて建物の見学ができました。

8月は、友人たちと竿燈祭りに行き、この時も国際大の図書館を見学できました。

10月は、建築士会全国大会で自己研修。そして、大学時代の友人と31年ぶりの再会を果たしました。

いつか、そのうちにと思っていたこと3つも叶いました。

仕事は、ちょっと残念なこともあったけれど、それ以上に良いお仕事にも恵まれました。

 

もう、ぼちぼち年も年だし、いつかじゃなくて、叶えて行こうと思います。

と言うわけで、年明けもちょっと企てていることがあります。

その為にも、仕事も頑張ります。

2~3日留守にするときに、お世話お願いしなくちゃなので、両親の健康も願い。笑

@ふると


静岡グルメ #1

2023-12-09 18:04:00 | 日記・エッセイ・コラム

静岡では、美味しい物もたくさんいただいてきました。

中でも、心鷲づかみされたのが、「黒はんぺん」

たぶんなのですが、ちょっと話題になった【じゃこてん】を揚げる前のものって感じかな。

初日、友人との宴でフライを頂き、翌日は日本酒酒場であぶり、更に静岡おでん。

自宅へのお土産も黒はんぺんだったし、なんならこれからお取り寄せしたいとも思っています。笑

 

ここから、二日目。

お腹いっぱいなのに、諦めきれず、浜松餃子も食してきました。

食べ過ぎました。

@ふると


こわい、こわい

2023-11-17 13:52:17 | 日記・エッセイ・コラム

打合せが済んで、スーパーで買い物をして、あとは帰るだけ。

車のエンジンをかけたところで、何気なく右耳に触って、

「あれ、イヤリングがない。落としてきた!?」と。

左にはついている。

車の中には無いし、現場か、スーパーか。

どちらにしても、あんなちっこいの、見つからないよな~。

知人の陶芸作家さんの作品で、カボションパーツが焼き物の、一点もの。

手頃なお値段の物ではあるけど、ガッカリ。

戻りの運転中も、なんだか気もそぞろ。

 

家に戻り、買い物してきたものを冷蔵庫にしまって、その後トイレに入って。

「へっ!!」

ペーパー収納ボックスの上に、落としてきたはずのイヤリングがポツン。

 

出掛ける前にトイレに入って、無意識に外して、何故かそこに置いたのだね。汗

未だかつて、トイレでイヤリングを外したこともないし、

もちろんそこに、置いたことだってない。

見つかってよかったけれど、こわい、こわい。

私、怖い。笑

@ふると


飛蚊症

2023-10-24 14:42:59 | 日記・エッセイ・コラム

先月のことです。

蚊が飛んでる…、と思ったら、飛んでないし。

そんなことが二度三度続き、あれっと思ったら、左目の隅に何かいるんですね。笑

そうか、これが飛蚊症ってやつやね~と。

検索すると、大きな病気が潜んでいることもあるので、検査を受けた方がいいと。

そんな訳で、眼科へ。

単なる老化の現象のもよう。

で、先生からの説明では、眼球の中のゴミのようなものが見えてしまう事。

慣れるしかないと。

それより、若干白内障の兆しがあるとのこと。

これも、老化現象。

がっかりするな~。笑

でも、同世代の友人・知人に聞くと、「飛蚊症はかなり前から」とか、「私は緑内障」とか。

みんな言わないだけなのね。

取りあえずは、飛蚊症に慣れなくては。

@ふると