バネちゃんが送ってくれた招待券で『ハッピーフライト』の試写会へ。
会場は今年いっぱいで閉館になるコマ劇場内のシアターアプル。
地下の会場はいい具合に古くて、想像以上に大きかった（調べてみたら700席もあった）。
スクリーンと客席の間にはかなり広い舞台があって、昔仕事でゴスペラーズのライブをここで見たことを思い出した。ここに来ることはもう無いだろうから、ヘキサーで写真を数枚撮った。
監督は『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』を撮った矢口史靖。
ある便が飛んで着陸するまでのわずか数時間の話しなんだけど、そこに機長昇進や、飛行機オタク、整備士、キャビンアテンダント、グランドスタッフらのエピソードをうまくからめて、思っていたよりよくできた作品になっていた。
あと、お客さんは試写会の常連が多いのか、みんなリアクションがよくてあちこちでドっと笑い声がおこっていた。まぁ、映画館じゃなくてDVDでもいいかなと思ったけど、こういう劇場効果みたいなもんは、映画館じゃないと味わえないしね。
スタッフ・ロールがながれる時の曲は、フランク・シナトラの「カム・フライ・ウィズ・ ミー」という曲だそうで、会場とお客さんの雰囲気とよくマッチしていて、映画が最大の娯楽だった昭和にタイムスリップしたようだった。
田畑智子とこの女性のコンビがすごくおかしくてなごんだ。
試写会に参加した人にはもれなくカツサンドがプレゼント。
帰りに歌舞伎町で真っ黒いロンゲで口のまわりがちょっと青い人とすれ違った。その人があまりにも小室に似ていてギョっとした。
