どんどん忘れていく

毎日の記録

恋する幼虫

2004-01-27 22:17:24 | TV+映画


『恋する幼虫』の公開を記念してロフトプラスワンで行われたイベント、幼虫ちゃん祭りに行ってきた。去年の6月に観たから、一般上映まで半年以上かかったことになる。完全自主映画(全てひっくるめて200万かかってないらしい!)にしては早いほうなのかな。

まずは井口監督の人となりを紹介。今もAV監督のほうがメインらしい。そして、今回のゲスト、蛭子さんが登場。もともと、蛭子さんのファンだった監督が雑誌の仕事で試写会に行った蛭子さんにお願いして今日の出演になったらしい。
テレビで見せるオドオドキャラから一転して悪蛭子が出現。テレビの収録だと他の出演者が早いテンポでしゃべるために、蛭子さんはあまりしゃべれないらしいけど今日はしゃべるしゃべる。
『虎の門』の話題では「井筒さんが面白くないと言った作品でも自分が面白いと思ったらそう言ってたんだけど、最近は本当に井筒さんが恐くてですね。こないだSPAで井筒さんの悪口ちょっと書いてからは、絶対向こうから挨拶してくれなくなって。あの人は山田洋次監督の『寅さん』を大嫌いなんですけど、自分が作った『ゲロッパ』は『寅さん』っぽくなってしまってるんですよ。」と言ってた。
『どっちの料理ショー』の話題では「ラーメン対カレーの回に出たんですけど、すごく豪華な具が入ったカレーが酸っぱかったんですよ。多分、ワインを入れ過ぎたからだと思うんですけどね。なのにこぶ平が「うまい!」っておおげさに言うんですよ。もうウソダラケですよ。でも、こういうことがテレビ局にバレると出れなくなるけん、面と向かっては言えないんですけどね」と、また陰で悪口を言う蛭子さん(笑)。

その後、蛭子能収初監督作品『諫山節考』の上映会。「諫山実生という人のPVを好きに撮ってください」と東芝の人に言われて作ったもの。シネクイントで行われた無料上映会には1万人の応募があったんだけど、ビデオは700本ちょっとしか売れなかったらしい。その責任を取って東芝の人が大阪にとばされたのだそうだ。
でもね、これが素晴らしかった。蛭子さんの漫画の世界がそのまま実写になった感じで、井口監督も言ってたけど、蛭子さんにしか撮れない作品だね。主演のベンガルさんは蛭子さんが描く絵とそっくり。神戸ちゃんとベンガルさんが殴りあうシーンは最高だったなぁ。たくさんの人達が地獄へ向かって歩く最後のシーンではちょっとグっときた。も

司会の人が「今日は乾さんも仕事が終わり次第、こちらに向かうそうです。と言いましたが、まだお見えでないようです」と言っていた。だったら、普通に客席に座っていた主役の荒川良々をステージに上げればいいのにな。村杉蝉之介って人もいたのに。
みんなが最後の締めの挨拶をしていたら、ちょうどきみちゃんから「ようやく仕事終わったんですけど。これからでも行ったほうがいいですかね」と電話。タイミング悪過ぎ(笑)。
今日は一時間早く着いてしまったので、帰ろうかなあと思ったけど、蛭子さんにサインをもらいニコニコしてる荒川良々を見れたり、杉作さん好きのプラスワンのスタッフさんによくしてもらったりと、行ってよかったな。



『恋する幼虫』 予告篇