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コケリンドウ・1~越冬芽

 由木西小学校の正門付近に生育している「コケリンドウ(苔竜胆)」。リンドウ科リンドウ属の越年草もしくは二年草で本州~九州の陽当たりの良い草地に分布している。花期は3~5月で直径5~6ミリの筒状の花を数個咲かせる。夏には地上部が枯れるが晩秋に種が発芽し越冬して翌年の春に開花する。写真は越冬芽から根生葉が拡がり始めたところ。フデリンドウには根生葉が無いが本種やハルリンドウは根生葉は茎葉よりも大きくなる。
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ダンコウバイ・1~冬芽

 クスノキ科クロモジ属の「ダンコウバイ(檀香梅)」。関東地方以西の山地や林縁に分布する落葉低木~小高木で雌雄異株。早春に葉が展開する前に黄色い小さな花を多数咲かせる。冬芽は長さ1センチほどで写真は展開すると葉になる葉芽。花芽は球形になり枝の中ほどに付いている。“壇香”は“白檀”のことで花や材に良い香りがあることから名付けられている。
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セツブンソウ・6~結実

 キンポウゲ科セツブンソウ属の「セツブンソウ(節分草)」。拙庭では今年初めて“帯化現象”の花が咲いたが、正常の株と同じように結実した。果実は袋果で中には4~5個の種子があり5月頃に熟して零れ落ちる。はたしてこれに出来る種子が正常に発芽するのか、また帯化は遺伝するのかを確認したいところだが、種子から開花までは3~4年掛かるので確認は難しい。
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