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シャクヤク

 ボタン科ボタン属の「シャクヤク(芍薬)」。中国原産の多年草で日本には古くに渡来し薬用や観賞用に栽培されている。草丈は50~60センチになり初夏に茎頂にひとつの花を咲かせる。冬には地上部が枯れるが早春に濃紅色の新芽を出す。新芽はこの後伸びて葉を展開する。これは中山地区の農道脇のもの。
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ジンチョウゲ

 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の「ジンチョウゲ(沈丁花)」。中国南部原産の常緑低木で日本には古くに薬用として渡来し室町時代には既に栽培されていたという。2~3月に枝先に濃紅色の小花を20~30個手鞠状に固まって咲かせる。花には芳香がありクチナシ、キンモクセイと合わせて日本の三大芳香木のひとつとされている。
 さてジンチョウゲはある日突然葉が落ちて枯死することがある。そもそもそれほど寿命が長い樹ではないのでその対策として挿し木で子株を増やしておくと良い。拙庭では20年以上前の新築時に庭の隅にジンチョウゲを植えていたが、10数年前に突然死したことがあった。しかし挿し木で子株を作っていたので事なきを得て今はそれが大きく育っている。昨夏にまた保険として挿し木をしたが、何と葉っぱ1枚で花を付けた。

『突然さよなら』
作詞・作曲:南こうせつ 歌:かぐや姫 昭和48年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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カンシャクヤク

 キンポウゲ科ヘレボルス属の「カンシャクヤク(寒芍薬)」。ヨーロッパ原産の多年草で日本には明治時代に薬用植物として入ってきた。日本では「クリスマスローズ(Christmas Rose)」と呼ばれるのが一般的だが、クリスマスの時期に咲くのは“ヘルボルス・ニゲル(Helleborus niger)”という品種。普通の品種は3月頃が花期になる。
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