Beautiful☆Life

ひとりごと

ホームサーバへの道

2011年07月17日 | PC関連

 yahooBBと契約してホームサーバ構築を目指したのだが、どうしてもポート開放が上手くいかない。どういう事なんだ。納得がいかない。

 どう考えても収容局側の問題としか考えられない。めんどくさい。

 と思ったら設定できてた。リモートからアクセスしたら何の問題もなかった。ローカルからアクセス出来ないだけだった。しょげる。


チューナの増設

2010年12月12日 | PC関連
録画チューナを増設しました。

地デジ4局、衛星(BS)4局になりました。
8局同時録画の際にB-CASカードからのデータフローに問題が発生しないかと心配していましたが、どうやら大丈夫のようです。

地デジはその気になれば7局になりますが、私の地方では6局しか映らないので無意味です。しかも、アンテナコードを用意するのが面倒くさいです。そういゆう訳で今まで使ってた地デジ3局のチューナは退役してもらうことにしました(お疲れー)。


Atomの場合

2009年03月15日 | PC関連
 今日も人柱としての任務を完遂すべく頑張っているオレでありますが...

 Atomというのはインテルから出ているプロセッサの名前です。こいつがなかなか興味深くて非常に低消費電力にできている。クロックスピードは1.6GHzとあまり速くはないですが、Atom N230というシングルコアタイプのCPUでなんとたったの4Wです。シングルコアとは言いましてもAtomにはHT(ハイパー・スレッディング)技術が使われておりまして、OSから見ますと論理的なCPUが二つ見えます。このCPUファミリにはデュアルコアのN330というのもありまして、こちらの方は消費電力8Wです。単純に2倍ですね。一般的なCore 2 Duoの消費電力は35Wですからかなり低いことがわかります。デュアルコアの方にもハイパー・スレッディングが使われているので何と4個もCPUが在るように振舞います。

 私としてはこうゆう物があると弄ってみたいと思うわけでして、買おうかどうしようかずっと前から考えていましたが、2月の最後の週のことだったと思いますが酒を飲んだ勢いでパソコン工房の通販に発注してしまいました(またやってしまった衝動買い)。

マザーボード インテル D945GCLF2(CPU付)¥8,000くらい
メモリ DDR2 PC6400 2GB ¥2,000くらい
ケース AC150-IT81SB(150W電源付)¥6,000くらい
HDD HITACHI 1TB ¥8,000くらい(他のものに使う予定で購入)



HDDはCore 2 Duoマシンに拡張する予定で買いましたが、取り敢えず組み立てるのに使いました。実は今もそのままですけどね。DVD-ROMは手元に余っていたのを流用しました。荷物が届いたら兎に角一度走らせてみたくてたまらなくなり。組み立てたわけですが...

 これが何ともがっかりしたんですよ、ほんとに。前述のとおり低消費電力でありながらそこそこの性能のパソコンを作るという目的なのです。低消費電力というと何を想像するかは人によって様々でしょうが、私の場合、超静音パソコンを想像していた訳です。ところがです、期待を胸に組み立てあがったパソコンのスイッチを入れますと、とんでもない爆音が始まったのです。一気にテンション下がりましたよ、マジで。爆音の主は安物の電源ユニットの冷却ファン(4cm角)が主犯格ですが、チップセットの冷却ファン(4cm角)という共犯も居ることが判明。のみならず漏れなく付いてきていた9cm角のケースファンも名乗りを上げる始末。しかも音の質というのが4cm角という小径なので高回転(7,200rpm)から発生するイライラさせるには丁度良いキーンと言うような耳障りな音も混ざっているんですわ、これが。やれやれだわ。



 という訳で、「こんなもん使い物になるかーー!」と思ったわけで、「Yahooオークションにでも出品して叩き売ってやろう」と、その日のうちに思ったわけです(早や)。でもまあ、せっかく今は手元にあるわけですので、取り敢えずアクティベーション無しだと30日しか使えないけれどものWindowsXPをインストールして使い心地を試したりしたわけです。2日程度弄ったでしょうか、別に愛着が湧いたわけではありませんが、技術屋の意地と言いますか、自分が手を入れて何とかすると言うのも面白いのではないかと思い始めたわけです。まあ、いつもこのパターンなので驚くには当たらないと思いますが、一応そうゆうことで...

 さて、対策を打たなければならない箇所は3つもあります。最初に手をつけたのは9cm角のケースファンです。このケースファンはマザーボードの3ピンヘッダに接続するタイプではなくてドライブ用の4ピンコネクタに接続する(センサ無しの安物)タイプでした。このタイプの場合は以前から私が使っている手が使えます。12Vのピンと5Vのピンを入れ替えてしまうのです。そうすると本来12V駆動のファンを5Vで駆動することになって回転数が下がって静かになります。結果はまあ、当たり前ですが静かになりました。ケースファンは、ですがね。

 簡単そうなものから手を付け始めたわけですが、次はチップセットのヒートシンクの4cm角のファンです。SpeedFanというソフトで回転数を調べてみますと7,200rpmで回っておりました。うるさくて当たり前かも知れません。さて、対策として静音タイプのファンに交換することにしました。パソコンショップに行って買求めたのはマザーボードの3ピンヘッダに接続するためのパルスセンサつきのCF-40SSという定格4,200rpmのファンでした(¥1,380)。早速交換しようと元々付いていたファンを取り外して新しいファンを取り付けようとしたところ、ここでつまづきました。取り付け穴の径が違うのです。穴を埋めてドリルで穴を開け直すという手もありますが、実に面倒臭いです。よって後回しにしました。

 最も爆音を発している電源ユニットはFlex-ATXタイプと呼ばれるコンパクトな電源です。付いているファンは4cm角のファンです。このファンがブンブン回って非常にうるさいのです。このファンの対策ですが、やはりこれも静音タイプに交換するしかないでしょう。ということでこの週末にパソコンショップに行ってきました。今度は3,600rpmで回転パルスセンサのない安価な(¥680)物を入手しました。この時店内で偶然にファンコントローラを目にしました(¥1,180)。これって例のチップセットのファンに使えると思い、予定にありませんでしたがご購入です。

 まずは電源ユニットですが、分解して分かったのは、これまた取り付け用のテーパネジの径が合わないことが分かりました。でも最初にチップセット用に買ったファンなら合うのです(CF-40SS)。と言うわけで計画変更。CF-40SSを電源のファンに使うことにしました。電源ユニット内の配線はコネクタではなく基板へのハンダ付けですのでちょっと勿体無かったけれどもコネクタの途中で線をぶち切ってやりました。そんでもって久し振りに半田ごてを握りました。効果は覿面でした。電源ユニットからのノイズは全くと言って良いほどなくなりました。やりました。でも心配なのは風量が減ったことによって電源ユニットそのものを熱破壊してしまうのではないかと言う事です。これについては後で。

 さて、再びマザーボードのチップセットファンの話です。前述のファンコントローラを付けてみました。マウントには3.5インチベイ用とPCIスロット用が付属しておりましたが、どちらも使いませんでした。ユニットだけ取り外して筺体内の邪魔にならない所に両面テープで貼り付けました。このコントローラにはボリュームつまみが付いていて、連続的に回転数を変化させることができる仕組みです。回路は多分いたって簡単だろうと思います。私でも宙で回路図を頭で思い描くことができます。おそらくLM317とか318あたりを使ってるんでしょう。それはともかく、7,200rpmあたりでブン回っていたファンをうるさくないけれども最大の回転数というのを探ってみたところ、大体5,400rpmあたりに落ち着きました。電源ファンの対策と相俟ってかなり静かになりました。

 因みにCPUのヒートシンクにファンは付いておりませんでした。だって高々8Wですからヒートシンクだけで十分のようです。チップセットの方はAtom専用に設計されたものではなくて従来のデスクトップ用のチップを流用している為にこんなことになったと考えられます。CPUよりも周辺チップの方が爆熱なわけです。「なんだかなぁ」な感じです。因みに、改造前のチップセット温度は無負荷時で39゜C、負荷時では49゜Cでしたが、改造後は無負荷時で43゜C、負荷時で52゜Cまで上がりました。改造前後で3゜C程度差がでたようです。夏場にはもっと上がると思いますが、まあ許容範囲かなと思っています。CPUの方は改造を加えていませんので無負荷時36゜C、負荷時44゜Cは改造前後でほぼ変わりはありませんでした。

 さて、ここで心配になるのは前述のとおり、電源ファン交換による風量不足です。そこで、100%に近い負荷をかけて(エンコーダとかSuper Paiとかを同時に走らせて)数時間テストしましたが、どうやら大丈夫な様です。でもね、これで電源から火を噴いても製造者責任賠償請求はできなくなりました。というオチ。

 本当を言うとまだ弄り足りません。やはりまだチップセット用のファンの音がかなり低いとは言え気になります。頭の中で思い描いているのは、もっと大きなヒートシンクに換えてファンレスにするとか、それでも不十分ならそれに加えて音が出ない大径で低速のファンを加えるとか妄想でいっぱいです。が、私の悪い癖で、とことんやると止まらなくなって遂には弄くり倒し過ぎて気が付いたらぶち壊してしまっていたと言うのは良くある話でして、今ぐらいの八分目で止めとくことにします。取り敢えず。

写真も載せようと思ったんだが、カメラが見つからん。

Visual Studio 2008 Express

2008年11月27日 | PC関連
 最近マイクロソフトから無償でVisual Studio 2008 Expressというプログラム開発環境が提供されていることを知りまして、そいつをインストールしていじっております。久しぶりのプログラミングなので「あーそうだった」みたいな、思い出しながらのコーディングです。もともと私はAPIを使った原始的なプログラミングしかやったことがない(ことにしておく)ので「こりゃ便利だ」と感心しております。

おとといの寝坊の原因

2008年09月28日 | PC関連


 9月20日の朝9時に出発して本四連絡橋を50%offで通過するという計画をもう少しで危機に陥れようとした犯人はこのノートパソコンです。簡単にスペックを紹介しますと、型番 NEC PC-VA50HWXTAN69 S1、CPU Celeron 650MHz、メインメモリ256MB、LAN Fast Ether 100BaseTX、OS Windows XP Professional てなところです、今はね。このノートパソコンは丁度4週間前に手に入れたものです。このブログも今これを使って書いています。写真は今撮ったものです(つまり、酔っぱらってるってことです)。実はこの話の発端はPentiumII 333MHz 315円のどうしようもないノートパソコンを手に入れた日に遡ります。そうです、あのG.G.佐藤が二度目のポロリを披露してくれた日です。知ってる人が見ると、VA50Hという型番のCPUはCeleron 500MHzのはずなのにクロックが650MHzはおかしいだろうと言うことになりますが、この辺りがこの話の肝なのです。

 あの日315円のノートパソコンのCPUが既に入れ替えられていることを知った私は、それでもそのパソコンをまだ活用しようと考えていました。あくまでも負けを認めたがらない悪い性格です。

ここから続き。

 315円のVA33DはCDドライブが抜かれている上に液晶が割れている。液晶の方はVGA出力が付いているので問題は無いが、CDドライブはこれが無いとOSのインストールができない。実際液晶は要らないと思ってこの写真では既に液晶パネルを外してある。



 このとき午後6時、まだ店は開いている。それで中古のCD-ROMドライブを探しに中古品を扱っている店へと向かう。中古のCDドライブなら500円くらいであるだろうとたかをくくっていたが、そうはいかなかった。ノート用のスリムタイプは結構高い、一番安いので1,480円だった。買う気が失せた。

 そのとき店の中を歩き回っていたわけですが、気になる中古のノートパソコンを見つけたわけです。そのノートパソコンには本来探しにきたノート用のCDドライブが付いていたわけで、値段は2,980円だったわけです。しかもCeleon 500MHzのCPUも載っているわけでして、Celeron 300MHzのあのガラクタよりも速いわけです。今から考えると馬鹿みたいだと思いますが、買ってしまったんです。いっそのことこのCeleron 500MHzのノートパソコンをサーバにしちゃえと思った訳です。ただし、メモリ64MB、HDD無し、ACアダプタ無しです。本当に無駄に高い買い物でした(今考えると)。

 さて、家に帰って早速使ってみようと思いました。ACアダプタは例の500円で買った最初のガラクタ用に買っていた物が電圧も合っていて取り合えず流用できそうです。メモリは余っていた64MBを足して合計128MBにしてみました。あとはハードディスクです。これも余っている10GBの物があるのでこれを...と思ったところで手が止まりました。HDDのマウント用の部品がありません。

 思い出しました。このノートパソコンは数ヶ月前にも見たことがあります。ですがHDDをマウントする部品が付いていなかったので「こんなもん買えるか」と思った、まさにそれだと。もはや馬鹿を通り越して痴呆です。こうなったら「毒を食らわば皿まで」です。

 早速Yhooオークションのページを開きました。使える部品がどんな形をしているのかさえ解らないまま検索しまくりです。この辺りは長年の経験と言いますか、勘と言いますか、必要な物がなんなのか分かり始めました。これが無いと私のように困る人もいるわけで、こんなどうってことのない部品に開始価格1,600円、即決価格4,000円とかの値段を付けてふっかけてる奴もいます。まったく足下を見られたもんです。これですが...



で、その人から1,600円で買いました(泣)。別の人からACアダプタも1,200円で買いました。もはや合計でいくらになるのかは、痴呆なので考えることができない状態です。ここまでがその1日で起きた出来事です。これで終わったと思ってはいけません。実は、更にこの痴呆の症状は進行して悪化してゆきます。


お好み焼き

2008年08月26日 | PC関連


 久しぶりにお好み焼きを作ってみました。これがまたビールに良く合います。写真のマヨネーズの形ですが、暗号になってます。って嘘です。実はCGなんです(中華風味)。

 車が12ヶ月点検ということで先週の土曜日の午後、車のディーラーに行ってきました。点検が終わるまで1時間半くらいかかるとのこと。先週の土曜日と言いますと日本中の耳目が集まったイベントがありました。何って、野球ですよ。銅メダルをかけた対アメリカ戦です。車屋さんのロビーで私も見てたわけですが、7回の辺りだったでしょうか、G.G.佐藤の奴がまたポロリをやりやがりました。それでその先を見る気が失せてしまいました。で、店を出て近くのHard Offという中古屋さんで暇つぶしをしようと入ってこれを見つけてしまったわけです。




 315円のノートパソコンです。メモリなし、CDドライブなし、HDDなし、液晶は割れてる、もちろんACアダプタもなし。とことんダメダメなガラクタです。それでもまあ、一応銘板を見て、蓋を開けて見たわけです。




 銘板にはPC-VA33とあります。おそらくクロックスピードは333MHzでしょう。中にはPentium IIのシールが貼ってあります。てーことは、このガラクタに載っているCPUは数ヶ月前に500円で買って今や我が家のWebサーバとして稼働しているマシンのCPUであるCeleron 300MHzよりもクロックスピードが速いわけです。しかも、PentiumIIですからL2キャッシュが256kbyteなのでCeleronの128kbyteよりも多いわけで、もしも載せ換えれば性能がほんのちょっぴりですがアップする事が期待できます。そんなことを考えたりした訳ですが、気がついたらこのガラクタを持ってレジの前に立っている自分を発見したりするわけです。このガラクタが後の悲惨な事件のきっかけになってしまうとは、この時は誰も気付かなかったのである(横溝正史風味)。




 早速分解です。まず手前のタッチパネルを外して、キーボードのパネルを起こすとその下にCPUの放熱板を兼ねたアルミ板が見えてきます。2本のビスを外してこのアルミ板を外すとその下にCPUが見えてきます。




 下の写真は、3本のビスで止められていたCPU基板を取り外したところです。このCPUはMMC-1と呼ばれる形式のCPUです。後はこの基板をCeleron300MHzと交換するだけです。

 移植したマシンをわくわくしながら起動してみました。



 何ですと?
やっぱりCeleron300MHzじゃねーですか。そんなはずはありません。何でなん?BIOSでCPUが固定されているのでしょうか?そんなはずはありません。

 この世には自分に似た人が3人は居ると言います。居たんですよ、私と同じことを考えた輩が...既にそやつがCPUを交換していたと言うわけです。しかも選りにも選ってこの同じ町で、同じCeleron300MHzに。というわけでこのガラクタはガラクタ以外の何にも成れないガラクタになってしまったわけです。被害は315円で済んだわけですが、今のご時世ではパソコンのようなゴミを捨てるためにも大金がかかる訳でして。さて、どうしたものか。

Friio その3

2008年06月03日 | PC関連
 えーと、前回はどこまで書きましたっけ?そうですね、TSファイルの作成が成功したとこまででした。その次の障害はエンコードの段取りですが、それはソフトウェア的な問題です。これとは別にハードウェア的な問題も実は抱えていました。

 話しには聞いていましたが、地デジというのはアンテナ信号の強度や質に対して結構シビアなんですね。最初は上手くいっているように見えましたが、しばらく使っているうちに問題が有ることが分かりました。UHFの27chに相当する局のゲインがとても不安定でしばしばエラーを発生していることが分かりました。エラーが発生するとその部分の映像がブロックノイズで乱れたり、音声が途切れたりする現象が発生していました。これは何とかしなければなりません。なんせこの27chに相当する局はこの地方では私の大好きなフジテレビ系列の局に相当します。

 この27chですが、ゲインが他の局に比べて低いようで、特に20dBを切るとエラーが発生しているようです。ネット上でいろいろ調べた結果、地デジ用のブースタを試してみることにしました。ユニデンのネット直販で3,980円(送料込み)を見つけたので早速発注しました。ただ、商品が届くまでの間何もしなかった訳ではありません。アンテナケーブルを減衰の少ないものに交換したり、F端子プラグも交換してみたりしましたが、現象は改善されませんでした。地デジはやっかいですね、アナログだったら少々映りが悪くても「まあ、しょうがないか」と思えるんですが、地デジはそうも言ってられません。なんせディジタルですから、1か0かです。映るか映らないか、イチかバチかの世界です。バチのまんまほっとくわけにはいきません。

 ところで、家のアンテナの取り回しですが、壁の端子から出ているアンテナ信号のVHFは良好なのですが、UHFが少し弱くて画面にノイズが乗るため卓上ブースタを20年以上前から使っています。家にある全ての受像機器はこのブースタの出力につながれていて、今回のFriioも例外ではありませんでした。で、ふと思ったんですよ、この20年以上前のオンボロブースタを通さない信号をFriioに入れたらどうなるのかと。

 その結果には驚きました。何故かブースタを通していた時よりもゲインの値が良くなってしまったのです。27chでもエラーが発生しなくなりました。「どういうこと?」、狐につままれた気分というのはこのことです。考えてみるに、20年以上前から使っているブースタですから劣化してるのでしょう。ブースタからの出力はおそらくノイズまみれだったのでしょう。アナログと地デジでは変調方式が違いますからそのノイズが影響したものと思われます。と言うことで2分岐を使ってブースタを通さない信号は地デジに、ブースタを通した方は従来のアナログ機器に接続することでこの問題は解決しました。その時です、玄関のチャイムが鳴りました。

 そのチャイムは運送屋さんがユニデンの地デジ用ブースタを届けに来たことを知らせるものでした。「もう要りません」とは言えませんのでちゃんと受け取りました。因みに、この際せっかくだから20年モノのオンボロブースタの代わりに新品のブースタを使うというのも考えて試してみましたが、新しいブースタはUHF専用ですからどうやらハイパスフィルタが組み込まれているようでVHFが映らなくなるという弊害が発生したためこの案は没になりました。そういうわけで買ったばかりのブースタは今も箱の中で眠っています。

 これで全てのハードウェア的な問題が解決したかと言うと、そうは問屋が卸しません。前述のようなことをやっているうちに新たな問題が発生しました。しばしばB-CASカードの読み取りがエラーになって「General Error」と表示されてカードを抜き差ししても復帰しないという問題が発生しました。復旧のためにはUSBコネクタを一旦抜いて再び差さなくてはならなくなりました。録画中にこれが発生することもあって、これでは使いモノになりません。ネットで調べてみると、他にも多くの人がこのエラーに悩まされていて、解決法のひとつとして日立製の外付けカードリーダを増設する方法が見つかりました。このカードリーダは3~4,000円程度でそんなに高価ではありませんがブースタの件もありましたし、購入は躊躇しておりました。

 問題が山積で「もうこんなものオークションででも売っぱらってしまおうか」などと考え始めていたわけですが、よくよく考えてみますと使い始めて最初の1週間の間にはこのGeneral Errorなるものは発生していなかったのを思い出しました。そう考えてみますと、アンテナの問題を解決する過程で何か「下手こいた」に違いありません。さて、何をやっちまったのでしょうか?思い出してみましょう。

 アンテナ線を新しい物に張り替えたのは前に書きましたが、その他にもいろいろやりました。例えば、アンテナ線やUSBケーブルにノイズカット用のフェライトコアを巻いてみたり、USBのポートを別の差込口に替えてみたり...あっ、これか!そう言えば最初使っていたUSBポートとは違うポートに替えていました。早速最初の頃に使っていたUSBポートにつなぎ替えてみたところ、何と!エラーが発生しなくなりました。USBポートに相性があるようです。もうちちょっとでブースタと同じ轍を踏むところでした。危なかったです。

 簡単にですが調べたところ、エラーが発生していたUSBポートはUSBマウスがつながっているポートと内部でHUBを共有していました。それに対して、エラーの発生しないポートは他の機器がつながって無くてコントローラを独占してしていることが分かりました。一般的に言えるのかどうか分かりませんが、Friioがつながっているポートでは他の機器とHUBを共有しない方が良いのではないかと思います。

 そんなこんなで、ハードウェアの問題がやっと解決したのは、もう5月の下旬になっておりました。次回はソフトウェア編ですな。