のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

土浦新港(霞ヶ浦)

2015年12月31日 16時09分30秒 | 釣行記
 年の瀬も迫る中、車で30、40分程度で行ける釣り場、霞ヶ浦に行ってきました。
 霞ヶ浦は、日本第二位の面積を誇る関東地方最大の湖沼で、フィッシングに関してはバスが有名ですね。
でも、私が今回ターゲットとしたのはワカサギです。霞ヶ浦では陸っぱりで釣るので、湖のボートや氷上よりも釣果は
低いですが、自宅から間近のところでほんの短時間でも楽しめるというところが魅力なわけです。

 そんなわけで、息子を連れて、12月29日(火)と30(水)の二日間、午後に霞ヶ浦の土浦新港に立ち寄り、ワカサギ釣りを
開始しました。
 29日(火)は自宅を9時半過ぎに出て、釣りとは直接関係のない用事を済ませつつ、昼前に上州屋土浦店で餌と仕掛けを購入。
現地には11時半頃到着しました。情報によると、霞ヶ浦の現在のワカサギは、朝と夕マズメ以外はあまり釣れないとのことなので、
あせらずコンビニで購入したお昼ご飯(御握りなど)を車内で食べた後、ゆっくり釣り場に向かいました。

 実は、茨城県南に住み着いて17年近くになるのですが、土浦新港に来たのは初めてでした。最初はどこに車を止めれば良いか
迷いましたが、皆が駐車している場所があったので、空いているところに車を入れたのでした。

 新港には特に川べり(何という川か分かりませんが)に多くの釣り人がいましたが、ほとんどバスかヘラブナ師のようでした。
我々は港内に入りましたが、ごく一部にワカサギ師がいる以外は、非常にまばらで、かえって釣り座の選択には迷いましたが、
港内の霞ヶ浦側に近い場所に陣を敷き、仕掛けをリール竿に取り付けて釣り開始です。仕掛けは市販の5本及び7本針のものに、
餌は赤虫をつけました。

 ところが、結論から言うと、12時頃から始めて16時頃まで、釣れないどころか当たりすらないていたらく。息子は釣ることに
飽きてしまって、広い港内で遊び始めました。
 実は私はワカサギ釣りは初めてだったので、ネットで得た知識を基に準備をしてきたわけですが、まさかワカサギ釣りで、
先日の波崎新港に続いてボウズというのは、なかなかにまずいと思いました。
 しかし、16時をまわって、だいぶ日も傾きはじめ(まだ明るいことは明るかったのですが)、半分あきらめモードで釣り座を
港内の陸側に近い方に移動しました。その方が、帰り支度が楽なのと、風がだいぶ強くなっており、作業船が多く係留されている
陸側の方が風裏で、釣りやすい様だったからです。

 竿ははじめリール竿2本と延べ竿(4.3m)1本の、計3本出していましたが、帰宅間近となり、リール竿1本以外は片付けてしまって
いました。期待せずに釣り始めると、近くに住んでいると思われる小さな男の子が寄ってきて、なんとワカサギの群れがいるという
ポイントを教えてくれました。そして、帰宅までの最後の20分で、4匹のワカサギを釣り上げることができました。
 あれほど気配も見せなかったワカサギが、場所を少し移動しただけで、すぐに釣れたわけです。もちろん、夕マズメという
時間が最も大きなポイントだったと思いますが。そのほか、その少年によると、現時点では赤虫よりもサシの方が釣果が上がるという
ことでした。結局その日は、最後は「小さな師匠」に救われた形となりました。

 しかし、いかにも4匹では食べ応えがなさ過ぎだったので、帰宅後、ジップロックに入れて冷凍してしまいました。そして、
土浦新港でのワカサギ釣りは場所と時間が重要だということがわかったので、翌日、リベンジ釣行を決意したのでした。


 30日(水)の天気も、前日同様快晴に恵まれ、日中は日差しも暖かく、防寒着がしばらくいらないくらいでした。29日は風が
非常に強かったのですが、30日は風も小さく、釣りには良い日和だったと思います。

 前日、夕マズメが良いという事が分かったのですが、結局自宅を11時頃出て、上州屋に立ち寄って紅サシと紅ラビットを仕入れ、
現地に12時半頃到着。同じ場所ですが、今度は最初から港内の陸側(つまり前日最後に釣れた場所付近)に釣り座を定めて
釣り始めました。
 

作業船が多く停泊しているところ。

 本日もリール竿2本に、延べ竿1本で臨みました。餌は最初ラビットのみをつけました。
 ところが、なんと30日も16時まで全くの無反応。途中で赤虫もつけてみましたが、変わりありません。
港内のいろいろなところに仕掛けを入れてみましたが同様の結果。
結局この日も16時過ぎくらいまで、当たりすらない状況で、もしかしたら昨日以上の悲惨な結果になることを覚悟せざるを得なくなり。

 かなりモチベーション低下した状態で、最初に釣り始めた場所に戻って惰性で釣りを続けていると、16時10分頃、
何かこそっとした当たりのようなものを感じました。
ゆっくり竿を上げてみると、2尾のワカサギが掛かっていました。3時間以上も全く無反応だった同じ場所で、ようやくワカサギが出現
したのです。すでにこのとき、息子がバックラッシュを起こしてしまったリール竿1本は片付けてしまっており、タックルはリール竿
1本と延べ竿1本だけでしたが、息子に置き竿にしていた延べ竿を上げさせてみると、さらに1尾が掛かっていることを確認。
 それからは、ワカサギラッシュが始まりました。素人同然で手返しが悪いため、釣果はたいしたことはありませんでしたが、
釣り終了した17時までの数十分で20尾を釣り上げられました。


最ラッシュ時には3本掛けも達成。息子に持たせて撮影。

 ただ、冬の釣り場は17時近くになるとほとんど日が落ちてしまいます。私は素人なので、そのことに気づかず、帰宅時には往生
(老眼気味なので)しましたが、次からは16時をまわる前に、帰宅準備を完璧に済ませておくことにします。

 帰宅後は、29日に釣った4匹と合わせて計24匹を唐揚げにしていただきました。
本来は不要ですが、霞ヶ浦は見た目あまり綺麗な湖ではないので、釣ったワカサギは塩もみして体表面を良く洗った後、
内蔵だけは取り去ってから調理しました。
 しかし、味は最高。臭みは全くなく、非常に上品な味です。

 時期にもよるのかもしれませんが、今の霞ヶ浦ワカサギは朝と夕マズメの非常に短い時間が陸からの釣りタイムの様です。
次回からは、16時過ぎからの短時間を狙った釣行を試みようと思います。

波崎新港(実釣)

2015年12月27日 16時36分22秒 | 釣行記
波崎新港には10月31日(土)に様子見に行きましたが、釣り場を見ただけで実釣することはなかったので、
12月19日(土)にあらためて訪れることにしました。
今年はハゼ釣りが多めだったので、最後のほうは防波堤で釣ってみたいと思い、以前から気になっていた波崎新港に決めました。

当日は小潮と、あまりよくないですし、そろそろ年の瀬もせまる頃なので、最初から釣果はあまり期待せずにいました。

5時ごろ自宅を出て、現地には7時過ぎに到着。新港内は当日作業船がびっしり入っており、一般の釣り人が入る余地はなかったので、
一番東側(外側)の堤防から、外海に向けて投げ釣りを行うことにしました。ただ、外海といっても、堤防の外側にさらに堤防
(一般人の進入禁止)が漁港を取り巻くようにあり、しかもその外側の堤防は、利根川河口から利根川の一部を引き込むような形に
なっているので、実質的には利根川河口となっているところではあります。

波崎新港は非常に広大で、車の横づけが可能なため、大変便利なところです。ちょっと距離はありますが、近くの公園にはトイレも
あるので、ファミリーで来られる人も多いところです。


車がつけられる便利な堤防。対岸は外堤防(立ち入り禁止)。

ここは、秋であればイシモチがよく釣れるらしいのですが、冬のターゲットは何か、正直わからなかったので、最初はキス投げ釣り
の仕掛けをデルナー天秤25号につないで、サーフランダー405CX+スーパーエアロサーフリーダーCI4+ 35細糸
(PE1.0号+テーパー力糸PE1.0-6.0)で投げました。さらに同じ仕掛けを海草天秤15号につないで、ホリデーサーフスピン305HX-T
+エアノスC3000(ナイロン3号)でも投げて、両者を置き釣りにしました。
餌は上州屋で購入した青イソメです。

当日は良い天気で、早朝は風も弱めでしたが、さすがに冬の漁港は寒く、完全防寒体勢で臨みます。

投げて、10分ほど放置し、全く反応が無いので、いったん両竿をあげてみます。餌はかじられた形跡も全くなく。
餌を新鮮なものにつけ直し、何度か投げてみますが、状況は全く変化ありません。
海底は若干起伏あるものの、根はなく、しかし引いてくると、海草だか枯れ葉の残骸のようなものが仕掛けに絡まってきます。

なんだか、非常に雰囲気が悪い感じです。ここに絡まってくるのは、根の一部ではなく、どうも海底に溜まった「ゴミ」のような
もので、魚がいる気配が感じられません。
念のため、仕掛けを胴突(イシモチ用12号2本針)に替えて投げ直してみますが、やはり反応ゼロ。

自分が座を構えた後、左右にそれぞれ一人ずつ釣り人がやってきたのですが、始めて30分も経たずに帰ってしまいました。

11時になって、はじめ弱かった風も急激に強まり、とうとう私もギブアップ。初めての波崎新港は残念な結果になってしまいました。
前回銚子でも、ちょっとだけ投げて釣れませんでしたが、このときはほぼ様子見だったのですが、今回は本気で釣りにかかって、
全く釣れず。今年始めてのボウズとなりました。

波崎新港は、前回来たときも同じ場所に釣り人がかなり来ていて、当日も混み合ってはいないまでも、結構人がいましたから、
全く釣れない場所というわけでも無いはずです。
やはり、時期と潮が良くなかったというのもあるのでしょう。それと、大河川の河口ということで、それに見合った獲物を
狙う必要があるのでしょう。
ただ、今回の釣行は波崎新港がどんなところか知ることも目的の一つでしたので、調査データが一つ増えたという意味では良かった
と思います。

帰宅前に、前回も寄った銚子の「うおっせ21」で海鮮丼を食べ、魚市場で揚げ物をお土産に購入しました。


シーフードレストラン「うおっせ」にて。

クリスマス休暇

2015年12月23日 06時50分39秒 | FXと国際経済
先週末に今年の大イベントが終了し、今週からいよいよ本格的なクリスマスウィークに入りました。
各主要通貨の値動きを見ても、ほぼ停滞していることがうかがえますので、市場参加者のみなさんは休暇をお取りになったものと思います。

18日(金)の日銀発表は、緩和の継続を表明したものと思いますが、さりとて強い追加緩和の発表という訳でもなく。
市場もこれといった反応をしないまま終わってしまった感があります。

FRBも利上げを緩やかに開始することを表明し、ECBは追加緩和の余地を残して来年に臨む姿勢を示したことで、
FX市場参加者は、すでに2016年に目を向けているのでしょう。

私も来年1月8日(金)の米雇用統計発表まで、ゆっくりと休みをとって、2016年の相場に備えたいと思います。

FOMC後と2015年最後のイベント(?)

2015年12月18日 05時11分12秒 | FXと国際経済
2015年の為替相場における主役は、よくも悪しくもユーロだったように思います。私のポジションも9割以上がユーロがらみでした。
12月3日のECBによる政策金利発表では、最後にはマリオ・ドラギ総裁の「マジック(黒魔術?)」も不発に終わった形になりました。
そして、昨日のFOMCでは、イエレンFRB議長によって発表された米利上げは、非常に常識的なもので、如何にも文句のつけようのない
内容だったと思います。
ECB発表後には、ドラギ発言に「勝手に失望」した市場参加者によるユーロ暴騰が起こりましたから、イエレン議長も相当慎重に対応
していたのではないかと想像します。

これで2015年の為替市場も、最後にして最重要なイベントも(無事)終了し、まもなくクリスマスウィークということで閑散相場へと
移行していくはずです。

2015年のファンダメンタルズにも様々なビッグイベントがありましたが、その最後を飾る「大トリ」が、本日の日銀金融政策決定会合
における15時30分からの「黒田節」かもしれません。

黒田総裁はその強気発言から「ピーターパン」と揶揄されることもありますが、ここぞの場面では強烈なリード発言をかましますね。
昨日のFOMCによる利上げと、もしも「バズーカ(追加緩和)発射」発言が重なれば(まずないと思いますが)、より緩和効果が大きく
なるという意見もあります。
逆に、バズーカを期待する向きが、「不発」に「勝手に失望」して一時的なドル安円高になる可能性も無くはない。

結局、2015年のお休みは、クリスマス直前までおあずけ、ということになりそうな感じです。
油断せず本日の午後の発表を注視したいと思います。

FOMC政策金利発表直前

2015年12月17日 00時06分02秒 | FXと国際経済
2015年相場最後の大イベントがまもなく起ころうとしています。
先のECBによるドラギ総裁の発表後は、とてつもないユーロ暴騰をもたらしましたが、
やはり通常期よりもかなりボラティリティーが高まっているということなのでしょう。

ここ数日は東京市場でも値が飛びがちな動きが認められ、イエレン議長の発表内容次第では、
どちらにも大きく動く可能性がありますね。

あまりエコノミストによる言及はありませんが、年末に向けてバトルロイヤルのような状況になることも
十分予想されるので、可能な限り傍観者でいた方が、良いように思います。

どのような乱相場でも、流動性が回復してくれば、米国、欧州、日本、それぞれの金融政策に応じた値動きに
回帰するはずですので、勝負はそれから、という風に考えていた方が無難です。

とにかく負けないディールを心がけたいと思います。

江戸川放水路(ハゼ) その2

2015年12月06日 15時54分36秒 | 釣行記
12月5日(土)は小潮でしたが、残り少ない年内のチャンスを生かし、おそらく今年最後となるであろうハゼ釣りに行きました。
場所は、前回同様、江戸川放水路で、貸しボート屋さんも同じく林遊船です。

朝3:20起床。とにかく、江戸川放水路のハゼ釣りは、朝第一便が6時頃なので、早起きを要求されます。少々つらいです。
でも、朝マズメを狙いたいため、できるだけ早く現地に向かうことを優先します。
前回の釣行では、初めて自宅から現地に向かったため、ルートを少し間違えてしまいましたが、今回はリーズナブルなルートで行けたため、時間もそれほどかからず。
3:50頃家を出て、着いたのは5:30頃でした。
すでに7台くらい先行者がおりました。早いですね。


朝焼けの江戸川放水路。なかなか雰囲気があります。

船宿で手続きと餌購入を済ませ、6:15分頃、モーターボートにのって前回と同じ、河口(東京湾)付近のワンドに向かいます。
このワンドは、地図で確認すると市川野鳥の公園というところに繋がっているのですが、まっすぐに繋がっているのではなく、すこし川(?)筋が蛇行して接続しています。
しかも、そこが言わばターミナル(最上流)となっているので、冬期にこのワンド側に遡上してきたハゼは、すぐ近くで行き止まりになってしまい、
だんだんとハゼがワンドに溜まってくる、という風になっているのではないかな、と想像しています。
だから、江戸川放水路のその他のポイントよりも、魚影が濃い可能性がある。

ともかく、前回は釣り具を船宿に忘れるという大失敗をして、一時間近くを無駄にしたのですが、今回はさすがに反省し、釣り具は忘れずにポイントに向かいました。

早速、ロッドにリールをつなぎ、ハゼ用仕掛けを取り付けます。
用意したタックルは、掛け用(積極的に当たりを取ってハゼを掛けるタックル)として「Soare BB S706ULT + Nasci 2000HGS + PE0.4+フロロ6ポンドのリーダー」。
これにハゼ用の小型天秤をスナップスイベルでつなぎ、針はハゼ用(流線)の6号をチチワを作ってつなげる、というシンプルなものを準備。
このほか、置き竿用にバスロッド(ミディアムライト)2本にそれぞれ1000及び1500番のリールをつけ、ハゼ用の2本針市販仕掛けをつけたものを用意しました。
合計3本。今回の目標は、前回達成できなかった50尾以上です。

今回は時間に余裕があったため、最初にバスロッド2本にそれぞれイソメを取り付けてボートの右舷及び左舷方向に軽く投げて放置。
最後に掛け用タックルにイソメをつけて船下を狙います。
ところが、前回以上にハゼの活性はしぶく、しばらくは全く当たりらしい当たりがありません。
試しにあげてみたバスロッドのうち片方に、一匹だけハゼがついていて、これが本日の第一号でした。
が、掛け用タックルには当たってこず、置き竿にもその後しばらく乗ってきませんでしたので、早々にボートを移動させました。

江戸川放水路のハゼは移動して釣る。これは前回釣行時に船宿の店員さんから教えてもらった奥義ですが、今回は特にそれが必要と感じました。

岸寄りのところから、ワンドの中央に向かって移動。そして、最初に移動したところから、少しずつ当たりが出始めます。
そして、置き竿にはダブルヒットが出るようになりました。
この日は風も強くなく、12月だというのに小春日和でぽかぽかと暖かい日中でした。
そのせいか、前回以上に多くのお客さんでひしめいていたため、5メートル隣に誰かいる、というような状態に。
そこで、混雑は避けて、徐々にワンドの真ん中付近へ。
ただし、大型船の通り道付近での釣りは危険なので禁止されていますから、その手前付近に陣取りました。

ハゼは移動して釣る、のですが、この日は移動したから良く釣れる、という感じでもなく、林遊船の店員さんによると全体に渋い一日だったようです。
私も当初、当たりは本当にそこそこでしたが、しばらくすると船下にただじっと垂らしていれば、そのうち食ってくることに気づき、
移動はやめて、かような省エネ釣法に切り替えました。

ただ、一日の中で、爆釣タイムみたいなものはほとんどありませんでしたが、当たりが渋いなりにも、あきらめずに釣っていると、徐々に数も揃ってきます。
特に活躍したのは、前回同様置き竿の2本針仕掛けで、ダブルがこの日5、6回はあったと思います。
そして、掛け用タックルでもそれなりの当たりを楽しむことはできましたから、この日も満足な釣行となりました。

しかし、朝6:30頃から14:50頃まで、まるまる9時間近く休憩も取らずにマシーンのごとく釣りをし続けたので、14時を過ぎる頃にはへとへとになってきました。
掛け用タックルと置き竿2本というのは、掛かったハゼを外し、餌をつけて再投し、他の竿の様子を見て、ハゼが掛かっていたら外して再投、また他の竿を、
ということを延々繰り返す事になり、実際退屈はしない代わりに、滅茶滅茶くたびれてきます。
あと1時間延長しても良いと言われても、勘弁してくれ、という状態になるほどでした。

帰宅後、この日の釣果を調べてみると、ハゼ57尾、そして外道として釣れたイシモチ(?)3尾の、合計60尾でした。



良型はテンプラにしていただき、それ以外は唐揚げにしました。
今年のハゼはこれで終了。来年夏にまた訪れたいと思います。

ECB政策金利発表後のユーロ急騰

2015年12月06日 15時21分41秒 | FXと国際経済
2015年のFX市場を一言で総括してしまうと(まだ2015年は終わっていないし、米利上げという大イベントが残されてはいますが)、「ユーロの2015」ということが言えるのではないかと思います。
そのユーロがらみのおそらく年内最後のイベントが、12月3日(木)に発表されたドラギ総裁による金融緩和策でした。

発表の内容を簡単にまとめると、以下の通り。
①QE(国債等大量買取り)期間の延長(=現行の継続) 「少なくとも2016年9月まで」→「少なくとも2017年3月まで」
②購入対象拡大 →ドイツ州政府発行の地方債など
③購入金額は据え置き 600億ユーロ/月(現行と不変)
④市中銀行のECB預け入れ金利 -0.2%→-0.3%
⑤政策金利は据え置き 0.05%

米利上げに続く新興国の景気減速などを事前に読んだ予防措置的QE(量的緩和)と言われているようです。

ところが、この発表内容のうち、③の購入金額据え置きという点が、FX市場のビッグプレーヤー(ヘッジファンド勢)から失望され、当日最安で1.05278まで下げたユーロ/ドルは、何と最高1.09811まで、NY時間だけで450ポイントも大暴騰してしまいました。
要するに、10月22日のECB発表で、ドラギ総裁が年内の追加量的緩和を示唆し、ユーロ安の動きが始まり、1.05までの下落は「大幅で大胆な内容のQE」をある程度織り込んだものだったために、さらなるユーロ売りを画策していたヘッジファンドとしては、蓋を開けたら「普通」だったため、買い込んでいたドル(売り増ししていたユーロ)を一気にうっぱらった(買い戻した)、ということのようですね。

しかし、一部のエコノミストも言っていますが、上記の①~⑤は、どう読んでも「普通」ではなく、私的には予想(常識?)の範囲内のQEだったので、今回の暴騰は非常に驚きました。


今後、年末に向けて、2015年最後にして最大のビッグイベントが12月17日4時(日本時間)のFOMC政策金利発表ですが、これだけの大幅な変化は8月の人民元切り下げショック以来であり、まだまだプレーヤーが多く残っていると思われ、例年以上に安定していると思われたFX市場も、かなり高いボラティリティー(変動率)のなかで、乱戦模様になってしまうかもしれませんね。

なお、翌日発表の11月米雇用統計は予想以上にNFP(非農業部門雇用者数)が多く(21.1万人増)、ユーロ/ドル値の修正を期待していましたが、こちらはさほどの下げはありませんでした。
ただ、今のところはユーロ売り、ドル買いのトレンドに変化はないので、米利上げ後の来年以降も見据えて、慎重に取り組んでいきたいところです。