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コガンピ・1~五反田谷戸

 五反田谷戸の陽当たりの良い野道に生育する「コガンピ(小雁皮)」。ジンチョウゲ科アオガンピ属の落葉小低木で背丈は60~70センチ。長さ10~15ミリの萼筒の先端が4裂し花弁のように見える。同属のガンピ(雁皮)は“カミノキ(紙の木)”と呼ばれ奈良時代から紙の原料として利用されてきたが、本種は紙の原料とならないため「イヌガンピ(犬雁皮)」とも呼ばれている。
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カセンソウ・1~九兵衛坂公園

 キク科オグルマ属の「カセンソウ(歌仙草)」。草丈は60~80センチで花径は3~4センチ。同属のオグルマがやや湿った場所を好むのに対してカセンソウは陽当たりの良い野原に生育する。“歌仙”という風雅な名前だがその由来は良くわからない。これは九兵衛坂公園のもの。
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