goo

イヌゴマ・1~属名

 ご当地検定なるものが静かなブームのようだ。当地では “多摩・武蔵野検定” があり、富士山好きの身としては、 “富士山検定” と合わせて、いつかはチャレンジしてみたいと思っている。知人から聞いたところによると、千葉大学園芸学部で “1,000属検定” なるものがあるらしい。これは花卉業を目指す学生は必修との触れ込みで、植物の属名についての知識を問う検定。対象属数によりA~C級のライセンスがある。検定問題は以下のようなものなので、ご興味のある方は少しだけ頭の体操をどうぞ。頑張って丸暗記すれば、C級ライセンス(300属)あたりは挑戦できそうだが、検定は千葉大学まで行かなければならないので私は遠慮しておこう。
 さて写真は、シソ科イヌゴマ属の「イヌゴマ(犬胡麻)」。果実がゴマのようになることが名の由来だが、花弁が落ちた後の萼片の中に小さな粒が4つ見える。きっとこれが黒っぽくなるのだろう。このイヌゴマ属は下記検定問題にあるシソ科の属の一つだが、回答は “Stachys” と書かなければならないようだ。

1.次の植物の科名を答えよ。
Anemone、Viola、Magnolia、Sasa・・・(この形式が80問)
2.次の植物の属名を答えよ。
ブドウ、ホタルブクロ、ウツギ・・・(この形式が20問)
3.次の属の和名(或いは属する植物の和名)を答えよ。
Hydrangea、Gardenia、Sedum・・・(この形式が20問)
4.次の科に含まれる属を答えよ。
ナス科、シソ科、ラン科・・・(この形式が20問)
5.実物テスト(省略)

 <回答>
1.キンポウゲ科、スミレ科、モクレン科、イネ科
2.Vitis、Campanula、Deutzia
3.アジサイ属、クチナシ属、マンネングサ属
4.Petunia(ナス科ツクバネアサガオ属)、Salvia(シソ科アキギリ属)、Cymbidium(ラン科シュンラン属)など
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )