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奮闘記・1~鶴見川源流

 思い立ったが吉日で、先日の連休を使ってPart2の時の宿題を実行。これは多摩ニュータウンのすぐ近くにある “鶴見川源流の泉” から、私の故郷である横浜市鶴見区の河口までの42キロを走破する計画だが、去年の箱根駅伝10区間(合計217.9キロ)走破に比べれば、ずいぶん気は楽。1日目は、源流の泉をスタートして見知らぬ町をひた走る。上流付近では土手の道が整備されていないので、一般道路を付かず離れず下っていくが、4キロ付近の鶴見橋(町田市図師町)から土手の遊歩道が整備されている。この日は残暑が予想以上に厳しく、体調を考慮し予定を大幅に縮めて小田急線鶴川駅付近の12キロで終了。2日目はそこまで電車で行ってまたスタートするわけだが、この日も暑かったため13キロで終え、残りの18キロは後日となった。2日間合計の25キロを2時間45分は、かなりゆっくりペースだが、炎天下では止むを得ない。
 さて写真は、河口まであと20キロのところ(横浜市都筑区)で撮影したアキノノゲシ(秋の野罌粟)。キク科アキノノゲシ属の一年草もしくは二年草で、淡黄色の頭花が秋の景色に良く似合う。

『名犬ロンドンの歌』 
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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サジオモダカ

 昨日は3.11の大震災時に続いて、今年2回目の “帰宅難民”。 台風15号の風雨による首都圏鉄道網のストップで、何とか24時までには帰れたがあやうく午前様になるところだった。実は昨日は朝から仙台出張で、夕方、運悪く帰りの東北新幹線が、台風進路に真正面からぶつかり、結局、那須塩原駅で2時間半ほど立ち往生してしまった。仕事が無ければ途中下車してゆっくり温泉にでも浸かるのだが、それができないサラリーマンのつらさ。
 さて気を取り直して、写真は「サジオモダカ(匙面高)」の葉。先日ヘラオモダカを記事にしたが、その葉と見比べるために撮ってみた。ヘラオモダカの葉はハナショウブのように基部までヘラのようではなく、途中から細くなる。ヘラオモダカの葉も見方によっては、スプーンのような形にも見えるが、このサジオモダカの葉は明確に細くなっているので、やはりこれが “サジ” だろう。 
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ツルニンジン・1~名前

 雑木林の高木に絡みついている「ツルニンジン(蔓人参)」。キキョウ科ツルニンジン属のつる性多年草で、花の直径は3センチほど。この根はツリガネニンジンと同じく太くなり、高麗人参に例えてこの名を付けられている。同じ仲間で小振りのバアソブに対して、ツルニンジンは「ジイソブ(爺そぶ)」の別名がある。 “ソブ” とは、そばかすを意味する方言で、花の内側の斑点を指している。
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ツリガネニンジン・1~よこやまの道

 草むらから楽しい鈴の音が聞こえてきそうな「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」。キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草で、花期は8月から10月頃。 “釣鐘” の名前は見た通りだが、 “人参” のほうは、根が大きくて高麗人参に似ているからだと言う。しかしむやみに抜くわけにもいかないので、これは未確認。ちなみにニンジンはセリ科で、ツリガネニンジンとは科が違う。これはよこやまの道のもの。
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ご挨拶

 多摩ニュータウン植物記Part3にようこそお越し下さいました。このたび飽きもせず、Part3を開設することになりました。コンセプトは、今までと全く変わらず、自宅から徒歩圏内の身近な植物を四季折々の話題を交えて紹介していきたいと思います。植物観察ウォーキングとともに相変わらずランニングも続けておりますので、時々そちらの話題に脱線することもあります。Part1、Part2と同様、引き続きPart3もご愛顧のほど宜しくお願い致します。
 なおPart2もそのまま残しておりますが、製本作業に入るためコメント欄は近日中に閉鎖させていただきます。ご了承のほど宜しくお願い致します。

 Part2及びPart1へは、下記をクリックすれば移動できます。Part2をブックマークやお気に入りにご登録いただいている方は、お手数ですが、Part3に変更して頂けますと幸甚です。

『多摩ニュータウン植物記Part2』(2007年10月~2011年9月)
『多摩ニュータウン植物記Part1』(2004年8月~2007年9月)
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