おはなし冒険団  ゼブラのひとり言

栃木県で、バルーンアート、パネルシアター、紙芝居、工作教室をやっている、おはなし冒険団のゼブラです。

読んで感動!「仮面ライダーを作った男たち」

2007年09月01日 21時50分39秒 | Weblog
先日、家族で本屋に行って、コミックのあたりをぶらついていると、
目に飛び込んで来たのが「仮面ライダーを作った男たち」と言う本。

その本を、手にとり少し観て見て「この本が欲しい」と、少ない小遣いにも拘らず、思わず衝動買い

「仮面ライダー」の製作の裏側を、四話に分けて、紹介して作品で、読んでて目が熱くなった

第一話「泣き虫プロデューサー」
東映のヒーロー物を、多く手がけた「平山亨」さんの話で、
その中で、主役の藤岡弘が、大怪我で、「代役を立てよう」と話が出たとき
「駄目だ!藤岡君を切ってはいけない!
ヒーロー(英雄)は絶対に死なないんだ!
ヒーローはね・・風のように現れて・・・嵐のように戦って・・・
そして・・・・必ず  朝日と共に帰って来るんだ」
これを読んだ時、久々に、胸が熱く成りました。

「そうなんだよ。子供の頃、テレビで見ていたヒーローは、
今でも、どこかで悪い奴らと、戦って、ピンチに成った時、
疾風の様に現れて、救ってくれるんだよ。」そう、心の中で、思って居るんだよ!オジさんは

第二話「侍・大野幸太郎」第三話「仮面の侍軍団」第四話「受け継がれる魂」
残りの3話は、仮面ライダーのアクションシーンを支えた、「大野剣友会」の話で、
この本を、読んで「大野剣友会」の事を、知ったのですが、
この人達がが居なかったら、「仮面ライダー」は、無かったじゃないかな


その中でも、撮影に使われた怪人の着ぐるみを使っての芝居(ライブ)、
アトラクションショーの話で、大野幸太郎さんが、いつも芝居を見ないで観客席を見て居る。
「何で、客席ばっかり見ているのかな?」
「ああ・・子供だよ」
「子供は どんなシーンで 沸き立つのか、
アクションが途切れた時 子供の集中力は どの位持つのか
(中略)
子供の反応こそ真実だと いうことを知っているのさ」 

これを読んで、自分も含めた、人形劇人や、子供の文化活動に関る者に必要な事だと感じ、
また、目が熱くなった

昭和の仮面ライダーで育った方々、良かったら、皆さんも読んでみてください。