大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

海チーム 2日目は カヤック!風呂!シュノーケル!

2009-08-07 23:06:30 | 09夏
昨晩は焚き火で大いに盛り上がりました!

たかちゃんが拾ってきたホタテの貝をうちわがわりに炊いたご飯は
最高においしく、勢いをつけた子どもたちは
その後もマシュマロ焼などで大いに盛り上がり
楽しい夜となりました。

そして、今日は最高の海日和のお天気になりました。
低学年と高学年で組んだバディと一緒にシーカヤックに乗り込み、
海へこぎだしました。
途中、カヤックから磯におりて、飛び込みもしました。
どんどんと飛び込むみんなの笑顔が印象的でした。



ちょっと、休憩して次にシュノーケル。
その休憩で、お風呂に入りました。
あたたかいお湯がじわーっと身にしみました。
こんなにお湯が気持ちいいものかと実感。
なかなか出られなかった・・・



1泊2日、海チームのテーマは「思いっきり遊ぶ!」でした。

学校に帰り着き、車を降りた子どもたちの顔は
つかれた~ねむい~という感じでしたが、
各グループからの子どもプラン報告会では、
あんなこともあった、こんなこともやった!と
とてもいい表情をしていました。



海チームで流行った「トゥットゥル~」のポーズ

TTマダムの観察 2

2009-08-07 06:04:32 | 09夏
TTマダムは看護師の患者さん観察スキルアップを指導する人なので、観察力の高い人です。今回、スタッフの子どもへのかかわり合い方に助言してもらっています。

さてわ彼女が見た子どもが欲しているもののふたつ目は、映像。

寿都温泉に入浴後、テレビの前に子ども達が群がっていたのですが、見ていたのは、NHKの昼間の情報番組。普段だったら見るとは思えない内容ですが、見入っていたそうです。

長万部温泉を選択するかを考える時も、「テレビはある?」

何の番組が見たいかではなくて、テレビに映っているただ画像が見たいようなのです。

ビルのような大きな建物に囲まれていない、大きな空と緑の中での生活。テレビもゲームも使えない、CDも聞けない毎日ですが、彼らはかといって暇を持て余しているわけではありません。
身体を持って「生身」の体験をどっぷりとしています。

たかぎぃ

TTマダムの観察 1

2009-08-07 05:06:32 | 09夏
TTマダムの観察によると、こども達が渇望しているものがふたつあるそうです。

その1 お菓子

今回は初めてお菓子の持ち込みを禁止しました。これまでは、お菓子は良し悪しはあれコミュニケーションの道具という位置づけをしていました。お菓子を分け合うことをよくする子がいれば、そうでない子、お菓子で人柄がけっこうわかりますし、お菓子を介在していろいろなコミュニケーションが誘発されます。取った盗られた食われた事件が起きます。事件は解決しないことの方が多いですが、お互いの「関わりあい」について考える機会が生まれます。

お菓子は、こういった人間関係性をあぶりだす役割を果たしていました。しかし、食事の一時間前には食べてはいけないとのルールはあっても、基本自己管理なので隠れて食べていたことでしょう。食事の面からはいいとは言えません。

今年は、食育を優先と言っては大げさですが、お菓子は運営側でコントロールしています。その代わりにキッチンスタッフ手作りお菓子やデザートが出ます。また、休養日にはお菓子づくりの講習会も開催されます。

ただし、温泉へ行くときは、お小遣いが使えます。ですから、こんな会話がおこります。

「太平洋側行くからさ、違う温泉あるらしいよ」と活動フィールド内に温泉がいろいろあることを伝える。
「どんな?」と 子ども達が反応
「長万部温泉ってのがあるなあ。いいらしいぞ」
「いいって?」
「ひなびてると言うんだけどね。お湯がいい!」と誘導・・・しかし、子どもの興味、判断基準は、
「売店ある?」

そりゃあ、重要だよなあ!