goo blog サービス終了のお知らせ 

のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島旧港(鹿島灘)  沖メバル五目  その1  2018年2月16日(金)  ここは、鹿島灘釣り堀センター?

2018年03月19日 21時51分16秒 | 釣行記
残念なことに、前回カサゴ釣りの翌週(2月10日土曜日)は東京湾以西が南西の強風(6m/s)に午前中から晒され、
特に相模湾では出船できても早上がりの可能性高し。
鹿島方面に行くという選択肢もありましたが、少し疲れも溜まっていたので、
思い切って釣りはお休みにしました。

で、その次の2月16日(金)は、有休休暇が取れる日。
ねらいは東京湾のメバル。
とにかく、前回のカサゴ釣行で(メバルではなかったが)ムーチング竿にすっかり魅了され、
はやくメバルを釣りたーい、という状態に。

週の頭から、いつもの釣割でエビメバルをプランニングしている船宿にエントリー。

ところが、某宿→操船都合で不出船。
別の某宿→客が集まらず、不出船。

2月の平日という、一年間でも最オフシーズンは、天気が良くても必ず船に乗れるとは限らない。
といって、休日は混雑するし。

で、いろいろ紆余曲折有り、釣行直前に鹿島港の幸栄丸に予約を入れました。
プランは「メバル五目」。
実に私好みのプラン。
もっとも、東京湾のエビメバルと違い、こちらは「沖(ウス)メバル」。
狙う魚が全く違うわけで、リーディングメバルは使えません。
もっとゴツイやつが必要です。

で、この日のタックルですが、
実は私は昨年の秋にヒラメ用として購入していたタックルを死蔵していたのでした。
竿:海明50-270
リール:SC小船800
道糸:PE3号*300メートル
海明はシマノの船用汎用竿ですが、通常7:3調子で、魚が掛かると6:4に変化するというもの。
錘50号負荷で、2.7メートルという、まさにヒラメメインの竿ですが、
今回の沖メバルにも適用可能と考え、蔵から引っ張り出した次第。

さて、鹿島の幸栄丸という宿は、会社の沖釣り好きの方の勧めもあり、選択。
朝が5時出船(4時半集合)ととても早いのですが、
船着場に無料仮眠施設が併設されており、大変便利(ただし、寝袋の持参必要)。

前夜に鹿島港(久し振り)に到着し、宿泊施設で仮眠。
翌朝3:50頃起き出して準備開始。
現場で起床したのに、出船時間が5時(集合4時半)だから、
結局相当な早起きが必要になります。

宿泊施設の一階部分に受付があるのですが、電気は付いているのに、
誰もおらず。
仕方なく、同じ一階にある待合室で朝食。
手持ちぶさただったので、船着場をうろついていると、
幸栄丸の船長(他の釣り物?)らしき人に
「受付はまだだけど、荷物は船に積んで待機して頂戴」
と言われます。
なんと、メバル船の他の客はすでに船に乗り込んで準備中。
あわてて荷物を自分の釣り座(左舷トモ)に置き、クーラーボックスに氷を詰めます。
氷詰めのとき、クーラーの半分くらいに氷を入れていると、船長が
「そんなに入れると魚が入らなくなっちゃうよ」
と。
そんなに釣れるのかよ。と私はその時点では疑心暗鬼でしたが・・・。

集合時間の4時半になって、ようやく受付開始。
受付後、即船に乗り込んで、自分の準備開始。

出船前、中乗りさんが船縁下の棚に直接餌のサバ切り身をどしゃっ、
という感じで置いていきます。
ワイルドです。
まあ、こういうざっくばらんな感じ、嫌いではないです。

中乗り氏、叫びます。
「今日は錘100号だからねー」
えっ、100号?持ってきてないし。
100号は持ってない旨告げると、貸してくれました。
もっとも、「無くしたら500円だかんね」という一言も添えられましたが。

あとで中乗り氏に聞いた話では、つい先日まで30-50メートルを狙っていたが、
釣れなくなってきたので、本日から深場狙いに方針変更したとのこと。

5時出船予定だったのですが、出港は5:20と少しだけ遅れ。
出港と同時にキャビンに入るよう放送。
現地までぶっ飛ばすつもりです。
もちろん、手荷物だけ持ってキャビンに引っ込みます。
キャビンのシートはクッションが柔らかく、横になっていたら気持ちよく仮眠できました。
幸栄丸の船は20トンくらいあって、すごくでかく、設備も充実しています。
さすが大きな船宿は違うなあと思いました。

出港から1時間弱で釣り場到着。
グーグルマップで現在地を調べたところ、おそらく鹿島港から真東に25km程度のところだと思います。

この日の人数は片舷4、5名くらいで、船もでかいのでかなり余裕有り。
しかも自分は大ドモなので、非常に助かりました。
なぜなら、メバル五目の仕掛けは胴突5本針で仕掛け全長が6メートル近くある代物。
魚が多点で掛かったとき、引き上げつつお客のいない方に移動することができます。
手前祭りを防ぐことができます。

ところが。
現場について開始の合図あり、準備万端のベテラン勢は次々と投入開始したのに対し、
私は到着してから仕掛けをセットするなど、もたつき。
なおかつ、3番目と4番目の針を手前祭りさせる不手際。
他の客よりも5分近く投入遅れる羽目に。

時間は未だ6:30。やうやう白くなりゆく鹿島灘。
コンタクトをはめた遠目の私にとって、まだ薄暗い中、
手元の簡単な糸がらみを解消するのにも一苦労。
しかし、周りではまだ釣れている様子無し。
あせらず、丁寧に対応してなんとか仕掛けを投入可能な状態にできました。

皆に遅ればせながら、第一投。
うねりはさすが太平洋だけに強いのですが、船がでかいせいか、あまり揺れず。
仕掛けもさほど湾曲せずに、まっすぐ落ちて着底。
錘ロスト=500円の声が耳に残っているので、すぐ底を切り、また底を取りながら、
少し巻きあげ。
水深128メートル(深っ)。

すると、すぐに、こんここんっ、というアタリ。
そして、直下へのギューンという引き込み。
すこし、巻き上げて、次の追い食いを待ちます。ぐんぐん引き込み。
最初のアタリから1分程待って、SC小船を巻き上げます。
手持ちです。手巻きです。
120メートルは長い。重い。
魚が掛かると6:4に変化する海明は、穂先を海中に突っ込んだまま。

上げてみると、いきなりまずまずの型のウスメバル3点掛け。
1尾ずつ手で引き上げ、船中に。



その後も、投入出遅れたものの何の問題も無し、といった感じで、
第2投以降も2、2、1尾と掛かって、最初の流しだけで良型混ざり8尾も釣れてしまった。
右隣の話し好きで親切なお客が
「連掛け狙わないと深いから大変だよ」
とアドバイスしてくださるが、心中、釣果にすでにかなり満足。
逆に連掛けしまくっていたら、核家族の我が家では処理しきれないことに。
開始早々、大漁の心配。


釣り開始40分でこの状況。

沖メバルというのは、こんなに簡単に釣れてしまうものなのか。
もちろん、船長の操船もあるはずです。
が、100メートルもの深場のメバルは、産卵を目前に、やたら飢えていたのでした。

そうはいっても、5本針仕掛けなので、お隣さん(「メバル師匠」とお呼びします)
のアドバイス通り、次の流しでは連掛けを狙ってみる。
師曰く、「1-2メートルのタナに群れ有り」とのこと。
底を取りつつ、1メートルずつゆっくり引き上げ。

すぐにアタリ&引き込み。
少し待って、また1メートル程上げる。
アタリ・・・。上げる・・・。
こんな感じで、しばらく食わせてから巻き上げ。
今度は、4連。



パーフェクトは逃しましたが、良型も混ざり、自分的には大満足。
メバル師匠ご自身はパーフェクトを達成し、お喜びの様子。
やはり沖メバルはパーフェクトを狙うのが、ベテランのたしなみなのか。

その後、朝一の爆釣はおさまり、アタリも少し遠のくように。
メバルの代わりに、ドンコが釣れるようになりました。
しかし、沖の深場ドンコのでかいこと!大きい奴は45センチもありました。


帰宅後撮影。陸っぱりでは、まず拝むことのできない巨体。

途中、中乗りさんが私が手釣りなのにロッドキーパーも持っていないことに気づき、
余っているラーク(締め付けボルト1本のもの)を貸してくれました。
しかも親切なメバル師匠は、ロッドキーパーの使い方も丁寧に教えて下さいました。
なお、幸栄丸では、ロッドキーパーなどは受付時に言えば無料で貸してくれるとのこと。

その後、メバルはぽつぽつ、という感じになり、最後に2連掛けして終了(11時20分頃)。
結局、この日の釣果はウスメバル22尾、ドンコ2尾、小サバ1尾(リリース)。
私の持参したクーラーはダイワのRX SU 3200X(32リットル)というでかい奴で、
本来は家族キャンプ用に購入した物ですが、途中で氷を半分くらい捨てる羽目に。
クーラーは魚で満杯になってしまいました。
激重です。

帰港後は昼食(サービス)としてカレー(ご飯山盛り←漁師仕様)をいただき、帰宅。

メバルは煮付け、唐揚げ、刺身。ドンコは鍋種として、美味しくいただきました。
メバルの消費に時間が掛かったので、2月の釣りはとりあえず本釣行で終了です。
次はソイ、アイナメを狙ってみたいですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿