おはなし冒険団  ゼブラのひとり言

栃木県で、バルーンアート、パネルシアター、紙芝居、工作教室をやっている、おはなし冒険団のゼブラです。

最近,はまってます。「京極道シリーズ」

2008年03月05日 22時11分22秒 | Weblog
ひよこちゃんのブログで、
「最近、はまっている物」の事が、書いて在りましたが、
私の最近のハマリ物・それは小説「京極道シリーズ」

切っ掛けは、雑誌の裏の方に書いてある、映画の試写会「魍魎の匣」
(「もうりょうのはこ」と読みます。最初、この匣の字が読めなくて
のお知らせで「映像化不可能と、言われていた、小説が映画に」と書いてあり、
見出しに引かれて「それほどの物なら、一度、読んで見よう」と
読み出したのが、切っ掛け

最初、本屋で、その本を手にした時、あまりの分厚さにビックリ
(だって、辞書位の本の厚みが在るんだもん
今、読んでいる「狂骨の夢」が、約670ページも在るんですよ。)

この「魍魎の匣」読み出したら、登場人物の関係が良く判らないので、
(「魍魎の匣」は、京極道シリーズの第2弾でした。)と言う事で、
京極道シリーズの1作目「姑獲鳥の夏:うぶめのなつ」のビデオを借りて来て
観てから、登場人物の関係を整理して、読み出したら、思い切りハマリました。
古本屋「京極道」の主人で、神社の神主であり、陰陽師 の「中禅寺」
文学家の「関口」、過去が見えてしまう私立探偵の「榎木津」
頑固な刑事「木場」と、個性溢れる登場人物達と、その物語の中に吸い込まれて
読んでいて、時間を忘れるくらい。

(私の中では、久々のヒットに出会った感じですね。この感じは、栗本薫の「魔界水滸伝」を読んだ時、依頼の面白さ

「魍魎の匣」を読んで「姑獲鳥の夏」を読み終わり、
今は第3弾の「狂骨の夢 (きょうこつのゆめ)」を、会社の昼休みに、読んで降ります。

ちなみに、作者の京極夏彦さんて、私と同い年なんですよね。
同い年なのに、何で、こんな凄い、小説を書けるんだ~
改めて、作者の凄さを感じております。