今回は合同公演、もともと去年の2月のB.LET’S公演の時、東京に数十年ぶりの大雪が降った日に、大西さんからお声がけいただいたことがきっかけでした。
「合同公演をやりましょう!」と、その時はあまり考えずに、勢いに押されて「はい!」と答えたものの、実感としてどういうことかよく分からず、優柔不断な私はそれからあともグイグイとその勢いに引っ張られ……気が付けばもう本番まで残り2週間です!
しかし合同公演は初めてなので、今までも様々な事がありました。
タイトルや宣伝文や、意見が分かれるたびに話合い、そういう事は今までに無い事でしたのでとまどいつつも、単純な性格の私は言われたとおりに考え直し、しかし私が意見すると「僕を信用してください」と言われ、やはり単純なので「わかりました」と納得し……これではなんだか私ばかり納得している様ですが決してそんなことはなく、返事が遅かったり締切が守れない私を何も言わず待ってくださる大西さんのストレスを考えると、同じくらい譲り合っていると思います。というか、大きな問題なく今まで来れたことに感謝しています。
B.LET’Sは出演者もスタッフも女性が多く、出演者の男性は割と大人しい方ばかりで、誰にもあまり意見されることがなかったので、今回その都度いろいろ考えるいい機会となっています。
台本についても具体的に意見して貰えるので、本番までにもっとブラッシュアップして行きたいです。
↑右手に座っている中村さんは、先日女子達が稽古場の前の植え込みにいたカエルを見つけて騒いでいる様子を、遠くから観察されていました。
「輪に入らないの?」と聞くと、にこやかに「ハイ」と答えた彼女に、なんだかとても親しみを感じました。
↑左手前の松田さんはとてもハッキリした反応が早い方です。カエルに対しても好奇心旺盛でした。
その隣の佐藤さん(ブルーシャツ)と瀬尾さん(ピンクシャツ)は、お手伝いした俳優講座の時からお世話になっています。
一番奥は、TOKYOハンバーグで今回唯一の出演者の清水さん。
右手前の男性はB.LET'Sに何度も出演してくれたことのある石川くんです。
↑中央右で立っている中村くんは今回ようやく出演が叶いました。
青いジャンパーが演出の大西さんです。
また改めてみなさんをご紹介します。
「セーラー服とブルーシート」まで2週間、どうぞおたのしみに!
2015年5月27日~6月1日
TOKYOハンバーグ+B.LET’S合同公演
セーラー服とブルーシート
劇作/滝本祥生 演出/大西弘記
会場:ワーサルシアター
古い社寺が点在する静かな町の女子校
そこに通う高校生たち
伸びやかに 豊かに
成長するはずだった彼女たちは
ある出来事をきっかけに
変化することを選ぶ
移りゆく世の中に
ただ 自分を繋ぎとめようと
2015年の皐月
TOKYOハンバーグとB.LET'Sが織り成す初の合同公演