山本太郎さんがスピーチでいつも緊縮財政批判をしているので、
最近その根拠となる「現代貨幣理論(MMT)」の動画講座を
見るようになり、その流れで
長年、スルーしていた
三橋貴明さんや中野剛志さんの話も聞き始めました。
チャンネル桜(日の丸の旗がパタパタ)によく出ている方々です。
そこで論陣を張る人たちは
どうせ櫻井よしこみたいなのばっかりで
興味深い話など聞けるはずがない
というのが長年の私の先入見でしたが、
いま、世の中はそれほど単純ではないことが
動画を観てよくわかりました。
少なくとも日本の経済政策については
共産党とれいわ新選組を除く野党も、与党と同じように
旧来の主流派経済理論を固くなに信じていて
それを基本にずっと20年以上も緊縮財政を続けています。
寒いと震えている子を「汗をかかないように」と
寒風の外に立たせているのも同様、
激やせの子に「太り過ぎたら困るから食べるな」
とご飯を与えないのも同様の政策です。
だから国民はこんなに震え、やせ細ってしまいました。
その考え方の間違いを指摘したのがMMTで、
こちらは考え方は正しくても
残念ながら少数派もいいとこです。
しかし、私のようなものにもMMTというのは
そんな難しい理論というより
客観的な事実であることが分かるのに、
どうして多くの経済専門家や政治家は
それを認めないのでしょう。
中野剛志さんはそれを「センメルヴェイス反射」と呼びます。
19世紀のハンガリーで、
ペエペエの若い研修医センメルヴェイスが
ベテランの医者のミスを指摘したらぼこぼこにされ、
最後はとうとう精神病棟に入れられて死んだという話から、
少数派の意見が正しくても通らないことを
指すようになったそうです。
うーむ。
日本のように同調圧力の強いところでは
少数派が少数派にとどまっている限り
勝ち目はないかも、ですね。
じゃ、どうしたらいいかという問いに、中野さんは
「正しいことを言い続けて多くの人に知らせる」
ことだと答えます。
プロパガンダ合戦ですね。
私たちは多数派にならなければなりません。
中野剛志さん
MMT(現代貨幣理論)が暴露した不都合な真実 「財政破綻論」の社会科学|中野剛志 「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル
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「日本の未来を考える勉強会」ーよくわかるMMT(現代貨幣理論)解説ー平成31年4月22日 講師:評論家 中野 剛志氏
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