どんどん忘れていく

毎日の記録

TOKYO 1969

2009-06-06 14:19:29 | ライブ


PARCO FACTORYで『TOKYO 1969』の出版記念トークライブを観る。
1969年はパルコが池袋でオープンした年でもあるらしい。
ホストは著者の立川直樹、ゲストは近田春夫。
立川さんは初めて見たけど、想像してた顔と違った。
近田さんが言うには、「安美錦に似てるよね。次の場所で見てみて」とのこと。

今日の近田さんはテレビで見る時の割と人がよくて面白いことを言うおじさんじゃなくて、
ライブの時のように威勢のいい感じで、「フォークとかニューミュージックって大っ嫌いだったんだ。だって貧乏臭いじゃん!」とか言っていた。
話のながれで衝撃的なことをカミングアウトしててビックリ。
トークライブのしめは、1969年にはメールはおろかファックスすらなかったから、仕事をするためには必ず会わなければいけなかった。
で、なんだかんだ言ってもあの頃はいい時代だったっていう風になってきたところに、
近田さんが「オレは、今のほうが絶対いい時代だって思ってるんだ。今のほうが簡単にやりたいことをやれんじゃん。だって、昔はデビューひとつするにしても、コネやカネが必要だったけど、今はコンピューターがあればひとりで安く作れちゃうからさ」って言ってて、やっぱこの人のこと好きだなと再確認。

他に面白かったエピソードは、
・打ち合わせに遅刻してきて、21歳の立川直樹に「ボク、遅れてごめんね」と言った渡邊美佐に対して
 「オバサンにボク呼ばわりされる筋合いは無い」と言ったら、後で渡邊美佐に気に入られた。
・あるアイドルのプロジェクトでは、予算を使い切るためにタイのマンダリンホテルで豪遊した
・政治的に過激なイメージのあるミュージシャンは、最初はまったくもってそんなことは無かったらしい。
・清志郎はまじめな人
・カルメン・マキとはしっくりこなかった







ピーター 夜と朝のあいだに