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女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

狭小地の住宅

2015-06-17 16:45:15 | 住まい



本日完了検査を受けた物件。

私が今まで設計した住宅の中で、

最も狭小地ではなかったかと・・・、おそらく。

限られた敷地を有効に活用するために、

可能な限り小屋裏収納スペースを設けております。

角地で建ぺい率も1割増しにできたことがラッキーでしたね。

面積的には、本当にコンパクトなのですが、

小屋裏収納の分、のっぽさんになりまして、結果、大きく見える。

設計上は法的な採光確保と

小屋裏収納が絡んでくる耐力壁計算、

敷地分筆に絡む残地の法的検討など、ひと手間かかりましたが、

けんせつ小町的には、こうした諸々をクリアするのが楽しかったりします♪

けれど、施工業者さんには、ご苦労かけました。

足場もようやっと掛けられるような、配置計画。

オーナー様には、待ちに待った、新居の完成。

毎日、気持ちよく健やかに過ごされますように。

こちらの物件は、「住宅取得資金に係る贈与税の非課税措置」の手続き物件。

省エネ4等級ですので、エコポイントも。

申請年度によって、非課税になる金額が異なります。

興味のある方は、リンク先をご覧くださいませ。

@ふると


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リフォーム工事のご相談など

2015-06-14 18:21:55 | 住まい
ここの所、リフォームや増築を伴った改修工事などのご相談が続いております。

リフォームなど改修工事だと、

簡単にできると思っておられる方が多いようですが、

増築工事が伴う場合は、建築確認申請が必要になります。

ケースバイケースではありますが、

事前に調査する事項があり、新築工事よりもひと手間かかります。

増築を伴わず、申請手続きが不要な場合でも、

法令に適合する計画が大原則です。

それより、気持ち的に大事なことは、

暮らしの変化によって、必要があってのご相談だと思います。

様々な角度から検討して、

ご要望を叶えるためのアイデアを提案したいと思います。

暮らしながらのリフォームですと、温かい季節に行いたいところです。

そんなことも考慮して頂いて、

スケジュールには余裕を持って、早めにご相談頂けると助かります。

@ふると

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窓交換リフォーム

2013-02-21 17:14:31 | 住まい

またしても、2週間もブログをサボってしまいました・・・(><)

さて、先週のことになりますが、

年末からご相談のあった、窓サッシを交換するリフォームを行ないました。

交換したい理由は、引き違いサッシのレールのお掃除が大変とのこと。

和室の大きなもの、洋室の一般的なサイズ、水周りの小さなもの、

そして何故か時々障子が外れてしまうと言う玄関引き戸。

今回のリフォームはカバー工法と言う画期的な方法で、短時間の施工で完了。

従来は外壁を欠き込んで、サッシを取り付ける方法が一般的で、

外装にも内装にも手をかけなくてはなりませんでしたので、関わる職人が多種に渡りました。

けれど、カバー工法は元のサッシ枠を利用して

その内側に新しいサッシを取り付けるので、一業種で完結。

カバー工法はサッシと取付費の値段だけを見ると高く感じますが、

従来の工法で全ての工種を積み上げたのとほぼ同じ金額です。

窓はちょっと小さくなりますが、納得の仕上がりでした。

今回のお客様、とっても喜んで頂くことが出来ました。

事情があって、激寒の中での作業になりました。

寒い中、作業をしてくれた職人さんたちに感謝。

「ありがとうございました」

ビフォー&アフターの写真を紹介します。

Before

Before01_2

After

After01 

Before

Before

After

After_4   

レールのお掃除が大変との事でしたので、

引き違い窓を開き窓とFIX窓の連窓、または、ヨコスベリ出し窓に交換しました。

もちろん、引き違いも可能です。

念のため・・・ですが、レールのお掃除は楽になりますが、

ガラス面のお掃除はちょっと大変になるかもしれません。

断熱化工事は断熱材と一緒にやらないと格段の効果は期待できないかもしれませんが、

一枚ガラスの古いタイプのアルミサッシなら違いを実感できると思います。

興味のある方はHPのお問合せからご連絡くださいね。

ふるとちかこ建築設計室 http://www.furutochikako-archi.jp/

@ふると

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それぞれの暮らし方

2013-01-10 00:19:16 | 住まい

本日はリフォーム計画中のクライアントと午前中打合せをして、

ランチをご一緒してから、キッチンメーカー・ショールームを見学してきました。

昨シーズン見たのから、また進化していて、ちょっとビックリしていました。

さて、新築でもリフォームでも、打合せをしていると、

暮らし方や住まい方がほんの少しずつだけど、でも、結構違いがあったりします。

些細な事であっても、設計を進めるヒントが隠れている事が結構あります。

設備機器のメーカーさんは知恵を絞って、様々な工夫をされていますが、

どの組み合わせがご自分にあっているかと言う事も、

「こんなふうに使いたい・・・」とお話して頂く事で、より理想に近いものになると思います。

私自身の生活とは、結構違う事もあるのですが、お話をして頂いて宿題を出して頂くと、

中々悩ましい事もあるけれど、かなりワクワクしながら作業をしています。

そんな感じで、現在進行中のこの物件、もうひと息のところまできました。

@ふると

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講習会

2012-03-30 17:48:19 | 住まい

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講師を仰せつかっていた講習会、無事に終わりました~ww

『青森県木造住宅耐震化マニュアル』

このマニュアルは、一般の方に住宅の耐震の重要性を解説しているものですが、

昨日の講習会の参加者は建築実務に携わっている方ばかり!!

とっても緊張してしまいました。

そんな訳で、心身ともに落ち着いた本日です。

・・・こんなに隅々までテキストを読んだのは、久しぶりの事でしたわ~汗

耐震化のためだけだと取り組みにくいけれど、

必要のあるリフォーム工事と一緒に部分的にでも耐震性を高めることを促す内容になっています。

読んでみたい方は、県や市町村の建築課の窓口に置かれることになると思いますので、

問い合わせてみてください。

さてさて、私が解説した内容は「住宅リフォーム促進支援事業」の補助金の対象にもなっています。

もちろん条件はありますが、リフォームをお考えの方にはお薦めです。

興味がある方は、HPからでもお気軽にお問合せくださいね。

http://www.furutochikako-archi.jp/

@ふると

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水周りの展示会

2011-09-12 09:01:15 | 住まい

『おいしいおそばがありますから~♪』・・・幾久屋のmikiさんからの誘いの電話につられて、

山一商会さんで開催されていた展示会へ。

小林聡美さんが踊ってるCMの某メーカーさんの商品も展示されていると言う・・・。

(某メーカー、ショールームが八戸からなくなってしまった・・・)

ユニットバスのほかリ床、感触がやわらかい。

洋風便器、節水仕様はもちろんだけど、ウォシュレット・ノズルを自動洗浄してくれる優れもの。

システムキッチン、洗面台などなど、体感しないと分からない物があれこれ。

でも実は、魅力を感じたのは、水栓(・・・蛇口とか)のたぐい。

台所、お風呂の水栓って、交換するって感覚があまりないモノですが、

節水型はもちろん、優しい設計になっている!!!

システムキッチンとセットなのだそうですが、単体で販売されたらすぐに交換したい『水ホウキ水栓』。

水だけ使いたくっても給湯器のスイッチが入っちゃう事を解消できる、エコ水栓。

節水も嬉しいけど感触がやわらかい、エアインシャワーとか。

けれど、ほんの数分で、乙女心をわしづかみにされてしまうほどに劇的。http://www.toto.co.jp/campaign/fair2011summer/

水栓、すごいです。

あ、いけない・・・、mikiさんの会社で展示していたのは、これ。

http://www.madoshop.jp/products/smart_cover/about.html

シングル硝子のサッシから、ペア硝子サッシに交換するのって、

外壁の工事も発生していたけど、それが不要になった画期的な商品。

エコリフォームも色々な探り方があります。

@ふると

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分譲一戸建て住宅

2010-04-30 10:52:13 | 住まい

先日、NHKのニュースでシンプルなデザインの分譲一戸建て住宅が、

売り上げを伸ばしていると言う特集が放送されていました。

映っていた分譲団地は形や向きが異なる建物が数軒か建てられていて、

外壁や屋根は仕上げが同じで景色にも一体感。

内外装共に『白』を基調とした色合いで、今どきな感じのスッキリとした統一感。

設備的も外構も必要最低限のシンプルさとの事。

専門的なものではなかったので、面積や間取りまでは出ませんでしたけど、

おそらく敷地は40~50坪弱、住宅は総二階の30坪前後と言ったボリュームで、

引き戸で開け放ったり、閉じたり、臨機応変に対応できるプランの様子。

土地つきで3000万円前後・・・、売れているのだそうです。

貸家住まいの方が、後学の為にと足を運んだ展示会で、

家賃程度の支払いで、自分の家が手に入ると聞き、即決した話も聞いたことがあります。

現物を見ると動いてしまう心理状態も理解できますね。

法的には『瑕疵担保保険』の義務化もあり、安心して購入できると思いますが、

購入前には地盤の状態と工事の経過をしっかり確認しておきたいところです。

見ても分からないという方も多いでしょうが、データや図面、写真などの資料は、

立ち会っていないからこそ見せてもらう必要があるように思います。

今住める場というだけでなく、増改築にも対応できるかどうか、

確認しておきたいところです。

経年変化は確実に発生します。また、物置を別棟で建てたくなるかも。

買うでも、建てるでも、確認しておきたいことはきっと違わないはず。

来年、再来年あたりにはテレビに映っていたような住宅が八戸でも流行るのだろうな~。

ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/

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住宅エコポイント

2010-04-17 14:56:16 | 住まい

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昨日は、建築士会三八支部主催の講習会でした。

話題の(?) 『住宅エコポイント』がメインで、ビックリするほど多数の参加者でした。

いきなり決まって、いきなりスタートした制度。

受付が始まって1ヶ月経ちますが、問い合わせがあっても、

皆さん(私も)不明なところが多かったのだろうと思います。

新築一戸建て住宅の場合、省エネルギー基準をクリアしていると、

30万円相当のポイントが発行されます。

また、リフォーム工事の場合も決まり事があり、

クリアした内容によってポイントが発行されることになっています。

現実的な話としてはもらうポイント以上の費用を要す工事をすることになりますが、

長い目で考えた時には燃料費が確実に抑えられるはずなので、

懐が許すならば期間内に着工して、ポイントを頂いた方がもちろんお得です。

しかし、家電製品を買うようにはいかないですよね・・・。

そして、写真の右側の青い資料は『青森型県産材エコポイント』 。

新築・リフォームで県産材を規定量以上を使用するとポイントが発行されるそうです。

こちらは現金ではなく、交換できる商品となるそう。

何れもご検討中の方は、期間が定められていますので、

早めに行動を進められた方がよろしいようです。

どうぞ、遠慮なくお問い合わせください。

ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/

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無垢材フローリングを使う

2010-04-05 19:25:41 | 住まい

10年前後前くらいからか、無垢材の良さが見直されて来たように思います。

住宅雑誌にもたくさん掲載されて、憧れて使う方も多くなってきたと思います。

現在、監理をさせて頂いている住宅では、パイン材を使っています。

先日、現場へ行った時、大工さんが『目違いが出るので、調子が悪い』と。

フローリングの継ぎ目で微妙な、1ミリにもならないくらいの高さの違いが生じるので、

施工がしづらいということで、若干ボヤキ気味。

建材のフロア材を使い慣れてしまうと、こうした言葉がつい出てしまうと思いますが、

目違いが生じてしまうのは、無垢材だからこそ、むしろ当たり前のこと。

梅雨時の湿度や暖房による乾燥によっても状態は変化するはずです。

無垢材を使うよさは、何よりもその風合いとか肌触りだと思います。

また、立ち通しでも疲れにくかったり、素足で無いと分からないけど温かみが感じられます。

そして大事なことは特性があることを充分理解しておくことです。

状況しだいで動きがあること、傷がつき易いこと、

色が変わること、手入れが必要なこと。

人によっては味わいのある色に変化と言われることも、

他の人では色が変わって汚くなってきたとか。

ナラやカエデのような堅いものと杉やパインのように柔らかいもの、

材種によっても特徴は随分異なります。

無垢材フローリングは完成当初を雑誌で見て憧れても、

経年変化を楽しんで付き合っていけるか、検討を要するポイントになってきます。

ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/

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吉日

2010-03-14 19:05:55 | 住まい

Koyomi

住宅会社さんから頂いたカレンダーを何気なく見ていたら、

今月は日曜日と祝日が『建築吉日』となっていました。

こう言う日に、地鎮祭とか上棟式を行うのがよいとされるのが『建築吉日』です。

多くの方は、『六曜』の大安・友引・先勝を選ばれていると思いますが、

このカレンダーは更に『十二直』の中から良いとされる日を吉日にしています。

私の経験したお客様の中には、『二十八宿』に重きを置く方もあり

全く気にしない・・・と言う方もあり、

中には、盆と彼岸の月の着工はダメと言う方もいらしたことがあり、考え方は様々。

これは極端な話のようですが、その方にとっては大事なことなのだと思います。

何れにしても気持ちの問題と言ってしまえばそれまでのことですが、

大事にしたい風習だと思います。

例えば、お勤めの都合やお子様の行事などで

地鎮祭や上棟式が六曜での吉日に当たらなくても、

暦注で見ると全てが凶日という日は中々無いと思うので、

どれかを採用したことにするのも一つの手。

ついでに言うと、全てが良い日というのも難しいと思うので、

重きを置くのはどれか一つに絞らないと、大変なことになりますのでご注意を。

参考までにウィキペディア 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%A6%E6%B3%A8

ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/

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収納スペース

2010-03-05 12:09:27 | 住まい

昨日、収納のことに触れたついでに、思い出したこと。

随分前に読んだ本の中に、

『住宅の収納スペースは延床面積の6分の1が目安』と書かれていました。

根拠は不明ですが、経験上、意外と遠くない数字じゃないかな・・・と。

6帖間に1間巾の押入れが一つとイメージとすれば、

ご夫婦の寝室や子供部屋、和室などはクリアできているはずですけど、

住宅全体の面積の6分の1となるとどうでしょう?

玄関、廊下、お風呂、WC、洗面所、そして、リビング。

延床面積全体で考えると、充分でない住宅が多いかも。

だからでしょうか、新築でもリフォームでも計画の段階で、

『収納スペースをたくさん確保して』と言う要望が多いこと。

割合は別として、理想としては個室の収納スペースの他に、

各フロアに2帖程度の納戸を設けるとかなりスッキリ暮らせるかと思います。

とは言いつつ・・・、そういうスペースもドンドン突っ込んでと中々片付けられない、

悪循環もあるので要注意です。(←これは、私のことです

片付け方は人それぞれ個性があるし、持っているものも違います。

大事なことは、それをきちんと見極めて、計画していくことだと思います。

ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/

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片付けましたか?

2010-03-04 14:07:42 | 住まい

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昨日は雛祭りでした。

事務所に立春の日に飾ったお雛様、私も一応本日片付けました。

このお人形は陶器製で、数年前に民芸品店の前を通った時に、

一目ぼれして事務所用にと購入した物。

ちょっと首をかしげて、目と目を合わせている感じがかわいいでしょ。

高さ10センチ程のこの小さなお雛様なら楽チンですが、

七段、八段飾りの物になると、出すのも片付けるのも大変ですし、

その収納スペースも馬鹿になりません。

さて、我が家の物は七段飾り、天袋に収納してあります。

一年に一度のことなのですが、出す時・しまう時ちょっと難儀します。

出番の少ないものでも、その物を収納しておく場所をきちんと確保したいところ。

新築・リフォームの時には、普段使いの物だけでなく、季節ごとに登場するもの、

思い出の品などもリストアップして収納スペースを確保したいもの。

特に、お雛様のように飾る・しまうのタイミングに作法があり、嵩張るものは、

億劫にならない場所を考えておきたいものです。

ふるとちかこ建築設計室http://www.c-fulltone.e-arc.jp/

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