のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

横浜(東京湾) 船マゴチ その1  2017年9月8日(金)  曇りゴチ?

2017年09月11日 22時47分01秒 | 釣行記
九月です。
真夏の実感もイマイチなまま、気がつけば・・・という感じです。

今年の八月の釣行機会は昨年と比較すると少なかったせいもありますが、
夏の釣行は消化不良な感がありました。

特に、マゴチ。

昨年手こぎボートにて、マゴチ釣りに興味が沸き、
とうとう専用ロッドを購入(ダイワのアナリスター マゴチ 215)。
今年の夏こそはの思いは強かったのですが、、、
前回のボート釣り(金田湾)でもアタリすら引っかけることはできませんでした。

そこで、今回は手こぎボートではなく、船宿を利用することを考えました。
船なら船長がポイントに案内してくれる訳で、
自力で訳も分からぬまま彷徨うボート釣りよりも釣り上げる確率は高まるかなと。
なにしろ自分はマゴチをまだ釣ったことがないので、
手段を選ばず、まずは1尾でも揚げることが必要と切実に感じていました。

そんな訳で、9月に入ってTenki.jpで釣り天気予報を日々こまめにチェック。
どうやら釣行を予定している9月8日は風、波共にOKの模様。
同日、最近マゴチの成績がよさそうな横浜の船宿を予約しました。

9月8日(金)朝5:45頃、目的の船宿到着。
当日朝は曇り。
マゴチ船の出船は7時前。
駐車場に車を止め、簡単な朝食を済ませて釣りの準備をします。

当日のタックルは
竿:アナリスター マゴチ 215
リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW
道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)
のみ。
マゴチ専用船での釣りなので、当然これ一本のみ。シンプルです。
でも乗船してみると、二本竿を巧みに操る常連客多し。
確かに二本の方が当たる確率は倍増しますが、自分には二本を操作する力量無しなので、
一本で十分。

漁港を出て30分ほどの浅場で、第一投。


午前中に立ち寄った第2海ほ周辺。

ここはサバフグが多く、隣の釣り師はさっそく餌のハゼをかじられました。
まだ、船中マゴチは揚がっていません。
午前中はどうもサバフグが多いようで、後には私のハゼも何匹かやられてしまいました。
ただ、フグのどつきではなさそうなアタリもあったので、乗せられませんでしたが期待が高まってきました。

船長もここはすぐに撤収して、次のやや深めな場所に移動。
ここで、ハゼ投入後、すぐにアタリ有り。
ゴンゴン。
ゴンゴン。
竿先を少し送って待ちます。
ゴゴゴン。
来たか。
思いっきり合わせると、乗りました。
しかし、軽いです。
揚げてみると、30センチちょっとのマゴチ。



しかし、人生初マゴチでした。
撮影後、マーキングして船の生簀に投入。
本日の船中1尾目だったと思います。
何はともあれ、これでようやくアナリスターマゴチを一人前にすることができました。
感慨無量です。

9時前。
さらに少しだけサイズアップしたやつを釣り上げました。



実は20数年前に友人と乗ったマゴチ船ではボーズだったので(友人は2尾釣った)、
今回もその轍を踏む可能性が高いと思っていただけに、1尾釣れただけで十分満足だったのですが、
小型とはいえ、2尾釣れたのは望外の喜びです。

しかし、マゴチを2尾釣り上げてハゼを2尾消費し、サバフグには2尾かじられ、
最初にもらったハゼ5尾は、釣り開始わずか2時間足らずで残り1尾に。
そいつも、マゴチ(と思われる)のアタリに合わせられず、ハゼを持っていかれ。
とうとうもらったハゼは無くなってしまいました。

このペースだとかなりハゼを消費してしまうようだし、
面倒くさいので一気に10尾(1,000円)追加購入。

しかし、午前中は11時で終了。追加のアタリはありませんでした。

ところで船は一旦元の船宿前まで戻っていきます。
自分は「一日マゴチ」プランを申し込んでいたので、
帰港後、心配になって船長に確認。
「これは一日マゴチ船ですよね。」
「そうですよ。昼休憩します。」
なんと、昼に休憩(帰港)するとは思っていませんでした。
どうやら、午前マゴチプランの人はここで終了。
午後マゴチプランの人と入れ替わるというシステムのようです。


12時半。
ゆっくり休憩取って、再びマゴチ船は南下。海ほう周辺を目指します。

午前に10尾ハゼを追加購入したので、餌はまだ十分でしたが、
午後は午後でさらに5尾無料でもらえるとのこと。
餌が万一切れても、安心です。

アタリは常にくる訳ではありませんが、割と明敏なので、
わかりやすい。
でも、アタリに対してうまく竿を送り込まないと、
3度目のアタリ以降ばれてしまいます。
ばれた場合、この3度目で合わせるべきだったのか、そもそも本アタリでないので合わせてもダメだったのか。
経験値が低いので、よく分かりません。
が、釣れたときの状況から想像すると、やはり3、4度目のアタリで本アタリの
ゴゴゴンというか、ググーッというそれまでと違う強い引き込みが来たときに
合わせると良いようです。

14時過ぎ。
午前中の2尾よりも、やや強めなアタリ有り。
同じように早合わせを避け、待って待って本アタリ(らしきもの)に合わせて
竿を思い切り振りあげます。

乗った。
今度は明らかに午前中のやつよりサイズアップ。
あげてみると、なんとヒラメでした。



40センチオーバー。まずまずのサイズ。
実は、私はヒラメも人生初だったので、本日は初物づくし。
これだけでも十分な釣果でした。

15時過ぎ。
さすがに少し疲れてきたのか、集中力が切れ気味。
ところが、私のやっている反対サイドの左舷前方から大きな声が。
60センチ後半の大物を揚げたようです。

うーん、大物釣りたい。
先ほどまでの満足感はどこへやら。
モチベーションが高まってきました。

そこで、思い切ってハゼを元気の良いやつにチェンジ。
丁寧にタナ取り(底を取って、1メートル正確に巻き上げる)を繰り返していると、
ゴゴッ。
きた。
ゴゴッ。
ゴゴッゴゴゴン。
そりゃー。
乗った。
今度は今まで以上の重さ。かなりでかいです。
船長にタモ入れをお願いし、巻き上げていくと



やりました。60センチのマゴチ。
本日4尾目にして大物を仕留めることに成功。

その後、アタリは何度かありましたが、乗せられず。
この日の釣行は16時半にて終了しました。

それにしても一日でマゴチ3尾+ヒラメ1尾は予想外の成果でした。
少しマゴチ餌釣りに自信が付いてきました。

帰宅後、チビマゴチ2尾は刺身、ヒラメは刺身とバター焼き。
デカマゴチは船長のアドバイスに従って4日ほど熟成(中)。
中落ちは、鍋にしておいしくいただきました。