ぶーすかの海

ほとんど釣れない磯釣り日誌

コーヒーの実

2009-11-04 22:14:36 | その他
何年か前小さなコーヒーの木の鉢植えを買い
部屋で観賞用に置いていたのですが
あまりにも成長が良くないので
姉のところに預けたものがありました。
姉は田舎の病院の売店に勤めていて
病院は年中温かいので南の植物にとっては
いい環境のようです。

先日姉のところへ行くと
「コーヒーの木に実がなったので収穫した」と
実と身を取り除いた豆を見せてくれました。
赤い実は果肉は少ないもののあまいとのことで
一ついただきました。

確かに甘いけれどあっという間になくなるほど
少ない果肉でした(皮はちょっと硬い・・・)
まだ身が熟していないものがあるようで全部収穫していないとのことで
全部取ったら焙煎してコーヒー豆が出来上がります

果肉を取ったコーヒー豆は焙煎して挽いたら
コーヒー豆用のスプーンに5~6杯程度になりそうとのこと
我が家にもコーヒー豆を少し分けてもらえそうです。
自家製の自家焙煎珈琲を今から楽しみにしています。

コーヒー豆です。

実を取った後のコーヒー豆です。
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2001夜物語

2009-11-03 21:25:24 | 
しばらくぶりにビデオ屋さんを覗いたら、CGアニメ「TO」というタイトルが
目にとまりました。
パッケージを手に取り説明書きを読んでいると、
なんと原作が星野之宣さんの「2001夜物語」とあり
借りてきて見ることにしました。

「2001夜物語」はもう25年も前のマンガですが
その世界は壮大な宇宙叙事詩というようなものです。
星野之宣さんのことについては、いずれ書きますが
私の好きな漫画家の一人です。
以前OVA(オリジナルビデオアニメーション)にもなっていますが
それはこんなものかというものでした。

今回の「TO」については、13話と15話の短編がアニメになっており
原作に忠実で素晴らしいものでした。
また、出てくる宇宙船のデザインも原作どおりなのには
びっくりしました。
最後主人公が少年時代に打ち上げられる宇宙船だけは
映像ではスペースシャトルのようなブースターをつけて
打ち上げられるように変わっていましたが
逆に原作よりリアルで良かったです。
      原作と同じシーンがありました。
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僕のメジャースプーン

2009-11-01 07:57:14 | 
最近、通勤の地下鉄の中と昼休みに本を読んでいます。
好きな作家中心にどうしても偏ってしまうので
今まで読んだことのない人の小説を読もうと
本屋さんに行った時にはいろいろと探しまくるのですが、
時代ものはちょっと苦手だし、推理物もなんか気おくれします
そんな中で今回【辻村深月】さんの『僕のメジャースプーン』という
小説を読みました。
作者は1980年生まれということで20代の方です。
はたして・・・・
面白いです。

物語は、学校で飼っていたウサギが何者かに殺されてしまい
そのショックで心を閉ざしてしまった女の子のために
主人公が立ち向かうというもの。
ウサギをを殺すという事件のきっかけで
別のことを思い出しました。

両親が結婚して間もなく
芦別の山の中で暮らしていた頃
父がウサギを持って帰ってきたそうです。
「今日ウサギ獲れたから食べよう」と言ったそうです
母は「こんなかわいいウサギを食べるなんて、食べるんだったら
家には入れない」と拒んだそうです。
結局母の拒絶にあい、ウサギは食べずに終わったようです
母の話はそこでお終いでいしたが
そのとき父はどういう気持ちだったのか
父にとってはウサギは食材で
母にとっては愛玩動物以外にはなり得なかったのでしょう。
父は樺太出身で海軍で戦争経験もあり
母も戦争体験あるものの、札幌育ちということによるのかなと
想像できます。
いろんなことを考えさせられる本でした
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