オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

4月のオベロン会例会

2010-04-19 | てこな姫
 厳しかった今年の花冷えも、
 このあたりで、ようやく終わりを迎えるのでしょうか。

 やっと、春らしい気温が戻ってきました。


 こんなに春の陽気がありがたい年も珍しいのではないでしょうか。

 一方、アイスランドでの火山噴火は
 終熄の気配を見せません。

 下手をすると、
 空一面、火山灰が覆ってしまうことにもなりかねません。

 太陽が恋しくて仕方ない北ヨーロッパのみなさんには、
 なんとも、恨めしく、
 不安この上ない天変地異なのではないでしょうか。


 さて、そんな自然界の騒動を尻目に、
 オベロン会は、今週土曜日に4月の例会を開催します。


 今月の発表は、土岐恒二さんです。

 
 オベロン会では、
 本当に本当に、久しぶりのご発表となります。

 
 発表は、
 ウォルター・ペイターの『ガストン・ド・ラトゥール』についてです。


 ちょうど2年前、
 『ウォルター・ペイター全集』の第3巻が刊行され、
 そこに、土岐訳の『ガストン・ド・ラトゥール』が収録されました。


 『享楽主義者マリウス』の一種の続編として構想されながら、
 未完に終わった、ペイターの遺作です。

 16世紀フランスを舞台にした、
 観照の人ガストンの物語。


 いったいどんな発表になるのか 
 とっても、
 楽しみです!!


 4月24日(土)午後2時から。
 場所はいつもの、国際文化会館です。  
 

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