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コケオトギリ・1~花

 蓮生寺公園の水辺に咲く「コケオトギリ(苔弟切)」。オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草で背丈は6~7センチ。花径はわずか5ミリ程度と極めて小さい。それでも秋には一人前に全体が紅葉するので、これがまた可愛い。その紅葉の頃に、茎の頂芽が肉芽となって落ち、条件が良ければ翌年にこれが発芽する。今秋には忘れずにこの肉芽を観察してみよう。
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イガガヤツリ

 長池公園姿池のほとりに生育している「イガガヤツリ(毬蚊帳吊)」。カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草で、小穂が集まった様子が “栗のイガ” に見えることからその名を付けられている。海岸付近に多いと言うが、内陸でも日当たりの良い湿った場所であれば元気に生育するようだ。小穂は扁平で赤紫色掛かった褐色。
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サルナシ・1~果実

 大栗川遊歩道をジョギングしていると、民家の裏庭から伸びた蔓に何やら果実の姿。私は初めて見る果実で、調べてみるとこれは「サルナシ(猿梨)」。マタタビ科マタタビ属のつる性落葉木本で雌雄異株。果実はキウィフルーツを少し小さくしたような形だが、それもそのはず、キウィフルーツの原種は、サルナシの近縁のシナサルナシとのこと。サルナシの果実もキウィフルーツの味とそっくりのようだ。熟した頃に食べてみたいが蔓の根元は民家の中にある。しかしこの枝は遊歩道にはみ出しているので、落ちてしまえばこちらのもの。
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