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キバナアキギリ・1~属名

 先日 “1,000属検定” について触れたが、その1,000のリストを見ていると、中には馴染みのある名前や、字づらから何となく想像できるものがある。いくつかあげてみると、Abelia(ツクバネウツギ属)、Camellia(ツバキ属)、Magnolia(モクレン属)、Platanus(スズカケノキ属)、Pyracantha(トキワサンザシ属)、Rosa(バラ属)、Akebia(アケビ属)、Ajuga(キランソウ属)、Campanula(ホタルブクロ属)、Ilis(アヤメ属)、Primula(サクラソウ属)、Clematis(センニンソウ属)、Viola(スミレ属)、Zinnia(ヒャクニチソウ属)、Crocus(サフラン属)、Cymbidium(シュンラン属)など。しかしこれらはみなC級ライセンス(300属)にあるリストで、B級(300属)、A級(400属)レベルは、見慣れない横文字(植物の属名はラテン語で示されている)ばかり。もちろんC級リストも大部分は初めて見る名前ばかりで、この検定を受けるには生半可な気持ちでは無理のようだ。端から私は検定は遠慮しているので、ラテン語で悩むことは無い。
 さて写真はシソ科アキギリ属の「キバナアキギリ(黄花秋桐)」。アキギリの名前は、秋に桐のような花を咲かせることから名付けられている。確かに紫色のアキギリは桐の花との共通点があるが、キバナアキギリの花色からは桐の花をイメージできない。このアキギリ属は、 “Salvia” であり、これも馴染みのある名前だ。
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イヌコウジュ・1~花

 去年、ヒメジソとの違いを、葉の鋸歯の深さで判断して納得したつもりだったが、単独で見るとやはり判断に迷う。写真は「イヌコウジュ(犬香薷)」で良いだろう。ヒメジソに比べると、鋸歯が浅く全体に毛深い。花冠の長さは4ミリほど。背丈は30センチ程度だが、成長すると60センチにもなる。イヌコウジュはシソ科イヌコウジュ属の一年草。今度はヒメジソを探してみよう。
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