リトル・ミス・サンシャイン

渋谷で何か面白い映画やってないかなと検索。
先月観たかった『ルチャリブレ』は当然終了。でも同時期にやってた『フラガール』はまだやってる！ 人気あるのね。で、予告編観て良さそうだと選んだのが『リトル・ミス・サンシャイン』。フレイミングリップスの曲がハマってる。

バラバラだった家族の気持ちが娘のミスコンテスト出場を機にひとつになるという話し。

出てくる人がみんなダメというかどこかいびつな人ばかり。
成功するための方法を見つけた！と言ってるくせに結局ダメな父親、人間嫌いで全くしゃべらない長男、麻薬と女が大好きで何にでもファッキン！というオジイ、仕事のライバルに彼氏も栄誉をも奪われた研究者、コンテストに出るって感じじゃない娘のオリーブ。

とくにエロオジイが面白いんだよなぁ。孫娘を可愛がるところはちびまる子のオジイっぽいんだけど、めちゃめちゃ怒りっぽくて、でもポロっとめちゃめちゃいいことを言うんだ。
あと、最初は恐かったゲイの研究者も、途中ブチギレた長男も最後は頼もしくなっていた。
前半はクスクス、ブハッ！と笑えて最後はグっときて。いやぁ、本当にいい映画だったなぁ。
かなり共感できたってことは、オレもダメ人間なんやな。