先日、NHKのニュースでシンプルなデザインの分譲一戸建て住宅が、
売り上げを伸ばしていると言う特集が放送されていました。
映っていた分譲団地は形や向きが異なる建物が数軒か建てられていて、
外壁や屋根は仕上げが同じで景色にも一体感。
内外装共に『白』を基調とした色合いで、今どきな感じのスッキリとした統一感。
設備的も外構も必要最低限のシンプルさとの事。
専門的なものではなかったので、面積や間取りまでは出ませんでしたけど、
おそらく敷地は40~50坪弱、住宅は総二階の30坪前後と言ったボリュームで、
引き戸で開け放ったり、閉じたり、臨機応変に対応できるプランの様子。
土地つきで3000万円前後・・・、売れているのだそうです。
貸家住まいの方が、後学の為にと足を運んだ展示会で、
家賃程度の支払いで、自分の家が手に入ると聞き、即決した話も聞いたことがあります。
現物を見ると動いてしまう心理状態も理解できますね。
法的には『瑕疵担保保険』の義務化もあり、安心して購入できると思いますが、
購入前には地盤の状態と工事の経過をしっかり確認しておきたいところです。
見ても分からないという方も多いでしょうが、データや図面、写真などの資料は、
立ち会っていないからこそ見せてもらう必要があるように思います。
今住める場というだけでなく、増改築にも対応できるかどうか、
確認しておきたいところです。
経年変化は確実に発生します。また、物置を別棟で建てたくなるかも。
買うでも、建てるでも、確認しておきたいことはきっと違わないはず。
来年、再来年あたりにはテレビに映っていたような住宅が八戸でも流行るのだろうな~。
ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/