なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
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タネツケバナ

2021年02月18日 16時30分23秒 | 野草

アブラナ科のタネツケバナです。

北海道から本州、四国、九州に分布する越年草、水田など湿った場所で見られます。

秋から冬にかけて茎をのばし、早春に白い花をさかせます。

茎は20センチから30センチに立ち上がります。

下部の葉は大きく、上部の葉は小さく互生につきます。

葉は羽状複葉、小葉は細長い卵形です。

花は茎の上部に多数が付き、白色の花弁4枚で雄しべは6本。

花が終わると花柄がのび、莢がつきます。

莢の中で種子が熟してゆきますが、上部では次々と花がさき、茎は上にのびてゆきます。

花のさくころに籾を水に漬ける、田植えの準備が始まるので「種漬花」と名前がついたそうです。

房総ではまだ田植えの時期ではないのですが、タネツケバナは花盛りです。

 



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