ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーW 「第29話 悪夢なH/眠り姫のユウウツ」

2010-04-04 16:39:16 | 仮面ライダーシリーズ
鳴海探偵事務所に、大学の同じ研究室の男6人が夢の中で怪物に捕まり、目を覚まさなくなったとメルヘンチックな出で立ちをした女子大生・雪村姫香が依頼してきた。姫香も何日も眠れていない。

翔太郎が君を守ってみせる、と言うと、姫香は、もしかして私の運命の王子様?と翔太郎に抱きつく。

姫香は風都大学の赤城脳科学研究室で夢に関する研究をしている。翔太郎達は、研究室の赤城教授を訪ねる。そこには照井と真倉も訪ねていた。眠り病の学生6名は、赤城とともにメイセキ夢の研究に打ち込んでいた。メイセキ夢とは、自分で夢を見ていると自覚できる夢のことである。赤城達は睡眠中の脳波を調べ、メイセキ夢の謎を解き明かそうとしていた。6人の学生は実験台になり、目を覚まさなくなった。だが赤城は研究はハードだから眠り込んでいるだけだと言う。

照井がその装置を使用させてもらえますかと言うと、姫香がそんなことをしたら夢の中の怪物が、と言いかけるも、照井は真正面から立ち向かい怪物を退治しますと言う。翔太郎も、だったらオレもやると言う。姫香は照井にも抱きつき、あなたが運命の王子様?と翔太郎に言ったことと同じことを言う。それは姫香なりの優しさなのだ。

亜樹子は犯人は赤城だとにらむ。翔太郎と照井が装置を試す。だが、翔太郎はなかなか眠れない。

研究中、何者かがナイトメアのメモリを手にしていた。

照井は夢の中に入り込む。そして死んだはずの妹・ハルコが刃野と結婚式を挙げていた。まさに悪夢であり、これがメイセキ夢なのだ。そこにドーパントが現れ、私の姿を見たらもう帰れないと言う。照井はアクセルに変身。ドーパントに立ち向かう。ドーパントを倒したかに見えたが、ドーパントはすぐさま再生。アクセルは危機に陥る。

翔太郎は一晩中起きていた。照井が眠り病になり、額には“H”の文字が。

フィリップは検索を始める。翔太郎は照井の仇を討つと言うが、フィリップは相手の能力も分からず飛び込むのは危険すぎる、検索を続ければ対策が掴めると言う。

一方、若菜が気分がいいと言う。イサカは、若菜がより高いレベルでメモリに適合した証だと言う。そしてドライバーでは完全な力は引き出せないと言う。琉兵衛は、父親にとって娘は宝物であり、若菜に何かあったらその時は覚悟しておけ、とイサカに忠告する。

翔太郎達は再び姫香のもとに向かうが、姫香はこの事件から手を引いて欲しいと言う。姫香の夢にドーパントが出てきて、探偵に手を引かせろ、さもなければ眠り病にしてやる、と言われたと言う。翔太郎は依頼人を見捨てないと言うと、姫香は運命の王子様だと翔太郎に抱きつく。

フィリップは検索結果、作戦が一つだけ見つかり、早速実行に移る。その時、フィリップの頭上を謎の飛行物体が。

作戦とは、2人がWに変身し、意識を転送した状態で眠れば、フィリップも翔太郎の夢の中に入ることだ。

翔太郎の夢は時代劇だ。翔太郎は岡っ引である。夢の中にはフィリップ、亜樹子、姫香、照井、サンタちゃんも。そこにドーパントが出現。姫香はドーパントに吸い込まれる。2人はWに変身。
「疾風!」
「切札!」
Wはドーパントの行方を追う。

ドーパントを追い詰めたWはなぜ研究生を眠り病にしたか問い詰めると、ドーパントは私こそが姫香の王子様だからだと言う。ドーパントは再び逃走。逃げた先ではフィリップが待ち構えていた。フィリップも特別な存在なのだ。フィリップはドーパントに君は赤城教授か?、と聞くが、赤城もすでに眠らされていたのだ。

亜樹子の前にナイトメアを訪ねてきたイサカが現れ、フィリップとWが眠っている姿を目撃。イサカはウェザードーパントに変身。眠る2人に攻撃を仕掛ける。

フィリップが、赤城ではないとすると、君は誰だ、と言うと夢の中で姿が消え、Wの変身が解除。フィリップが目を覚ます。そこにはウェザードーパントが待ち構えていた。夢の中ではWがドーパントに苦戦。フィリップの危機に駆けつけたファングもウェザーに弾かれ、フィリップはウェザーの攻撃を受けその場に倒れてしまった・・・。


今回次回は京都・大阪ロケを敢行。近年の仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズにおいて京都ロケは何度も行われていますね。斬られ役でお馴染みの福本清三氏も出演していました。

今回は一見コメディ回に見えますが、ウェザーの攻撃を受け、フィリップが絶体絶命になったり、フィリップの頭上に飛来した飛行メカといった今後の展開を匂わすなど、コメディ一辺倒ではないといった感じでしたね。

夢の中で2人がWに変身する時に木でできたメモリで「疾風!」「切札!」と叫ぶのが見ていて面白かったですね。あのメモリ発売してくれないですかね。





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