Beautiful☆Life

ひとりごと

悪い病 その2

2010年09月05日 | 三流オーディオ


「何だこりゃ?」って思うでしょ。私もそう思います。何かと言いますと、MDデータディスク用のMTR(Multi Track Recorder)です。MTRって何かといいますと、ギター小僧どもが自分の演奏した音を多重録音・ミックスダウンしてニヤニヤするという代物です。

もう一世代前はカセットMTRと言ってカセットテープの4トラックに録音してミックスダウンするというのがありました。カセットテープだとどうしてもダビングの時に音質劣化が起こるのですが、MDだとディジタルデータなので音質劣化は起こらないということでほんの短い間でしたが流行ったらしいです。その後すぐにフラシュメモリを媒体としたMTRが登場して顧みられなくなってしまいました。

今では3万円台で8トラックxV8トラック=64トラックでエフェクタやリズムボックスまで付いたものがローランドで売られておりますので、MDで4トラックなんで最早顧みられなくなってしまった訳です。

MDのMTRはYAMAHAなどの他社からも発売されていて、当時本気で買いたいと思っておりました。一応私もギター小僧だったのでそのように思った訳です。じゃあこれを今後使うのか?と問われますと、「多分使わない」だったりして...

実はこれ、普通の音楽用MDだと2トラックしか使えません。4トラックフルに使うには普通のMDとはちょっと違うMD DATA規格のディスクが必要なんです。MD DATA(140MBしかない)は今でも細々と売ってはいますが、1枚で千円前後します。誰がこんなモノ、ぺッな訳でして、「多分使わない」はそんな理由です。

でも、どうしても試してみたいので1枚だけMD DATA買います(たぶん)。

悪い病

2010年09月03日 | 三流オーディオ
最近また悪い病気が発病しました。無性にガラクタを集めるという何とも迷惑な病気です。

まずはこれ、SONYのMDプレイヤー、Sony MDS-JA3ESです。ES(ESPRIT)シリーズです。前々から欲しかったんです。「電源は入りますが、再生できませんでした」と書かれていたジャンクです。届いたときMDを入れてみましたが、TOCが読めないまま吐き出されてしまいました。でもね、30分後には再生を始めてたんですよ、コレが。



さっそく中を見てみましょう。



意外とスカスカですが、ESでないプレイヤーに比べるとかなりしっかりとした作りをしています。真ん中手前の四角くて黒っぽいのがMDのドライブユニットです。

もう少し見てみましょう。



トランスですが、何とトロイダルコアです。凝ってますねぇ。

さて、修理ですが、ドライブユニットを外さないでレンズの掃除が出来ればそれに越したことはないので何とかならないかと見回してみましたが、どうやらそれは無理なようでした。仕方が無いのでドライブユニットを外してみますと、前面側の方からレンズを見ることができました。で、イソプロパノールを染み込ませた綿棒でフキフキしてあげました。

仮組みしての試運転です。



あっさりと直ってしまいました。レーザの出力調整まで覚悟しておりましたが、本当にあっさりと直ってしまいました。これは故障というレベルではありません。おそらく、筐体を開けなくても、MD用のレンズクリーナ・ディスクを使って復旧できたのではないかと思います。まあ、ラッキーでした(これがために1,200円で買えたもんね)。

何を喜んでこんな記事を上げてんだ、とか、今更MDは無いだろうとか思うかもしれませんが、だからこそなんです。私がメンテナンスしながら後世に残すのです。テープデッキも集めてます。この世から消えて無くなりそうなモノだからこそ大事にしたいと思っているのでありました。偉そうなこと言ってすみません、本当はタダの病気です。

もう1台の話はまた後で...

ヘッドホンを買った

2010年04月07日 | 三流オーディオ


ヘッドホンを買いました。SonyのMDR-Z300という三流オーディオファンの私にぴったりの三流品です。

本当はMDR-CD900STが欲しかったのですが、2万円弱もするので躊躇しました。この前「もう我慢する人生はやめた」と宣言した私ですが、人というのはそう簡単に変われるものではありません。MDR-CD900STというのはモニター用ヘッドホンの標準品と言ってもいいぐらい有名な機種でして、多くのレコーディングスタジオで採用されているものです。これですが。



よくテレビでレコーディング風景なんかを撮影していることがありますが、たいていこれを使ってます。欲しいです。

ただし、万人受けするものではありません。モニタ用ヘッドホンと言うのは原音を忠実に再現することに注力しているもので、おそらく低域から高域までフラットな特性なんだと思われます。音撮りするスタジオなどでは必須のアイテムですが音楽を鑑賞する用途には向いてないということで、面白味のない音だと評価する人もいます(たぶん一流オーディオファン)。

今回買ったMDR-Z300もモニタ用ヘッドホンですが、私がヘッドホンに求めているのは使用している機器の状態を詳しく知りたいという目的ですので敢えてモニタ用を選んだと言うことです。早速CDプレーヤに細かな雑音が混ざっていることを発見しました。スピーカで聞いているうちには分からなかったので早速収穫です。この雑音というのが3曲目から6曲目だけに発生するという不可解な現象でして、おそらくピックアップが移動するレールの一部にホコリが溜まってるとかグリスが固まってるとか、そんなことではないかと想像しております。使っているCDプレーヤはCDP-228ESD(一応ES付き)という大昔の機器ですし、ここ最近CDをかけてなかったので、そんなこともあり得るかと。

このヘッドホン、実は「いい音だなー」と満足してるんですよ。なんせ三流オーディオファンですから、何の問題もないわけですよ。

MDS-S37の場合、再び

2010年03月28日 | 三流オーディオ


こいつですが、この時点ではメカをMDS-JE500と交換しているため録音がダメダメな状態です。ディスク全体の消去を行うと「ブランクディスク」ではなく「ディスクエラー」となってしまうんです。何かを書いてるが読めない情報を書いているという状態なので故障原因はレーザユニットにあると考えるのが自然です。そこでレーザユニットを交換することにしました。交換するのはずっと前に戦った同型機の物です。で、取り出したのがこれ。



ここで大事なのはレーザユニットは静電気に非常に弱いということです。うっかり触ると顔色一つ変えずにお釈迦になってしまいます。それを防ぐために静電気を短絡して逃すためのショートランドというのが用意されてるんですな。写真では水色の矢印のところにそれがあります。ここにハンダを盛ってショートさせてからリボンケーブルを外します。再び取り付けた後はハンダを取り除いて元どおりにします。こうやって、レーザユニットを交換してみたのですが、やっぱりダメでした。交換したユニットが正常だという保証も無かった訳でして、実はそれほど期待はしておりませんでした。「やっぱりダメか」といった感じです。

さて、いよいよ最後の手段です。不調の原因はおそらくレーザ出力の不足だろうと最初から見当はつけておりました。つまりレーザ出力を上げてやる方法が有れば直せます。実はその方法というのが有るんです。レーザユニットにはレーザの強さを調節する半固定抵抗がたいていの場合付いてるんです。



この赤い矢印の半固定がそうなんです。そうですね直径3mmほどのとってもちっちゃな部品です。実際の作業は下の写真のような状態で行いました。



この青い矢印の所を調節するわけですが、実はそう簡単なことではありません。さっきの静電気と同様レーザダイオードというのは非常に敏感なデバイスでして、ほんのちょっとでも電流を流しすぎると直ぐにコレマタお釈迦になってしまうんです。ですからデタラメにこの半固定を動かしてはいけません。微妙な調整が必要なんです。本来なら計器を見ながら慎重に行う作業なのですが、オシロとか持ってませんからどうしても当てずっぽうになってしまいます。因みに緑色の矢印の所、2箇所にショートランドがあります。おそらくどちらか一方だけにハンダを盛れば良いのでしょうが私は念のため両方に盛っております。

しかも、私はかなり老眼が進んでますからこんな細かい作業は大変なんです。もうかなりの倍率のルーペを使って慎重に行いましたとも。最初この半固定を、時計の針で言うならほんの3分程度右に回して組みなおしてテストしてみました。

最初に行ったのはMD全体の消去です。今までは「Disc Error」となっていた訳ですが、ななななんと「Blank Disc」と表示されるではないですか。期待に胸が膨らみます。で、実際にCDプレーヤと光ケーブルでつないで数曲録音してみました。それを再生してみたら、ななななんと音が出たんですよ。やりましたよ。でもね、聴いてるうちにアチコチに音飛びする部分があることが分かりました。やっぱりこのままでは使い物になりません。

というわけで、レーザの出力を上げるという方向性は間違っていなかったと確信するに至った訳です。ということは、上げ具合が足りなかったのだろうということで再び分解です。今度は前の3分にもう2分程度加えて積算で5分程度回してやりました。その結果、何の問題も無く全機能が稼働するようになりました。今回も勝利しました。で、こいつは今、実家におります。決して置くところが無くて邪魔だと言うわけではありませんよ(実はじゃま)。

間違ってここに迷い込んだ子羊のために書いておきますが、この手段は何度も書いてるとおり最後の手段です。もし実施するならその前に八百万の神に祈りを捧げてからにして下さい(間違えるなよ、”やおよろずのかみ”と読むんだぜ。”はっぴゃくまんのかみ”と読んだ人には災が...)。

ついでに書いておくと、ここ最近メインで使ってたプリメインアンプのSONY TA-F333ESXⅡもお彼岸の休暇の時に実家に持って行きました。こっちの方はデカい上に重くて(20kgほどあります)本当に置くとこが無かったからなんですが、置き換えた今のアンプのTA-AV870D(これは16kgしかない)よりも333ESXⅡの方が断然音は良いです。何で変えたかというとリモコンが使えるというただその一点です。ただし、完全に納得しているかと言うとそうでもなくて元に戻そうかと迷ってたりして...だって音が...

こんなつまらんブログを、最後までお読みいただきありがとうございました。
フニャ

MDS-JE500の場合

2010年03月27日 | 三流オーディオ


これなんですが、Yahooオークションで¥1,000で買いました。もちろん難ありです。ただし「難有り」とは書いてありませんでした。

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再生や早送り/巻き戻しなどの基本動作確認済みです。
その他REC機能などの細かな動作は未確認になりますのでジャンク扱いにて出品します。
外観は小キズや細かな汚れなど、中古品のため多少の使用感ございます。
付属品はございません。
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とまあ、こんな感じの紹介だったわけですが、注目すべきは「その他REC機能などの細かな動作は未確認」の部分です。再生を試したのに録音は試していないなんてホントかなあと思うでしょ。これがオークション特有の婉曲な表現です。つまり、「録音できません」とまあ、そういうことです。

実際に届いてから録音を試してみました。平原綾香のシングルCD「Jupiter」が既に入っているMDを使ったわけですが、これが大失敗でした。録音に失敗しても追記されるだけなので既に入っているデータには影響が無いだろうと思ったわけですが大甘でした。TOC(Table Of Contents)を書き換えてしまうことを忘れてました。で、二度とJupiterには会えなくなりました。これで分かったことは、全くレーザが出ていない訳ではなくて、何かを書きこむが読めないデータを書き込むということです。これは厄介です。うっかり録音ボタンを押すとえらいことが起こるということです。更にタイトル入力でもTOCを書き換えるので大問題です。このままではプレーヤだけの機能でも不安で使えません。

さて、もちろん分解です。



中はこうなっています。左側がガラガラですなぁ。
「アレッ、これってどこかで見たことあるぞ」と思いました。
そうなんです、かつての好敵手MDS-S37のメカにそっくりなんです。何度も何度も分解していじくり倒したので忘れる訳がありません。で早速そのMDS-S37も分解して確かめてみました。それがこれです。



メカだけではありません。基板もそっくり同じです。これにはちょっと驚きました。それは置いといて、JE500の録音機能をなんとかしなくてはなりません。取り敢えず、レンズのクリーニングをしたら直ったという淡い夢を見てレンズクリーニングをやってみましたが、やはりダメでした。さて、どうしよう。

このMDS-S37のメカが壊れていなければメカを交換すれば済むことなのですが、生憎全損状態なのでこれは無理。という訳で適当な値段のMDS-S37を入手することにしました(気長に)。ところが、気長に探すつもりでしたが、直ぐに見つかりました。何と¥100です。送料を足して¥940という格安です。



ただし、以下のような紹介文でした。
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MDディスク取り出し時にMDディスクのカバーが開いたままになります。
録音時に1曲目が録音できません。
ディスクエラーが頻繁に起きます。
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やっぱり録音に難がありますが、1曲目が書けないだけで録音は出来るようですから試して見る価値はあります、¥100で。これには取説とリモコンまで付いていました。非常にラッキーです。

さて、このMDS-S37ですが、レンズのクリーニングをしたらあっさりと正常稼動しました。なので、このメカをMDS-JE500のほうに移植して使えるようにしました。S37が稼働するんだったらそのまま使えば良いように思うかも知れませんが、S37の方はコンパクトコンポ用のサイズになっていてカッコ悪いんです。我が家のオーディオはアンプとCDプレーヤがフルサイズの機器なのでMDレコーダもフルサイズで揃えたかったのです。「それだけかい!」というツッコミが有りそうですが、実はそれだけです。いちばん上のがMDS-JE500です。



ああ、それから、MDのシャッターが閉まりきらないという現象ですが、単に埃が引っかかっていただけでした。この機体は私が開けるまで一度も開けられたことが無いようでした。なんで分かるかと言うと、筐体を固定してあるビスの頭が全く傷が無く綺麗だったからです。これってクルマなんかにも応用できるんですよ。ビスの頭が綺麗だったら事故歴がないと思ってよいでしょう。兎に角、今回は¥100なのに大当たりを引いた感じです。

録音ができない方のユニットですが、実はこの後これも素人さんは絶対にやってはイケナイ方法で直してしまいました。それに付いては明日書きます。

MDS-S37の場合、Part2

2010年03月19日 | 三流オーディオ
久々の「三流オーディオ」スレです。

表題は「MDS-S37」ですが、その前にTA-AV870Dの話をしましょう。
最近買っちゃったんですよこれを(下の方のやつ)、上の方のやつが今回のメインキャストのMDS-S37なんですが、これは後で詳しく。



いわゆるAVアンプという奴でして、1991年の発売当初は\138,000と言う値段が付けられてた高級機でして、サイドウッドが付いてることからもその辺は分かると思います。カッコいいです。5.1チャンネル・サラウンド・ステレオとかを鳴らすことが出来るんですが、そんなに沢山スピーカ持ってないので普通に2チャンネル・ステレオで鳴らしてます。

こいつを例によってYahooオークションでそれなりの値段で買いました。ボリュームにガリ有りのいわゆるジャンクでの購入でした。その程度の問題は私にとっては大したことありません。なんせ全く鳴らないアンプを平気で買ってしまうアホですから私は(でも、ちゃんと直して今は鳴ってるんだぜ)。

ボリュームにガリが有るという表記でしたが、実際に手に取っていろいろ弄ってみるとそうじゃないように思えました。大概のアンプにはスピーカへの出力をON/OFFするスイッチが付いているんですが、このスイッチのONとOFFを頻繁に繰り返すとちゃんと鳴ったり鳴らなかったりがランダムに起こるんです。それで、なんとなくちゃんと鳴っていると思われる状態でボリュームを大小してみたんですが、いわゆる「ガリ」の現象は起きないことが解りました。で、結論としてスピーカ出力が不安定なのはプロテクタのリレ接点の不良だと見当をつけました。ていうか、それしか考えられませんよ。素人には分からんのですよ、こういう事が。

と言うわけで早速分解です。実はこの分解が一筋縄ではなかったのです。単純に背面のスピーカ端子と一体と成っているリレー基板を取り出してリレー接点を磨けば事は済むんですが。このリレー基板の下にリアスピーカ用のパワーアンプ基板が取り付けてあってこれと干渉してフロントスピーカのリレー基板を外せないんです。で、外そうとしたら取り付けのビズがかなり奥の方にあって手持ちの工具では届かないと言う。つまり、こういう事です。



この長いドライバーを買いに走った訳です。それでここら辺をバラバラにしてリレー接点をクリーニング、って言うかサンドペーパでゴシゴシ。



この後元通りに組み立ててまともに鳴るようになったという次第です。

平ベルト、その後(実験編)

2007年05月10日 | 三流オーディオ
 先日の記事「レコードを聴きたい」の中で作ろうとしていたゴム製の平ベルトについての記事です。



 ターンテーブル用の平ベルトを自作した方のHPで薦められていた接着剤「ボンド・GPクリア」を買ってまいりました。正直に言うと、接着能力に対してとても懐疑的でした。自分の経験から言って厚みが0.8mm、長さ15mm程度の面どうしのゴム素材の接着では少し力を入れれば外れてしまうと思っていました。で、取り敢えず接着の実験をしてみました(例によって、ピンぼけ写真)。



 これは単なる実験だったので突き合わせの面が多少曲がっていますが、接着して24時間放置した後です。で、引っ張ってみました。で、びっくりしました。外れません。更に力を入れて引っ張ってみました。外れません。こんな凄い接着剤がその辺のホームセンタで売ってるなんて知りませんでした。

 これは期待が持てそうです。今週末にでも精密に作ってみようと思います。

 ところで、二枚目の写真は百均で買ってきたカッティングボードの上で撮ったものですが、このカッティングボードの目盛りをみて下さい。1cmを7等分してあります。7等分ですよ。1目盛り約1.4mmです。何の役に立つ目盛りなのでしょうか。私が大好きな百均は、こんな所でもなにげに楽しませてくれます。百均LOVE(はぁと)。

レコードを聴きたい

2007年05月08日 | 三流オーディオ
 久々に三流オーディオの話題である。ここでも書いているが、私にはジャンク屋で売っている普通の人にはただのゴミにしか見えないオーディオ機器などを手に入れては直して楽しむという変わった趣味がある。この趣味の悪いところは数々あれど、一番困るのがそれらの機器の置き場所である。そこで、この連休に取り敢えず使わない数点を田舎の家に持って帰った。

 持って帰ったのはパイオニア製のスピーカ1組、ウーハが30センチ位ある結構でかい代物である。スピーカだけでは芸が無いのでそれを鳴らすためのサンスイ製のアンプ(AU-D507X)とソニー製のCDプレーヤ(CDP-770)も一緒に持って帰った。

 このスピーカも修理品である。修理記録はここにある。実はこのスピーカは家が狭いため(その原因を作っているのは自分だが)、まともに設置して鳴らしたことがない。今回田舎の家に持って帰ったのはちゃんと設置して鳴らしてみたかったのも理由の一つである。なかなか良い音がしていたりして、別のアンプをつないで鳴らしてみたいという願望も頭をもたげたりした。

 さて、そろそろ本題だが、田舎の家には私たち姉弟が昔買ったレコードが置いてある。私たちの家にはCDプレーヤは有ってもターンテーブルを持っている人はいないので、ここに集まっているという次第である。この田舎の家には弟が昔使っていたソニー製のターンテーブルがある。それで、そうこうしているうちにそのレコードを聴こうと言う話しになったのである。

 早速アンプのそばまでターンテーブルを運んで試してみたのだが、残念なことにターンテーブルが回らない。それで、アルミダイキャスト製のテーブルを持ち上げてみると、そこには無惨に朽ち果てたドライブベルトのゴムの破片が...道理で回らないはずである。

 次の日、ホームセンタで最も大きい折り畳み長140mmのゴムバンドを購入して試してみたが、200mmは必要なところに140mmのゴムバンドなので結果は悲惨。回転は安定しないわ、ゴムのテンションが強すぎてギュルギュルと音はするわで使いものにならない。

 インターネットで調べてみると「千石電商」というインターネット通販で、195mm×6mm×0.6mmという、まさにピッタリなドライブベルトがなんと263円で売っているではないですか。思わず発注しましたよ、しないわけ無いでしょ、たとえ送料が1,050円掛かろうとも。ところが、後日「在庫切れ」とのメールが...入荷予定も不明とのことで残念。で、yahooオークションで検索してみると有りますよ沢山。でも3,500円とか、ちょっと高くないですか?この値段では「思わず発注」はあり得ません。

 他に良い方法は無いかとインターネットを検索していると、見つけたんですよ、ドライブベルトを自作している猛者のHPを。それがここです。なんでも自転車用のタイヤチューブを切って貼って作るんだそうです。まさに三流の私にピッタリの記事ではないですか。早速作ってみようと思ってる次第な訳です。報告は後日。

追伸:
 さっきこの件を弟にメールしたら、「タイヤチューブは百均で買える」と返信してきた。どうやら「作れ!」と言っているようである。

衝動買い

2007年04月24日 | 三流オーディオ
 ディジタル・オーディオ・プレーヤ。内蔵メモリ256MB、単4乾電池、MP3およびWMA再生可能、128kbpsの圧縮でおよそ60曲記録可、ボイス・レコーダ機能付き、価格1,000円。思わず2個も衝動買いしてしまいました。

 yahooオークションからのメールでバーゲンセールを行うとのこと。なんとNINTENDO DS Liteが100円ですよ。もちろん数量限定ですが。20日の午前11時からスタートとのメールを貰っていたのですが、気付いたのは夕方の5時過ぎでした。もちろん買えるはずもなく...で、他の出品物を見ていて見つけたのがこのMP3プレーヤ1,000円なり。目玉商品の釣りに見事に引っかかるという素直さ。

でも送料+代引き手数料が1,260円かかったので1個あたり1,630円になってしまいました。得したとは思えない衝動買いでしたが、日本語表示対応で今まで持っていた中でも電池の保ちがよく、案外良かったかもと思ったり。2個買ったのは商品より送料の方が高い事が許せなかったからです。アホだー

支那製です(made in china)。朝鮮製ではありません、間違っても。

SONY TA-F222ESXの場合

2006年06月20日 | 三流オーディオ
 写真は現在使っているシステムです。アンプはこの前修理したばかりのTA-F333ESXⅡを使っています。CDプレーヤはCDP-227ESD、MDプレーヤはこれまた修理したばかりのMDS-S37。サイドウッド付きのアンプがカッコイイです。

 333ESXⅡに交換する前に使っていたアンプがあります。TA-F222ESXというアンプです。実はこのアンプも壊れていました。というか未だに壊れています。バランスのボリュームがおかしいです。それで、「source direct」というボタンを押すとトーン回路やバランス回路を迂回するので常時そのボタンを押したままで使用していました。が、問題はそれだけでは無いことが最近わかりました。

 アンプを入れ替えるために常用していた222ESXをラックから下ろしたついでに、筐体を開けていろいろ調べてみたところ、source direct を使っても左(L)の音が右に比べて小さいことがわかりました。原因として考えられるのはロータリスイッチやスライドスイッチの接触不良。最悪の場合どこかのトランジスタの劣化。もしくはゲインの調整不良。いずれにしてもこれは原因を調査して修理しなくてなりません。

 バランス用のボリュームはソニーのサービスに問い合わせて取り寄せようとしましたが、あいにく在庫がないとのことでどうにもなりません。現在代替案を思案中。

 取り敢えず鳴っているアンプが有るので本格的な修理に取りかかるのは何時になることやら。