ミズキ科のハナミズキです。
1912年東京から送られた桜の苗木のお礼に、1915年アメリカから送られたのが最初だそうです。
バージニア州、ノースカロライナ州の州花とされているそうです。
北アメリカ原産の落葉高木、日本のミズキより花が大きく公園などで街路樹として見られます。
高さは5メートル以上に大きくなります、葉は対生する卵形で先がとがり、縁はなめらかですが少し波打ちます。
葉の芽ぶきと同時に枝先に花がさきます。
4枚の花弁にも見えますが総苞で、白色からうすい紅色まで変化があります。
下の写真では総苞の中に20本ほどの棒状のものが本来の花のつぼみです、数個が開いているのが見えます。
うすい黄緑色の花弁は4枚、雄しべ4本がのびます。
下の写真は総苞が開く前です。総苞の中には小さなつぼみが待っています。
4枚の総苞が開くと先端に凹みが見られます、これは総苞が開く時に先端がつながっていた場所で、紫色から褐色になっています。
総苞は十字型につながっています。