同胞が仕掛けた大勝負手に、にわかに沸き立つポナ山電王

2016年03月13日 23時55分46秒 | 日記


先週半ばから行われているディープマインドチャレンジ。

囲碁の世界ランキング4位「イ・セドル」とグーグル傘下にある
ディープマインド社が開発した人工知能「アルファ碁」の対局も
今日で4局目。下馬評ではセドル有利というのが大方の見解だと
言われていたらしいのだけど蓋を開ければ3-0でアルファ碁が
早々に勝ち越しを決め、その上対局内容も圧巻の一言だったとか。

碁のルールが良く解っていない俺はプロ棋士の解説を聞いても
凄さが具体的に解らないのだけど、囲碁はソフトを強くするには
相当難しいという事は聞いた事があり、2年前に見たニコ生の
特番でも囲碁ソフトがプロに勝つにはブレイクスルーが起きない
限り少なくとも10年かかると言われていたので漠然とだけども
とんでもない事が起こったというのは解った。

中でもびっくりしたのはアルファ碁は囲碁専用のソフトという
訳ではなく人工知能試験の一環として囲碁のルールを覚えさせ
過去の棋譜を画像データにして食べさせ、自己学習させたらば
こんなに強くなった・・・という冗談のような今回の対局経緯。

去年の夏頃『人工知能が描いた絵』に対して茶色がかった色を
全て犬として認識してるとか馬鹿かよコイツなんて笑っていた
のだけども何とその絵を描いたのが今回のアルファ碁と同一の
ソフトだという事も個人的には衝撃的・・・。

ほんと・・・なにが起こるかわからんもんですね・・・。

(絵に関してはここ見れば解るけど、キモいので自己責任で)

碁のルールは分からずともプロ棋士や将棋ソフトを開発してる
プログラマーが絶句している様も見るにつけ歴史が動く瞬間て
こんな感じなのだろうかと感嘆すると同時にどこか恐ろしくも
感じたりして。



ポナ山などの愛称で親しまれている将棋ソフトponanzaの開発者も
日本の将棋ソフト「ZEN」の開発に携わり、アルファ碁を倒すのを
目標にしているみたいだけど・・・アルファ碁に将棋を覚えさせて
過去の棋譜を食わせたら、さしもの電王も顔面蒼白になるだろう。

ついでにポナ山の写真を食わせたら犬になるだろう。




・・・なんて事を昨日の記事で書いて犬でオチを付けてシメの
つもりが文章がまとまらず取りやめにしていたのだけども今日の
対局でイ・セドルが持ち時間ギリギリまで使って打った手からの
クソ粘りで大逆転勝利しちゃうもんだから、それまで感じてた
驚きの遥か上を行く衝撃だったよ。(参照

犬で落として茶化さなくて良かった。

ほんと・・・なにか起こるかわからんもんだなぁ・・・。

コメント
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