のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

江戸川放水路 ハゼ その3  2016年10月22日(土)

2016年10月29日 07時14分33秒 | 釣行記
9月17日(土)に三浦半島の金田湾にボート釣りに行って以来、実に久し振りの釣行記となってしまいました。

実は、9月23日(金)夜、30日(金)、10月9日(日)そして14日(金)と釣行の予定を立てていたのですが、
いずれも釣行を断念せざるを得ない事態になってしまったのです。

理由はいずれも天候。
9月23日(金)夜と10月9日(日)は、雨模様で早々にあきらめました。
10月の方は息子といわき二人旅をした帰りに、どこかの漁港に寄ろうと思っていたのですが、あいにくの小雨。
その程度なら、私一人だけだったら攻めていったかも知れませんが、息子同伴だったので、あえなく断念。

9月30日(金)と10月14日(金)は有休とって、三浦半島でのボート釣りを企画。
ところが、どちらも強風のため、金田湾では不出船と相成りました。

いずれもタイミング良く自分の予定した日程に荒天がぶち当たるという不運。
さすがに1ヶ月以上釣行しなかったのは、昨年から釣りを再開して以来、初めてのことだったので、
イライラは募りましたね。

で、実はもう一つ事情があって、何故か9月、10月に家庭の行事が週末に重なる不運。
上記の有休は、土日に釣行できなかったことに対しての窮余の策だったわけです。

そんなこんなで10月も半ばを過ぎ、今度の週末こそと釣行予定をあれこれ考えていたところ、
週末の家族予定を書き込んであるカレンダーを見ると、
10月22日(土)17時から子供の世話(パパ ← 私)
と書き込まれているではありませんか。

とほほ。
これでは、もし金田湾に行った場合、13時には上がってこないと17時に帰宅することが難しいかも知れない。
まあ、13時の早上がりというのも有り、なのですけれども、どうせなら時間いっぱい楽しみたい。
でも、金田湾に行きたい(すでにこの時点では2回も機会をロストしていたので)。

そんなとき、ふと、もっと至近でボート釣りができるところを思い出しました。

江戸川放水路。

ボート屋のブログによると、今シーズンの江戸川放水路ハゼは、なかなか好調とのこと。
金田湾の「キス&マゴチ」にもかなり後ろ髪引かれ、最後まで迷いましたが、最終的には無難な江戸川放水路行きを決定しました。

ボートハゼの場合、持って行く道具は海のボート釣りとあまり変わりませんので、釣行準備も比較的楽にできました。

10月22日(土)3時起床。
3時半に出発して、途中のセブンイレブンでクーラー用のブロックアイスを買い足しつつ、現地に4時50分頃到着。
船宿は昨年も利用した林遊船です。

ところが、久し振りの釣行で気合いが入りすぎていたせいか、かなり早い時間についてしまったようです。
まだ船宿の電気は消えた状態。
しばらく車内で待っていると、5時過ぎに船宿の従業員が現れ、受付することができました。
船宿の兄さんによると、受付は5時半からとのこと。
客は今のところ、私一人。
でもありがたいことに、私の準備が完了次第、私一人のためにすぐに現場まで曳舟してくれました。


さて、この日のタックルは
①竿:ソアレBB 706ULT、リール:エアノスXT1000S、道糸:PE1.0
②竿:アナリスター キス M-180、リール:ナスキー C2000HGS、道糸:PE1.0
③竿:ベイゲーム X キス H-175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0

①は私のハゼ釣り定番ロッドです。とにかく、小さな魚の当たりもかなり大げさに伝わるので、非常に楽しいのです。
逆に、釣りあげた後は、魚の小ささにがっかりしますが。
②と③はキス用ロッドですが、基本置き竿にして、数をかせぐことを目指しました。

まず最初に、曳舟された地点でアンカーを打ち、ソアレBBに船ハゼ仕掛け(流線5号の2本針)+青イソメをつけて船下に投下。
次にアナリスターに同様にします。
すぐにソアレを聴いてみると、早速一荷でかかりました。今シーズン初マハゼです。


サイズはまずまずか。

こんな感じで、5尾までは順調に入れ食いで釣れましたが、その後、アタリが少なくなり、釣果がぽつぽつに。
すぐにアンカーを上げて、少し浅いところに移動。
そこでもあまり釣れず、すぐに移動。
今度は大きな鉄橋の橋脚よりのやや深場。
というふうに、釣果が出にくいポイントでは、粘らずにすぐ移動、ということを繰り返しました。

江戸川放水路の場合、今のシーズンはJR京葉線の鉄橋から上流が良いようなのですが、鉄橋近くは堆積物が溜まっているのか、
根掛かりしやすいので、投げて引くのはよろしくないようです。

何回か移動するうちに、この日一番の好ポイントにぶち当たりました。

やや深場寄り。アンカーを打って、真下に投下すると、入れ食いのラッシュ。
ようやく群れを見つけられたようでした。

ハゼは、やはり全体に散っているというよりは、過ごしやすいところ?にかたまっているようなので、
釣果が上がらないと思ったら、ポイント探しに勤しんだ方が良いようです。

ここで、ソアレBB、アナリスターに続き、ベイゲームXも参戦させて、竿3本態勢で臨みました。

マハゼの型は、川の中央寄り深場で良型が多いとの情報でしたが、割とデキハゼも混ざります。
水深とサイズに明瞭な相関性はそれほど無いように感じました。

結局、見つけた爆釣ポイントで2時間くらいは粘れたのか、底に仕掛けを投下したらすぐ掛かるという状態で、
そのうち何尾釣ったか分からなくなってきました。

それともう一つ。
この日の(ここ最近の)江戸川放水路の特徴として、カニがやたら多い事が挙げられます。
アタリはないのにやたら重いのが掛かったと思ったら、甲幅15cm以上ありそうなカニが4杯ほど。
でも水面まで上げるとばれてしまいましたが。
カニの種名は、ばらしてしまったので、良く分かりませんでしたが、ガザミっぽい奴だったような。
カニ網を持って行ったら、大漁だったかも。

さらに、このカニのせいで、置き竿に掛かったハゼがかなり犠牲になりました。
掛かったハゼを回収するのが遅れると、カニにばさばさに切られてしまいます。
少なくともこの日15尾はやられてしまいました。
カニもまた、ハゼを求めて江戸川放水路に集まってきたのでしょうか。


カニの犠牲になったハゼ。

そして、江戸川放水路では珍しい(と思うが)ことに、ハゼに混じってシロギス(ピン)が1尾だけですが釣れました。



江戸川放水路でシロギスを釣ったのは、私は初めてなのでビックリしました。
東京湾の湾奥で、こんなのもいるのですね。

そんなこんなで、最終的な釣果はハゼ135尾、キス1尾となりました。カニにやられたハゼも入れると、
少なくとも150尾くらいにはなったと思います。
ともかく、今年最初のハゼ釣りで、束釣りができたので大変満足な一日でした。

ただ、竿3本も使ったので、数は釣れましたが、12時を回る頃にはくたくたに疲れてしまい、
最初は14時までやろうと思っていたところ、12時半にはギブアップ。
納竿して船宿まで運んでもらいました。

やはり、ボートでは竿2本くらいが丁度良いようですね。
漁よりは釣りを楽しむべきでした。反省。


帰宅後、小さめのハゼを取り分けて、酒、醤油、ニンニク、生姜で作ったタレで下味を付けた後、
唐揚げにしていただきました。
やはりマハゼは美味しい。
同じハゼ科でも、マハゼは群を抜いて美味しいと思います。

大きめなやつは冷凍にして保存。
後ほど天プラでいただくつもりです。

11月に入ったら、深場の良型落ちハゼが待っています。
今シーズンあと一回は江戸川放水路を再訪したいですね。