12月から健康保険証の新たな発行はしませんよ、と日本政府は決めました。
(だから何?)と私は心で呟きます。
今持っている保険証は来年の使用期限まで使えるし、
期限までには資格確認書が送られてくるので、
それ以後は資格確認書を使って医療機関で診察を受けられるのであります。
つまり、何もしなくても心配することはないのであります。
見た目も両者はほぼ同じ。
↓ 資格確認書の見本
↓ 健康保険証の見本
むりくりマイナ保険証を作らせようとして、
「12月から保険証の新規発行はしないぞ」と危機感を煽る政府の意図を
汲んでやる義理も人情も、国民の一人である私には全くないのです。
法律違反でもありません。
石破首相が総理大臣になる前(9月8日)に記者会見で述べた言葉、
「マイナ保険証と今までの保険証は併用する選択肢があって当然」は
日本全国津々浦々まで知れ渡っております。
(こういうことやってるから政治不信が加速するのだ。馬鹿野郎)
と私は心で呟くのであります。
持たないことで生じる様々な圧力に耐えて今日まで来ました。
隣人からは「2万円のポイントをもらわないなんて、信じられない!」
友からは「やり方が分からないなら教えるよ。絶対にもらうべきよ」
夫は今朝も「持たないなんて意固地だ」
クリニックの受付からは何度も
「マイナンバーカードを持っていないんですか?」
と言われています。
将来にわたって国のやり方が信じられない、
このことが、私がマイナンバーカードを持たない理由です。
持ってる人は国のやり方に従順、持たない人は国に対して反抗的。
こんな踏み絵のようなやり方で国民を分断するのは、直ぐに止めて欲しいです。
でもブルーはーとさんという力強いお仲間がいて、本当に嬉しいです。
圧力に負けず頑張ります。
自分で調べ、自分で考えることなしに時の声に迎合することだけはすまい、と思う人は日本では余り多くないみたいですね。
中国は全国民IDカード保持が義務です。そしてそれは銀行、交通機関、医療機関、大きな商業施設など主要な場面で当然のように提示が求められます。私は外国人なのでパスポートがIDカードの代わりでしたが、ちょっと隣の省までバスで移動するのもパスポートがないと乗車券が買えなかったのです。銀行で中国元を日本円に両替するのも毎回パスポートを提出しました。思い出すと腹が立ちます。 中国の教え子(卒業生)がこんなことを教えてくれました。四川省で働いていたが、そこでの仕事を辞めて故郷山東省に長距離列車で戻った。実家に戻った翌日、携帯に地元警察から電話があり、「君は四川省から山東省の町に戻ったのに、まだ町の自治会のコロナワクチンを接種していないな。即刻しなさい。」と。
なぜ自分が山東省に戻ったのを、また、町の自治会のワクチン接種していないのを警察が把握しているのか、と、その子は心底驚いたそうですが、それは中国のIDカードが様々な機関にガッツリ紐づけされているためです。
マイナカードの紐づけ…私たち国民の一挙手一投足を管理するのに、これほど便利なものはありません。こんなのを国民に押し付ける国は絶対に信用できませんよねえ。
そうなんです。マイナンバーカードは医療機関だけの
問題ではないんですよね。
いろいろなものに紐づけられ、見えない眼に監視される可能性がある。
交通系ICカード(関東ではsuica)も、モバイルsuicaに取って代わられつつあります。
どこに行って何を買って・・・全部記録が残ります。
本当に怖いと思います。
日本は中国のやり方を目標にしているのでしょうか。
時代に逆行していると言われても、自分の感性を信じて行こうと思います。