毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「沖縄の暮らし:運動会と基地反対と」No.2431

2019-09-24 22:55:49 | 我が心の沖縄

おとといの日曜日、沖縄読谷村の小学校で運動会が行われました。

高学年の子ども達による地元の舞踊「エイサー」。

テントのところに座っている子ども達が三線を演奏しています。

写真は、沖縄在住のフェイスブック友だちShigekoさんが、

お孫さんの学校で撮影したものをお借りしました。

台風のため、午前中で運動会は終えられ、

おうちでお母さんの手作りお弁当を囲んだとのこと。

日本のあちこちに深刻な被害をもたらす台風ですが、

私も、沖縄の半端じゃない台風を4年前に体験しました。

ちょうど名護市瀬嵩のゲストハウスの家守をしていたので、

入り口に太い柱のようなカンヌキをしたり、

家主の犬、グナアを待避させたり、

何かあってはいけないとめっちゃ緊張しました。

翌日、タクシーの運転手さんに

「昨日の台風は凄かったですね~!」と言うと、

「え、あれ?あれはね、台風の赤ちゃんさ。

本物の台風はあんなもんじゃないよ~。」

と言われ、ひっくり返りそうになりましたよ。

愛しい孫たちの発表を見つめるShigekoさんの眼差しは、

日本中、どこの町や村のお祖母さんとも共通するものですね。

でも、違うことが一つあります。

沖縄では、普通のお祖母ちゃん、お祖父ちゃんが、

子や孫とのかけがえのない今の時間の一部を犠牲にして

未来の子供たちの生活のために、

新基地建設強行阻止に

毎日身体を張らなければならないということです。

Shigekoさんも、車で一緒に行く仲間とともに

何年も辺野古や安和に通っています。

沖縄の普通のお祖母ちゃん、お祖父ちゃんたちに対して、

いつまでこんな理不尽で酷い仕打ちを続けるのでしょう、

国は。

そして、本土の無関心な人たちは。


 

 

 

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