ナス科のナスです。
インド原産の多年草、日本では冬が越せないので一年草になります。
日本に入ってきたのは奈良時代だそうです。古くから栽培されているので改良された種類が多くあります。
高さは50センチから1メートル、葉は互生、卵形の大きな葉を広げます。葉の先はとがり、まわりは波打ちます。
茎の途中に花柄をのばし、下向きの花がさきます。
うすい紫色から紫色の花弁が大きく開き、先は6枚に割れます。
花の中心には、花粉が入った黄色い雄しべの葯が6本並びます、葯は雌しべの柱頭を囲んでいます。
茎や萼は濃い紫色から緑色と変化があります。
茎や萼、葉にはトゲがありますので注意してください。
「親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もない」とは言いますが、実のつかない花もあります。
自分の子供が親になって、自分の思った通りに育って孫を育てている。
そんなわけは無いですよね、親の言うことを聞かないのが子供、自分の言うことが全部正しかったわけでもないと思うこのごろです。
人生とはこんなもんだったんですねぇ。