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イヌコウジュ・3~比較

 先日、花の写真を撮って比べたが、今日は葉を並べて比べてみよう。写真の上の4枚の葉が「イヌコウジュ(犬香薷)」で、下の3枚はヒメジソ(姫紫蘇)。イヌコウジュの鋸歯が浅いのに比べて、ヒメジソの鋸歯は深いのがわかる。これは蓮生寺公園の藪に並んで生育していたのが、この界隈ではヒメジソは湿地のような場所で見つかることが多く、イヌコウジュは、緑地内の小道などでも見られる。香りはイヌコウジュのほうが強いという情報をいただいたが、花の数が少なかったためか鼻を近づけただけでは、両方ともさほど匂わず、小さな花を少し揉んでみると両方ともシソ科らしい芳香が感じられた。ちなみに下に敷いてある大きな葉は、ホオノキの葉(朴葉)を裏返したもの。
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イボクサ・2~開花

 蓮生寺公園の水辺に咲いた「イボクサ(疣草)」。ツユクサ科イボクサ属の一年草で、この葉の汁がイボを取る効用がある。今年の夏は、雨がほとんど降らなかったために、この水辺は干上がった状態が続いていて、イボクサの開花を心配していた。しかし野草はなかなか逞しい。昨年よりもさらに株数が増えたようにもみえる。
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