のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島港(新浜岸壁) その7  12月2日(金)ー3日(土)

2016年12月15日 22時01分49秒 | 釣行記
今年の6月3日(金)以来、実にちょうど半年ぶりの新浜出撃。

根魚をターゲットに決めた理由は先週の外川港での成果を元としました。
そして、やはり自分にとって根魚ホームグラウンドは新浜岸壁という思いもありました。

ただし、外川港でも思いましたが、気温の方はだいぶ冬模様になったけれども、
水温はまだまだ秋の途上。暖かい。

外川港で釣り上げたアイナメ、ソイはシーズンインの到来を告げつつも、まだまだこれから、というサイズでした。

12月2日(金)の夜。22時過ぎに家を出ます。
今回はiPhoneのYahooカーナビで新浜岸壁を登録し、おすすめの下道(R125→R354→玉造→潮来→鹿島というルート)
を行くことに。
意外と、高速を使った場合と比べ、到着時間に大きな差はないようです。
急がない旅なら、わざわざ高速代払って高速道使う必要なしです。

日付が変わる直前に、鹿島港近くのセブンイレブンに到着。お茶と氷を購入。

そして、岸壁に来ました。

この時間帯にしては珍しく、車が4台ほど停まっていました。

車から携帯ハシゴを取り出し、組み立てて、岸壁上に登ります。
ハシゴは最大3.8メートルですが、岸壁に立てかけると、ちょうど岸壁の高さのところがハシゴの頂点に。
新浜岸壁というのは、そういうところです。


半年ぶりの新浜岸壁は、全く変わっていませんでした(当たり前だ)。

予想通り、釣り人の車は何台か止まっていても、岸壁上には人っ子一人おらず。

登り口からやや左手(北)に20メートルほど行ったところに釣り座を置きます。

この日のタックルも先日の外川港と同じ
①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE、道糸:ナイロン6号
③竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
の三本。

①、②で置き釣り。③はルアー & ブラクリ用。
最初は①、②で投げ釣りしました。
いつも通り、胴突き二本針仕掛けと丸カン錘を投げ竿に取り付け、岩イソメと青イソメを針に通し、
10メートル程度のところに投げ込みます。
時刻は1時前くらいか。

この日の鹿島港は、新月後の中潮(月齢2.6~3,6日)で、鹿島ではあまり良い結果が出ていない月齢。
始めたときはちょうど干潮で明け方にかけて満ちてくるという潮回り。

天候は晴れ。風は弱、のハズでしたが、さすがに新浜では少し吹いていて、
風力発電装置も回転。
波にはうねりがあって、ときおりドーン音が響く。
相変わらずだ。
 
うねりに合わせて、キャスの穂先はよく動きます。
時折餌の様子を確かめると、明確なアタリ無かったにもかかわらず、餌はなくなっています。
何か、餌取りがいるのか?

一方、ランダーの方は根掛かりが激しく(何故か、ランダーだけ根掛かった)、立て続けに仕掛けをロスト。
仕方なく、投擲地点を遠目の50メートル先にします。
が、それでもちょくちょく根掛かってしまいました。

時刻はいつの間にか、2時を回っています。
最初のうちは、打ち込んだ仕掛けの餌が無くなり、それなりの期待感がありましたが、
そのうち、餌が獲られることすらなくなってきました。

非常に良くない感じです。

そこで、投げ竿を放置し、③のソルティストにHRFワーム取り付け、ルアーを試みました。
使用したのはダイワのHRFパドルホグのスーパーグロウ、つまりは夜光系です。
これに上州屋で購入した「根魚権蔵」という商品名(^^;;)のブラックライト(UV照射ライト)
をワームに照射し、十分に光ったところでヘチ際に投下。誘ってみます。

ところが、投入後すぐに根掛かり。あっという間にロストしてしまいました。
しかも、ルアー部分ではなく、PE2号の道糸部分からの高切れ。
さすがリーダーとFGノットで結束した部分はびくともせず。
堤防直下だったので、高切れとは言っても、被害は少なくてすんだのが不幸中の幸いでしたが。

今シーズン最初の新浜岸壁は予想以上のただ事でない凶悪な根をもって、立ち向かう私を威嚇してきました。

獰猛だ。

私はあっさり戦意喪失、やる気を無くしました。

新浜岸壁の根は、外川港を上回っている・・・。

この日の根掛かりがすごかったもう一つの理由は、うねりが強かったこともあったのでしょう。
ただ、25号の錘を使ったキャス以上に、30号錘のランダーの仕掛けが根に持って行かれた理由はよく分かりませんが。

時間は容赦なく着々とすすみ。4時に。

強烈に冷え込んできました。
インナーにユニクロのヒートテック(エクストラウォーム)下着、
ミドルレイヤーにモンベルのフリース(クリマプラス100)、
アウターレイヤーに同じくモンベルのレインウェア(ストームクルーザー)で武装したのですが、
さすがにそろそろ真冬の夜の新浜では防寒が十分でなかったようです。

椅子に座って寒さに耐えている以外にすることもなく、まんじりともせずに過ごしました。

5時をまわる少し前か。
私のセットしたハシゴを登って?一人の釣り人が登壇してきました。
しばらく20メートルほど離れてなにやらやっていました(暗くて何をしているのか分からなかった。新月だったので)。
なかなか新浜では珍しいことです。
後でその方と話をすると、うねりがあるときはなかなか釣れないとのこと。新浜プロと見受けました。


ところで、そろそろ夜が明けるのですが、まだまだ暗いまま。
冬の夜明けは遅い。
ゆっくりと、すこーしずつ明るみが増してくるという感じで、なかなか明るくならないのです。

私は、ついにソルティストを再起動させる決断をしました(大げさな)。
置き竿には期待できなくなってきていました。
このままでは丸坊主必至です。

新たに購入した丸形ブラクリ8号を高切れしたPE2号に直結し、余り気味の岩イソメと青イソメをつけ、堤防ヘチ際に落とします。
ルアーと違い、ブラクリの方がスクリーンが小さいせいか、簡単には根掛かりません(それでも1個はロストした)。

すぐに、アタリが来ました。ただ、フッキングに失敗。

諦めずにリトライしていると、今度は乗りました。
そして、ようやくこの日最初の魚を上げました。
22cmくらいのクジメです。



やっぱり、まだ海水は温かいのでしょう。

その後、6時半頃まで釣り座の左右40メートルくらいのケーソン継ぎ目を中心にヘチ狙いし続けました。

いつの間にか、明るくなってきました。
しかし、この後、同じく15cmくらいのクジメを追加しただけで終了。納竿しました。




そして、いつの間にか、私の周囲には何人かの釣り人が登ってきていました。

入れ替わりに私はそそくさと帰り支度を始めます。

新浜を発ったのは7時過ぎくらい。
少し長居した感じ。
帰りもカーナビに従って、下道で帰りましたが、遅い車に捕まってしまって、予想よりも帰宅は遅れました。

それにしても、根魚狙いの二連戦は、シーズン序盤とはいえ、予想以上に苦戦しました。
何しろ外川港も新浜岸壁も、ブラクリでしか釣果を上げられていない。

というか、ブラクリが優れた釣法とも言えるのでしょうか。

なんか、次回の根魚狙いも、置き竿は使わずブラクリ(HRFタックル)だけで良いような気がしてきました。

外川港 その1  11月26日(土)

2016年12月13日 23時23分43秒 | 釣行記
11月18日(金)は金田湾でシーズン最後のボート釣りを敢行しましたが、少し残念な結果に。

今年の秋は、メゴチは絶好調でしたが、キスはなかなか釣れませんでした。

11月後半ともなると、なおさらキスは遠のき、といって冬物にもやや早いという、
この時期は正に釣りの端境期のようなもの。

冬と言えば、根魚。そして根魚と言えば、自分的には「新浜岸壁」なのですが、
11月の時点でまだ水温は少し高く(海水を触ってみた感じですが)、月末でも新浜はまだ少し早すぎる観があります。

ここで、以前、会社の同僚のM君から紹介された、千葉県は犬吠埼にある外川港に興味がわいてきました。

外川港は銚子港の南方にあり、南側に外海と対し、西側の小堤防と、東側の長い堤防に囲まれた中規模の漁港。
つまり、鹿島と異なり、北(または東)風に強い地理的条件を備えていると思われました。
漁港中央の漁協施設に隣接して立派な公衆トイレもあり、インフラもなかなか優れています。
家族釣りにも良いところのようです。

また、M君の話によると、漁港内ではアナゴがよく釣れ、ツ抜けも珍しくないとのこと。

非常に興味をそそられていました。

しかし、今回はアナゴではなく、根魚をターゲットとしました。

というのは、当初金曜からの夜釣りを想定していたのですが、当日は家内が出張で帰りが遅くなるため、
それまで子供の世話をしなければならず、家を出られるのが相当遅くなってしまうこと、
さらに、外川港は初めての場所と言うことで、いきなり夜釣りもちょっと躊躇するところであり、
第一危険だ、というわけで、夜釣りは諦め、翌土曜日の早朝からの、ごく普通の朝まずめ狙いの釣りと相成りました。

だから、必然的にターゲットはアナゴではなく、外川港でよく釣れるという根魚系に絞ったわけです。


11月26日(土)は4:00に起床。
準備に少し手間取って4:50に出発しました。
陸釣りは実に8月26日(金)の鹿島港某堤防以来、なんと3ヶ月振り。
ボートとは趣が異なるので、現場に移動途中で徐々に期待感が高まってきました。
こういうときは経験上、何故か良い釣りができるものです。

圏央道の神崎ICを下りて、銚子方面に向かいます。
朝なので、混雑せずに7時頃現地に着きました。

漁協そばの駐車場に車を止めました。駐車場に止められていた車は千葉県だけでなく、他都県からのものも多く、
おそらく外川港を拠点とする船宿の利用客と想像しました。
外川港は船釣りでも有名なのです。

駐車場から歩いて東側の長堤防に向かいます。
情報では長堤防で根魚が良いらしいとのことなので。
7時を過ぎましたが、まだそれほど釣り人は多くなく。
外川港は中規模と書きましたが、東の堤防は相当長く、先端部近くまで行くのは大変です。
その上、堤防は平らではなく、途中途中で段差があり、重い荷物を持って段差を乗り越えて行かなければなりません。
新浜岸壁は、登壇は大変ですが、一旦上ってしまえば、広々とした平らなテラスが広がっているのですが。
外川港はなかなかワイルドなところですね。堤防の路面もところどころギャップ有り。
堤防の外(海)側はテトラが大々的に積載されていて、外への投げ釣りは大変そう。

結局、自分は先端部よりやや手前の位置まで進み、適当に釣り座を構えました。
が、後からきた釣り人は皆先端部方向に入っていきます。先端部の方が釣れるのだろうか。
自分がいるところには、一組を除いて人がいません。
後で気がつきましたが、これには理由がありました(後述)。


さて、この日のタックルですが、まずは定番の投げ竿三羽烏のうち、出したのは以下の2本。

①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE、道糸:ナイロン6号

サーフランダーは少し久し振りかも知れません。テトラ帯が分厚いので、外海側に投げるには、
ある程度長さのある竿でないときついですね。

仕掛けは、新浜岸壁と同じく、胴突き2本針(イシモチ用)。錘は30号と25号の丸カン。
餌は岩イソメと青イソメです。

始めに、軽く投入してみます。
ところが、すぐに根掛かり。
手前付近の海中には、見えませんがテトラが埋まっている模様。
少し遠投します(60-70メートルくらい)。

根掛かりは少なくなりました。が、アタリが遠い。

それでも、開始から30分少々で、ランダーに待望のアタリがありました。でも、小さなアタリです。
テトラを避けるため、早巻きで引きます。
魚信はほとんどありません。



今年初のイシモチ(ニベ?)が釣れました。
ターゲットとは違いましたが、仕掛けはイシモチ用なので、ある意味狙い通り?
しかし、小さい。15cmくらいでした。

でも、イシモチが釣れたと言うことは、群れが来ているのか。
間髪入れずに、同じアタリのポイント目がけて、再投。

しかし、その後は全く反応ありませんでした。

開始から1時間たち、2時間たち。
何も変化無し。

ここで、満を持して、投げ竿を置いたまま、新しく購入したタックルを用意。

③竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、
道糸:PE2号(ショックリーダー:フロロカーボン16ポンド)

実は、根魚好きな私としては、以前から垂涎のタックルで、少し高かったですが、
根魚シーズンに備えて購入したのでした。

そして、これに加えて、同じダイワから販売されているハードロックフィッシュ用のワームも数種類購入したのでした。

最初に使ったのは、「HRF®ソニックシャッド」というずんぐりむっくりしたワームで、アイナメに好適とのこと。
色はアピールレッドという、深紅のもの。
これに1/0のオフセットフックを取り付け、シンカーに1オンスのバレットを用いたテキサスリグでテトラ周辺を探りました。

ところが。

全く魚信無し。

外海に投げて探ってみましたが、アタリ無し。

テトラの隙間に落として、穴釣りしてみてもだめ。

そうこうしているうちに、釣り始めてから4時間近くが過ぎていきました。
置き竿の2本にも、気配全くなし。
もうすぐ11時。

こりゃ、やっちゃったかな。

まあ、小さいとはいえ、イシモチ1尾は釣れたので、ボウズは免れたわけですが。
感覚的には限りなくつるつるに近いブルー。

まあ、ルアーなんてそんなものなのでしょうが。
魚がいないからなのか。腕の問題なのか。
よく分かりません。

もっとも、先端部の釣り人もなんだか釣れているような感じではありませんでしたが。
皆さん何を狙って釣っていたのでしょうか。

このまま終わるのも癪なので、ルアーは諦め、ソルティストにオーナーの段差ブラクリ6号を取り付け、
余り気味の岩イソメと青イソメを少し豪勢に盛りつけます。
ちなみに6号は段差ブラクリシリーズの最重ですが、このソルティストはXXHと謳うだけあって、
メチャメチャにがちがちの超超ハード仕様。
これより軽いものではボトムを感じることができないのです。

ともかく、投げ竿にはもはや興味を無くし(?)
外海ではなく、長堤防の漁港側をヘチります。
漁港側には外海側と違って、テトラはありませんから、直下に仕掛けを落とすだけでオーケー。
しかし、情報では根魚は外海側ということになっていたので、余り期待してなかったのですが。

投入直後、この日初めての明確な魚信が。
慌てて巻きますが、あわせが弱かったのか、途中でばれました。

再度投入。
アタリ有り。
今度はしっかりとフッキングし、ギア比7.3のHRF PEスペシャルをぐりぐり巻き上げます。
この堤防はところどころ高さが異なるのですが、私のいた場所が最高部。
新浜岸壁より高い感じです。
8メートル以上あるかな。

やっと見えてきたそいつは、、



なんと、メジナでした。20cmくらいですね。
しかし、HRFタックルの、それもブラクリでの最初の釣果がメジナとは、、、

その後、ヘチブラクリに集中。バラシもありましたが、


今シーズン初アイナメ。25cmくらい。


ソイ18cmくらい。


同じくソイ。サイズダウン。15cm弱。

何故かお昼前後にアタリが集中。何とか形にすることができました。

それにしても、ブラクリやってなかったら重い荷物抱えて何しに来たんだろう、という感じになるところでしたよ。


ところで、最初に書いた、何故釣り人が私を通過して先端部に行ったか。ということの理由ですが。
なんと、私の釣り座が一番テトラが分厚く、外海に投げづらいところでした。
堤防の上からだと、テトラの幅を把握することは困難で、釣っているときは全く気がつきませんでした。
このことは、あとでグーグルマップを見て知ったのでした。

道理で私の周辺には人がいなかったわけだ。


それはそれとして、今回テトラや根掛かりには悩まされましたが、私は外川港を気に入りました。
この日は外海側がぱっとしなかったのは?ですが、魚影は割と濃い感じです。
少し、東の長堤防は移動しにくいですが、夜釣りも面白そうだなと思いました。
綺麗な公衆トイレがあるのも良いですね。
当日は風もあったはずなのに、風裏なのか、あまり感じませんでした。

三浦半島(金田湾) ボート釣り その4 11月18日(金)

2016年12月12日 00時25分52秒 | 釣行記
11月の上旬は、家族サービスや会社の社員旅行に行ったりして、釣りはできませんでした。

11月最初の釣りは、またしても金田湾でのボート釣りに決めていました。
時期的にボート釣りは今シーズン最後となると思われ、その他の釣りを差し置いても、
優先的に行くことを決めていたのでした。

金田湾は9月末から2回連続で強風のせいで出船できず、釣行予定がキャンセルになる憂き目にあいました。
ボート釣りが風の影響を非常に強く受けるということを知り、ボート釣りの10日くらい前から現地の気象状況、
特に風速と風向きには敏感になりました。
ネットの釣り関係の情報では、いろいろな人たちが同様のことを述べており、そのことをようやく実感したわけです。

そこで、11月18日(金)もしくは19日(土)に釣行予定を立てた後、
その前日まで毎日三浦市の気象状況を「tenki.jp」で調べていたわけですが、
11月10日の時点ではどちらも暴風。
風速9-12m/s。
嵐といっていい状態。
前回の釣行で強いうねりに悩まされた時ですら風速は4-5m/sであり、金田湾の出船の限界条件でした。

こりゃだめだと、ボートはこの時点であきらめました。

ところが、12日(土)の時点では、15日から17日までが荒れているが、その後回復するような予報に変化。
出船の可能性が高まってきました。

さらに、面白いことに、15日(火)の金田湾の船宿「釣りの浜浦」のHPによると、
釣り時間(7時から13時)の風速が予報で4~6m/sだったにもかかわらず、「釣り日和」の予想。
これはどういうことかというと、どうやら風向きが南西(もしくは西?)の場合は、
金田湾は多少の強風もOKらしいということでした。

金田湾は三浦半島最南端に位置する東に向いた湾で、西側は陸地になっています。
逆に東風の場合、もろに風を正面に受けるため、東風には敏感ということのようです。

11月16日(水)になると、18日の風は午前中が風速4-5m/s(北東)。
ぎりぎりOKか?という感じになってきました。
さらに、風速2m/sに予報が変更され、最終的に18日は早朝が4m/sになり、逆に19日のほうが厳しい予報に。

そのようなわけで、釣行は18日に決定。
会社に18日の有休を申請しました。

18日(金)は3時に起床。3:30に家を出ました。
佐原ICを下り、「浜浦」に5:50に到着。
既に2台の車が待機していました。

車を降りて、海を見ると、風は少しあるが波はさほど強く無し、という感じでした。
といって、穏やか、というほどでもなく。
店員(船長?)がボート出し用のトラクターみたいなやつのエンジンを動かし始めていたので、
出船は間違いなし、と分かりました。

店に入って、ボート代、餌代を支払い、いそいそと準備を開始。

この日のタックルは前回と同じキス用2本にマゴチ用1本を持ってきていましたが、
海の状況から判断して、今日も多少はうねりに苦しむと考え、
ボートにはキス竿2本のみを持ち込む事にしました。つまり、マゴチ竿は本日登板無しに決定。
たぶん、3本目の竿をいじくっている(主に心の)余裕はないと。

①竿:ベイゲーム X キス H-175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0
②竿:アナリスター キス M-180、リール:ナスキー C2000HGS、道糸:PE1.0

出船は6:30でしたが、波もそこそこあったので(前回10月28日釣行のときほどではなかったが)、
ゆっくりと曳航され、現場には6:50頃到着。
ポイントは浜浦からみてやや南(岬)よりの沖目。
水深8メートルくらいか(スマホアプリの「釣りナビ君」で確認)。

ところで、この日のターゲットは、キスではなく、カワハギです。
前回、狙っていなかったとはいえ、開始早々5匹釣れたことに味を占め?
専用のタックルではないが、本気で狙ってみようと考えました。
仕掛けは当然、カワハギ用の胴突3本針仕掛けです。
餌は、浜浦で購入したアサリ。

早速仕掛けを投入。

ところが、意に反して、アタリ無し。
投入当初、餌が食われていたので、脈有り、と考えていたのですが、
そのうち、餌も食われなくなりました。

そこで、すぐに移動。
ところが、アンカーの効きが悪いのか?(軽すぎたのか)
アンカー投入後も南西方向に流される始末。
他の釣り客をみると、特に流されている感じはないので、
じぶんのボートだけ、アンカーがたまたま軽かったのか?

困ったことになりました。
まあ、流されているとはいえ、それほど危険もなさそうなので、
そのまま釣りを継続しましたが、頻繁にボートを風上方向に移動する必要がありました。

しばらくは、釣りをしつつも、大きく移動してはすぐ流され、の繰り返し。
アタリも貧弱でしたが、どんどん実釣時間が減っていく感じ。

ただ、他の釣り客(5艘くらい)を観察すると、この日は頻繁に移動しているような感じで、
少なくとも釣り始めの時間は皆貧果だったのではないかと想像しました。
(後ほど浜浦のHPを確かめてみて、当日の釣果は紹介がなかったことから、
想像は当たっていたのでは、と思っています。)

当日の潮回りは、中潮(月齢18.4日)で悪くないはずでしたが、
三浦では7:07満潮(154cm)、12:26干潮(96cm)と、
実釣時間に2回も干満が来てしまうという、ボート釣り(6:50~14:00くらい)にとっては、
かなり残念な潮回り。
だったことも影響したのでしょうか。

8時頃、ようやくアタリがありました。しかもかなりでかい。
アナリスターキスM180が大きくしなります。
ところが、アワセが甘かったか、針が途中で外れて、ばらしてしまいました。
掛かった感じでは、金田湾のボート釣り自分史上最大の大物だっただけに、
残念なことになりました。

その後、それよりやや小さめながら、大きな当たり。
これもバラシ。
今日は何なのでしょうか。何かバチが当たるようなことをしてしまったか。

しかしようやく、9時前になって、ホウボウとエソがダブルで掛かってきました。



狙い物ではなかったものの、うれしい釣果には違いなし。
ホウボウは夏に釣ったものより、サイズアップしました。
といっても、22,3cmですけど。

この後、カワハギは諦め、仕掛けを舟キス用にチェンジ。
少しうねりが弱まって、軽め?のアンカーでもボートが流されなくなったことを幸いに、
浅場の砂地に移動。
餌は青イソメに変更。

皮肉なことに、舟キス天秤仕掛け+青イソメに掛かってきたのは、カワハギ(ワッペン)。
といっても、1尾だけでしたが。
仕掛けチェンジ後のその他の釣果は、キスはゼロで、メゴチ14尾、エソ1尾、タコ小1杯、
サビハゼ4尾(全てリリース)、ハオコゼ1尾(リリース)。
これに最初に釣ったホウボウとやや大きめのエソのみ。

残念。

今年のボート釣りはこれで締め、です。

ただ、来年に向けて反省点があるというのは、前向きに考えれば良いことです。
来年は、ちゃんとカワハギ専用タックルをそろえて、チャレンジしたいと思います。
また、来年はキスが戻ってきて欲しい。

ちなみに、ホウボウ、エソ2尾、カワハギはアクアパッツァに、
メゴチはテンプラと唐揚げにしていただきました。
ちびタコは可愛かったので、最後にリリースしました。