館山は洲崎西港にある船宿、勝丸のオニカサゴ船に乗ってきました。
実は2月9日に同じ勝丸のオニカサゴにエントリーしていたのですが、
当日は悪天候(雪)のせいで、出船中止に見舞われました。
今回は満を持して、準備を整え、再び予約。
しかし館山、しかも千葉県最南端のエリアは沖釣りを始めて以来、
最遠のところです。
当日は起床してすぐに出発できるように、完全に準備を整えて就寝しました。
さて、2時に起床。
2:15出発。
千葉市辺りまで下道を使い、その後は高速にのり、
富浦ICを経て、5時頃現地着。
目的地の洲崎西港は、小さな漁港で、なんとものどかな雰囲気のところ。
少し早く到着したためか、勝丸の停泊している辺りにはまだ誰もいません。
早めについたので、さっさと準備して、船宿の人の来るのを待ちます。
すると、5:30過ぎに他のお客が現れ、
さらに少し遅れてようやく勝丸の軽自動車が到着。
すぐに受付し、乗船。
早めに来たので、一応右舷トモの席につけました。
もっとも、お客も右舷で3名(左舷は1名?)だけだったので、
あまり釣り座は関係ない感じでしたが・・・。
さて、この日は、
①竿:シマノ ディープチェイサー150-195
リール:プレイズ3000XP
道糸:PE5号(よつあみヴェラガス船×8)
②竿:ダイワ ディープゾーンGS150-205
リール:プレイズ3000
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)
の2タックルを用意してきました。
①は軽量で、8:2調子のやや硬調なもの。
一方、②は前回(1月4日釣行)でも用いたグラスソリッドの7:3調子で、
やや胴に乗るタイプ。
最初は①で攻めていき、乗せにくければ、②にチェンジするという作戦。
前回全くオニの姿を拝むことができなかったので、
道具にも現段階での万全を期してきたのでした。
もっとも、実はこの日、結局②の出番はなかったのでしたが・・・。
餌に関しては、前夜にスーパーで購入した生サバの切り身と冷凍サバ餌を、
念のため持ってきてはいました。
が、宿の仲乗り氏から、一応念のため(保険として)サバ餌をもらっておきました。
他のお客を見ると、どうも皆自前の特餌を持ってきているようでした。
そんなこんなで、6時頃には少し明るくなり、河岸払い。
この日は、すこし北東の風強く、船は南東側の白浜沖を目指しました。
風裏ということなのでしょうか?
初めて来た場所なので、そのへんはよく分かりませんでしたが。
30分程走って、ポイント到着。(白浜の岸から5キロほどの地点か?)
錘は150号。
50センチの片天秤に自作の二本針仕掛けを取りつけ、
最初は持参のサバ切り身(2×20センチくらいのもの)に、
タコベイト(オレンジと赤)を取りつけて、第一投。
水深128メートル。
前回のオニカサゴ釣りでは、初めてとはいえ、悔しい本命ボーズだったので、
今回ふたたびオニカサゴを狙うにあたり、ネット等で十分に情報を得、
予習しておきました。
そして、以下のような戦略を立てました。
①投下後、すぐ糸ふけを取り、10~15秒間ベタ底で待つ。
②アタリなければ、竿一本分聞き上げ、10~15秒間待つ。
③底を取り直す。
④①→③をもう一度繰り返し、アタリ無ければ、50メートル程巻き上げて再び落とす。
⑤①に戻る。
だいたい、上記のようにやってみました。
すると、第一投でアタリらしき反応有り。
ゆっくり聞き上げてみます。
ところが、魚信はありません(感知できません)。
さらに、誘いを継続してみます。
何度か聞き上げ、なんだか少し重たくなっているような気もするので、
念のため、電動リールのスイッチをオン。
すると、巻きあげ途中で断続的な魚信が。
そして、なんとオニカサゴが一荷で上がってきました。
1尾は極小サイズだったので、写真を撮ってすぐリリース。
のっけから、オニカサゴの姿を拝むことができました。
どうも、魚信が分からなかった理由は、
掛かった魚のサイズが小振りだったことに加え、
130メートルもの深度で、
かつ150号という重い錘を強靱なブランクの竿に背負わせていたせいであり、
ちょっとした魚の動きはほとんど感知できないということのよう。
ともかく、一度釣れてみるとなんとなく要領が分かった気になり、
第二投以降は、ちゃんと魚信を捕らえ、聞き上げ、抜き上げることができました。
少し型の良いユメカサゴも上がった。
ただ、どうも小振りなものが多い。
場合によっては、全てリリース、というサイズかも?
しかし、そうしていたら、キープゼロという事態。
うーん、悩ましい。
移動途中、左舷にいた仲乗り氏に状況を尋ねられ、
小振りだけど数はまずまずと言うと、
左舷でも小物ばかりとのこと。
隣の胴の間のお客のバケツを見ても、同様でした。
しかし、直後、うれしいことにまずまずサイズのオニをようやくゲット。
そして、小物をはさんで、
この後、この日最大のアタリ。
しっかり合わせて、スイッチオン。
ドラグ調整したプレイズ3000XPが悲鳴をあげ、水深150メートルから、
なかなか上がってきません。
途中、水深70及び50メートル付近ではスプールを逆回転させる引き込み!
電動リールで逆回転を拝んだのはこれが初めてでした。
水面まで上げると、なかなかサイズのオニカサゴ。
自分でタモを使って、抜き上げました。
感無量。
この直後にも、オニとユメカサゴの一荷も上げましたが、
それから2時間、沖上がりまで、
何故かアタリあっても釣り上げる事ができなくなりました。
途中でばれてしまっていたのか?
分かりません。
疲労のせいで、集中力が途切れていたのかも知れません。
思えば、このときせっかく持ってきた二番目のタックル(軟調子)に
チェンジすれば良かったと後で気づきましたが・・・。
結局12時前頃、沖上がり。
沖から白浜付近の様子。この日は波はきつかったが、まずまず好天に恵まれた。
後半は不調でしたが、それでも良型2尾を加えた
オニカサゴ9尾(内リリース2尾)、ユメカサゴ2尾
という、初級者としては十分過ぎる成果。
前回のていたらくを思うと、地獄と天国。
まあ、これが釣りというものなのでしょう。
とはいえ、やはり洲崎くんだりまで遠征した甲斐はありました。
帰港後は自前の釣果が十分あったにもかかわらず、
親切な仲乗り氏より良型ウッカリ、オニ、ユメの
カサゴ三役そろい踏みプレゼント攻撃。
とても我が家だけでは食べきれず、会社の同部屋のみんなにお裾分け。
超美味魚だけに、喜んでいただきました。
女将さんからは、雛祭りということなのか?
沢山のお花をいただきました。
オニを中心とする三役カサゴは鍋、刺身、唐揚げで堪能しました。
超絶美味だったことは言うまでもありません。
洲崎、近いうちに、また訪れたいと思います。
真ん中に頂き物のウッカリカサゴが鎮座。
実は2月9日に同じ勝丸のオニカサゴにエントリーしていたのですが、
当日は悪天候(雪)のせいで、出船中止に見舞われました。
今回は満を持して、準備を整え、再び予約。
しかし館山、しかも千葉県最南端のエリアは沖釣りを始めて以来、
最遠のところです。
当日は起床してすぐに出発できるように、完全に準備を整えて就寝しました。
さて、2時に起床。
2:15出発。
千葉市辺りまで下道を使い、その後は高速にのり、
富浦ICを経て、5時頃現地着。
目的地の洲崎西港は、小さな漁港で、なんとものどかな雰囲気のところ。
少し早く到着したためか、勝丸の停泊している辺りにはまだ誰もいません。
早めについたので、さっさと準備して、船宿の人の来るのを待ちます。
すると、5:30過ぎに他のお客が現れ、
さらに少し遅れてようやく勝丸の軽自動車が到着。
すぐに受付し、乗船。
早めに来たので、一応右舷トモの席につけました。
もっとも、お客も右舷で3名(左舷は1名?)だけだったので、
あまり釣り座は関係ない感じでしたが・・・。
さて、この日は、
①竿:シマノ ディープチェイサー150-195
リール:プレイズ3000XP
道糸:PE5号(よつあみヴェラガス船×8)
②竿:ダイワ ディープゾーンGS150-205
リール:プレイズ3000
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)
の2タックルを用意してきました。
①は軽量で、8:2調子のやや硬調なもの。
一方、②は前回(1月4日釣行)でも用いたグラスソリッドの7:3調子で、
やや胴に乗るタイプ。
最初は①で攻めていき、乗せにくければ、②にチェンジするという作戦。
前回全くオニの姿を拝むことができなかったので、
道具にも現段階での万全を期してきたのでした。
もっとも、実はこの日、結局②の出番はなかったのでしたが・・・。
餌に関しては、前夜にスーパーで購入した生サバの切り身と冷凍サバ餌を、
念のため持ってきてはいました。
が、宿の仲乗り氏から、一応念のため(保険として)サバ餌をもらっておきました。
他のお客を見ると、どうも皆自前の特餌を持ってきているようでした。
そんなこんなで、6時頃には少し明るくなり、河岸払い。
この日は、すこし北東の風強く、船は南東側の白浜沖を目指しました。
風裏ということなのでしょうか?
初めて来た場所なので、そのへんはよく分かりませんでしたが。
30分程走って、ポイント到着。(白浜の岸から5キロほどの地点か?)
錘は150号。
50センチの片天秤に自作の二本針仕掛けを取りつけ、
最初は持参のサバ切り身(2×20センチくらいのもの)に、
タコベイト(オレンジと赤)を取りつけて、第一投。
水深128メートル。
前回のオニカサゴ釣りでは、初めてとはいえ、悔しい本命ボーズだったので、
今回ふたたびオニカサゴを狙うにあたり、ネット等で十分に情報を得、
予習しておきました。
そして、以下のような戦略を立てました。
①投下後、すぐ糸ふけを取り、10~15秒間ベタ底で待つ。
②アタリなければ、竿一本分聞き上げ、10~15秒間待つ。
③底を取り直す。
④①→③をもう一度繰り返し、アタリ無ければ、50メートル程巻き上げて再び落とす。
⑤①に戻る。
だいたい、上記のようにやってみました。
すると、第一投でアタリらしき反応有り。
ゆっくり聞き上げてみます。
ところが、魚信はありません(感知できません)。
さらに、誘いを継続してみます。
何度か聞き上げ、なんだか少し重たくなっているような気もするので、
念のため、電動リールのスイッチをオン。
すると、巻きあげ途中で断続的な魚信が。
そして、なんとオニカサゴが一荷で上がってきました。
1尾は極小サイズだったので、写真を撮ってすぐリリース。
のっけから、オニカサゴの姿を拝むことができました。
どうも、魚信が分からなかった理由は、
掛かった魚のサイズが小振りだったことに加え、
130メートルもの深度で、
かつ150号という重い錘を強靱なブランクの竿に背負わせていたせいであり、
ちょっとした魚の動きはほとんど感知できないということのよう。
ともかく、一度釣れてみるとなんとなく要領が分かった気になり、
第二投以降は、ちゃんと魚信を捕らえ、聞き上げ、抜き上げることができました。
少し型の良いユメカサゴも上がった。
ただ、どうも小振りなものが多い。
場合によっては、全てリリース、というサイズかも?
しかし、そうしていたら、キープゼロという事態。
うーん、悩ましい。
移動途中、左舷にいた仲乗り氏に状況を尋ねられ、
小振りだけど数はまずまずと言うと、
左舷でも小物ばかりとのこと。
隣の胴の間のお客のバケツを見ても、同様でした。
しかし、直後、うれしいことにまずまずサイズのオニをようやくゲット。
そして、小物をはさんで、
この後、この日最大のアタリ。
しっかり合わせて、スイッチオン。
ドラグ調整したプレイズ3000XPが悲鳴をあげ、水深150メートルから、
なかなか上がってきません。
途中、水深70及び50メートル付近ではスプールを逆回転させる引き込み!
電動リールで逆回転を拝んだのはこれが初めてでした。
水面まで上げると、なかなかサイズのオニカサゴ。
自分でタモを使って、抜き上げました。
感無量。
この直後にも、オニとユメカサゴの一荷も上げましたが、
それから2時間、沖上がりまで、
何故かアタリあっても釣り上げる事ができなくなりました。
途中でばれてしまっていたのか?
分かりません。
疲労のせいで、集中力が途切れていたのかも知れません。
思えば、このときせっかく持ってきた二番目のタックル(軟調子)に
チェンジすれば良かったと後で気づきましたが・・・。
結局12時前頃、沖上がり。
沖から白浜付近の様子。この日は波はきつかったが、まずまず好天に恵まれた。
後半は不調でしたが、それでも良型2尾を加えた
オニカサゴ9尾(内リリース2尾)、ユメカサゴ2尾
という、初級者としては十分過ぎる成果。
前回のていたらくを思うと、地獄と天国。
まあ、これが釣りというものなのでしょう。
とはいえ、やはり洲崎くんだりまで遠征した甲斐はありました。
帰港後は自前の釣果が十分あったにもかかわらず、
親切な仲乗り氏より良型ウッカリ、オニ、ユメの
カサゴ三役そろい踏みプレゼント攻撃。
とても我が家だけでは食べきれず、会社の同部屋のみんなにお裾分け。
超美味魚だけに、喜んでいただきました。
女将さんからは、雛祭りということなのか?
沢山のお花をいただきました。
オニを中心とする三役カサゴは鍋、刺身、唐揚げで堪能しました。
超絶美味だったことは言うまでもありません。
洲崎、近いうちに、また訪れたいと思います。
真ん中に頂き物のウッカリカサゴが鎮座。
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