先日、何気なくネットで「海底二万里」の映画の記事を探していたら、
なんとその続編めいた話があることがわかった。
ジュール・ヴェルヌの小説「海底二万里」をモチーフにその後を
描いた『ノーチラス号の冒険』という小説である。
作者はヴォルフガンク・ホールバインというドイツの作家で、
ドイツ語圏でもっとも人気のある作家とのことである。
ヴェルヌは子供の頃大好きな作家で、有名な話では
「80日間世界一周」や「十五少年漂流記」などがある。
子供向けの小説と覚悟して読み始めたが、なんとけっこう楽しく
読んでしまった。
潜水艦ノーチラス号が出てきて、アトランティス文明が絡んで
主人公は15歳の少年とまるでマンガの話であるが子供の頃読んだ
SF小説と同じニオイを感じさせてくれる小説である。
全12巻のうちの第1巻を読んだだけであるが、しばらく楽しめそう。