ナス科のジャガイモです。
農園のジャガイモが大きくなってきました、何本かの花がさいています。
南アメリカ、アンデス地方原産の多年草、地下茎にでんぷんを多く含む重要な食料です。
15世紀ころスペイン人が本国に持ち帰りヨーロッパにひろまったそうです。
日本へはジャワ島のジャガタラを経由してオランダ人が持ち込んだそうで、「ジャガタラの芋」から「ジャガイモ」とよばれます。
高さは30センチから60センチ、茎は枝分かれして葉が広がり、上部で花がさきます。
葉は互生、7枚前後の羽状複葉、小葉は先のとがった卵形で周りはなめらかですが細かい毛があります。
葉の付け根から花枝をのばして数個の花がさきます。
花弁は薄い紅色から紫色、白色など品種によって変化があります。
花弁は5枚反り返って開きます、雄しべは5本、中央にある雌しべの花柱を囲むようにつきます。
萼片は細く5本あり、細かい毛が一面についています。
花は結実してミニトマトのような果実になりますが落果しやすく、種子では栽培されません。