なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
お花好きな方もコメントどうぞ。

エンドウ

2021年02月20日 10時54分01秒 | 農園たより

マメ科のエンドウです。

中央アジア原産、古くから食用として栽培される、つる性の越年草、または1年草です。

寒さに強く、秋に種をまき、年を越して春先に花がさき、種子の入った莢になります。

茎は他のものにからみ1メートルから2メートルほどにのびます、農園ではネットをはっています。

葉柄を持つ3出複葉が互生します。小葉は卵形で縁はなめらか、先端の小葉は巻きひげに変化しています。

茎には葉の付け根に托葉がつきます、ハート形から三角形で2枚が向かい合って茎を巻きます。

花はマメ科の代表的な花で、蝶形花とよばれます。

葉の付け根から花柄がのびて緑色の萼から花がさきます。

大きな立ち上った薄紫色の1枚の花弁は旗弁とよばれます、中央に割れ線が入ります。

左右から前方に付きだした紫色の花弁2枚は側弁とよばれます。

側弁の中にうすい紫色の竜骨弁があり、2枚で雄しべと雌しべを包んでいます。

竜骨弁の中には子房があり、子房の先から太い柱頭が1本のびます、柱頭の周りから雄しべが10本のびます。

子房は豆の莢になり、莢の中に数個の種子が作られます。

「絹さや」や「スナップエンドウ」は、種子が未熟なうちに莢を食べます。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。