Beautiful☆Life

ひとりごと

平ベルト、その後(実験編)

2007年05月10日 | 三流オーディオ
 先日の記事「レコードを聴きたい」の中で作ろうとしていたゴム製の平ベルトについての記事です。



 ターンテーブル用の平ベルトを自作した方のHPで薦められていた接着剤「ボンド・GPクリア」を買ってまいりました。正直に言うと、接着能力に対してとても懐疑的でした。自分の経験から言って厚みが0.8mm、長さ15mm程度の面どうしのゴム素材の接着では少し力を入れれば外れてしまうと思っていました。で、取り敢えず接着の実験をしてみました(例によって、ピンぼけ写真)。



 これは単なる実験だったので突き合わせの面が多少曲がっていますが、接着して24時間放置した後です。で、引っ張ってみました。で、びっくりしました。外れません。更に力を入れて引っ張ってみました。外れません。こんな凄い接着剤がその辺のホームセンタで売ってるなんて知りませんでした。

 これは期待が持てそうです。今週末にでも精密に作ってみようと思います。

 ところで、二枚目の写真は百均で買ってきたカッティングボードの上で撮ったものですが、このカッティングボードの目盛りをみて下さい。1cmを7等分してあります。7等分ですよ。1目盛り約1.4mmです。何の役に立つ目盛りなのでしょうか。私が大好きな百均は、こんな所でもなにげに楽しませてくれます。百均LOVE(はぁと)。

ゴミなのか、このPC

2007年05月10日 | PC関連
 田舎の実家には一応パソコンというものがある。NEC VALUESTAR VL700R65A という型番だったと思う(たぶん)。簡単にスペックを書くと

CPU:AMD Duron(Spitfire) 700MHz
MEM:64MB
HDD:30GB
OS:Windows Me

である。このMeというOSは知る人ぞ知るマイクロソフト史上で最悪のオペレーティングシステムで、不安定なことこの上ない。立ち上がらないこともしばしばで、使っていた両親もとうとう触らなくなったという代物である。

 私も必要があってこのパソコンで文章を作ったりしていたのだが、この前とうとう起動しなくなった。このパソコンはあまり触りたく無かったのだが、必要なデータが少しあったので重い腰を上げざるを得なかった。やろうと思ったことは、データのサルベージとOSの入れ替えである。

 データのサルベージはPCショップなどで売っているIDE-USB変換ケーブルを使ってノートパソコンに取り込むつもりだった。私の経験から起動しなくなったディスクはMBR(マスタ・ブート・レコード)が飛んでいるだけで、ディスクとしては認識することが多い。OSはWindows2000を入れるつもりだった。

 さて、実際に作業をしたのは1週間前のことだが、まずは何かの間違いで起動しないかと取り敢えずスイッチを入れてみた。もちろん起動しなかった。それどころか何だが今まで見たのと違うメッセージが表示されている。英文のメッセージで「デバイスが認識できない」という意味だった。これにはちょっとショックを受けた。何故なら今までデバイスの認識だけは問題がなかったのにこのメッセージと言うことは、最悪の場合マザーボードの不具合が考えられるからである。そうなってくるとこのPCは本当にゴミになる。

 取り敢えず分解(これ基本)。長い間放っておかれた機器はコネクタ類の接触不良も考えられる。CDDとHDDをつないでいるIDEケーブルを一旦全部外して付け直してみる。その際マスタ・スレーブのショートバーも確認する。加えてRAMボードを外して端子部分を軽く拭いて再装着した。

 筐体の蓋を外したままで再び電源ケーブル、ディスプレイケーブル、キーボード・マウスを接続してスイッチオン。すると、どうでしょう、何事も無かったようにWindows Meが立ち上がって来た。やはりコネクタ類の接触不良だったようである。OSが立ち上がってくれたのでマイドキュメントのデータをUSBメモリに待避することができた。

 これでめでたく終わりにしたいところだが、やはり悪名高いWindows Meをこのままにしておくのはどうも気持ちが悪いのでWindows2000に入れ替えることにした。データの待避は終わっているのでハードディスクのフォーマットからのクリーンインストールを行った。インストールに使ったCDはSP2なのでインターネット上からSP4のパッチ当てとSP4以降の修正パッチが必要だった。その間何度も再起動を要求される。これが実は大変な作業だった。といいうのもメモリが64MBしか無いので兎に角重たいのである。

 やっとこさパッチ当てが終わっていざ使ってみると、これでは重くて遅くて使いものにならないことが分かった。やはりメモリの増設無しではただのゴミのようである。幸いというべきか家に帰れば使わなくなったPC133 256MBのメモリがあるので次回に実家に帰ったときに持って行って増設しようと考えている。

 後日インターネットでこの機種の情報を集めていたら、NECからBIOSのアップデートが出ていることが判明した。次回はBIOSのUPDATEも行わなければならない。なんせ、デバイスマネージャを開くと「不明のデバイス」が2個もある。果たして使えるようになるのだろうか?

 でも正直言って楽しくてしょうがない。障害があるものを何とかして使えるようにするのは楽しい。やっぱり私はヲタクだ。