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キヨスミウツボ・1~開花

 ハマウツボ科キヨスミウツボ属の「キヨスミウツボ(清澄靫)」。自身では葉緑素を持たず木の根に寄生しており葉は無い。6~7月に地面から5~10本が束になって出てくる。花は長さ2~3センチの筒状で先は上下2つに裂け、花の中に4本の雄蕊がある。千葉県鴨川市の清澄山で最初に発見され、その姿を矢を入れる”靫(うつぼ)”に見立てている。
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チドリノキ・3~果実

 ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の「チドリノキ(千鳥の木)」。山地の沢沿いなどに生育する落葉小高木で雌雄異株。葉はカエデの仲間らしくないが果実を見るとカエデの仲間だとわかる。ブーメラン状の横幅は5センチほどあり、イロハカエデよりはかなり大きくメグスリノキと同じくらいに見える。
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サンカクヅル・1~高尾山

 高尾山では稀に見られる「サンカクヅル(三角蔓)」。ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本でその三角形の葉から名付けられている。雌雄異株で花期は5~6月。写真は雌株で花は終わり直径2ミリほどの果実が出来始めている。
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