モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

鉄塔武蔵野線

2010-07-05 | 読書、芸術
 裏山の散歩コースにある鉄塔です。鉄塔に愛着が生まれたのは、銀林みのる氏の「鉄塔武蔵野線」(ソフトバンク文庫)を読んでから。身の回りにある鉄塔に光を当てたこの小説は鉄塔小説というジャンル?を作ったと言われます。まあ、どの位社会的な影響力を持つかは別にして、以降TVや映画に鉄塔を意識的に入れ込んだ場面が作られるようになったと思います。
 私も旅行などに行くと鉄塔をじっくり観察してしまう習癖がつきました。小説を読んでいても鉄塔が出てくると(たとえば堀江敏幸の小説など)頷いてしまいます。表記の小説は第6回日本ファンタジーノベル大賞受賞作です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする