年の瀬も迫る中、車で30、40分程度で行ける釣り場、霞ヶ浦に行ってきました。
霞ヶ浦は、日本第二位の面積を誇る関東地方最大の湖沼で、フィッシングに関してはバスが有名ですね。
でも、私が今回ターゲットとしたのはワカサギです。霞ヶ浦では陸っぱりで釣るので、湖のボートや氷上よりも釣果は
低いですが、自宅から間近のところでほんの短時間でも楽しめるというところが魅力なわけです。
そんなわけで、息子を連れて、12月29日(火)と30(水)の二日間、午後に霞ヶ浦の土浦新港に立ち寄り、ワカサギ釣りを
開始しました。
29日(火)は自宅を9時半過ぎに出て、釣りとは直接関係のない用事を済ませつつ、昼前に上州屋土浦店で餌と仕掛けを購入。
現地には11時半頃到着しました。情報によると、霞ヶ浦の現在のワカサギは、朝と夕マズメ以外はあまり釣れないとのことなので、
あせらずコンビニで購入したお昼ご飯(御握りなど)を車内で食べた後、ゆっくり釣り場に向かいました。
実は、茨城県南に住み着いて17年近くになるのですが、土浦新港に来たのは初めてでした。最初はどこに車を止めれば良いか
迷いましたが、皆が駐車している場所があったので、空いているところに車を入れたのでした。
新港には特に川べり(何という川か分かりませんが)に多くの釣り人がいましたが、ほとんどバスかヘラブナ師のようでした。
我々は港内に入りましたが、ごく一部にワカサギ師がいる以外は、非常にまばらで、かえって釣り座の選択には迷いましたが、
港内の霞ヶ浦側に近い場所に陣を敷き、仕掛けをリール竿に取り付けて釣り開始です。仕掛けは市販の5本及び7本針のものに、
餌は赤虫をつけました。
ところが、結論から言うと、12時頃から始めて16時頃まで、釣れないどころか当たりすらないていたらく。息子は釣ることに
飽きてしまって、広い港内で遊び始めました。
実は私はワカサギ釣りは初めてだったので、ネットで得た知識を基に準備をしてきたわけですが、まさかワカサギ釣りで、
先日の波崎新港に続いてボウズというのは、なかなかにまずいと思いました。
しかし、16時をまわって、だいぶ日も傾きはじめ(まだ明るいことは明るかったのですが)、半分あきらめモードで釣り座を
港内の陸側に近い方に移動しました。その方が、帰り支度が楽なのと、風がだいぶ強くなっており、作業船が多く係留されている
陸側の方が風裏で、釣りやすい様だったからです。
竿ははじめリール竿2本と延べ竿(4.3m)1本の、計3本出していましたが、帰宅間近となり、リール竿1本以外は片付けてしまって
いました。期待せずに釣り始めると、近くに住んでいると思われる小さな男の子が寄ってきて、なんとワカサギの群れがいるという
ポイントを教えてくれました。そして、帰宅までの最後の20分で、4匹のワカサギを釣り上げることができました。
あれほど気配も見せなかったワカサギが、場所を少し移動しただけで、すぐに釣れたわけです。もちろん、夕マズメという
時間が最も大きなポイントだったと思いますが。そのほか、その少年によると、現時点では赤虫よりもサシの方が釣果が上がるという
ことでした。結局その日は、最後は「小さな師匠」に救われた形となりました。
しかし、いかにも4匹では食べ応えがなさ過ぎだったので、帰宅後、ジップロックに入れて冷凍してしまいました。そして、
土浦新港でのワカサギ釣りは場所と時間が重要だということがわかったので、翌日、リベンジ釣行を決意したのでした。
30日(水)の天気も、前日同様快晴に恵まれ、日中は日差しも暖かく、防寒着がしばらくいらないくらいでした。29日は風が
非常に強かったのですが、30日は風も小さく、釣りには良い日和だったと思います。
前日、夕マズメが良いという事が分かったのですが、結局自宅を11時頃出て、上州屋に立ち寄って紅サシと紅ラビットを仕入れ、
現地に12時半頃到着。同じ場所ですが、今度は最初から港内の陸側(つまり前日最後に釣れた場所付近)に釣り座を定めて
釣り始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/4d/47affa5f1477897a63339d6d97bd9230.jpg)
作業船が多く停泊しているところ。
本日もリール竿2本に、延べ竿1本で臨みました。餌は最初ラビットのみをつけました。
ところが、なんと30日も16時まで全くの無反応。途中で赤虫もつけてみましたが、変わりありません。
港内のいろいろなところに仕掛けを入れてみましたが同様の結果。
結局この日も16時過ぎくらいまで、当たりすらない状況で、もしかしたら昨日以上の悲惨な結果になることを覚悟せざるを得なくなり。
かなりモチベーション低下した状態で、最初に釣り始めた場所に戻って惰性で釣りを続けていると、16時10分頃、
何かこそっとした当たりのようなものを感じました。
ゆっくり竿を上げてみると、2尾のワカサギが掛かっていました。3時間以上も全く無反応だった同じ場所で、ようやくワカサギが出現
したのです。すでにこのとき、息子がバックラッシュを起こしてしまったリール竿1本は片付けてしまっており、タックルはリール竿
1本と延べ竿1本だけでしたが、息子に置き竿にしていた延べ竿を上げさせてみると、さらに1尾が掛かっていることを確認。
それからは、ワカサギラッシュが始まりました。素人同然で手返しが悪いため、釣果はたいしたことはありませんでしたが、
釣り終了した17時までの数十分で20尾を釣り上げられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ba/59348e6952d3a6ba52e607f04f0f8718.jpg)
最ラッシュ時には3本掛けも達成。息子に持たせて撮影。
ただ、冬の釣り場は17時近くになるとほとんど日が落ちてしまいます。私は素人なので、そのことに気づかず、帰宅時には往生
(老眼気味なので)しましたが、次からは16時をまわる前に、帰宅準備を完璧に済ませておくことにします。
帰宅後は、29日に釣った4匹と合わせて計24匹を唐揚げにしていただきました。
本来は不要ですが、霞ヶ浦は見た目あまり綺麗な湖ではないので、釣ったワカサギは塩もみして体表面を良く洗った後、
内蔵だけは取り去ってから調理しました。
しかし、味は最高。臭みは全くなく、非常に上品な味です。
時期にもよるのかもしれませんが、今の霞ヶ浦ワカサギは朝と夕マズメの非常に短い時間が陸からの釣りタイムの様です。
次回からは、16時過ぎからの短時間を狙った釣行を試みようと思います。
霞ヶ浦は、日本第二位の面積を誇る関東地方最大の湖沼で、フィッシングに関してはバスが有名ですね。
でも、私が今回ターゲットとしたのはワカサギです。霞ヶ浦では陸っぱりで釣るので、湖のボートや氷上よりも釣果は
低いですが、自宅から間近のところでほんの短時間でも楽しめるというところが魅力なわけです。
そんなわけで、息子を連れて、12月29日(火)と30(水)の二日間、午後に霞ヶ浦の土浦新港に立ち寄り、ワカサギ釣りを
開始しました。
29日(火)は自宅を9時半過ぎに出て、釣りとは直接関係のない用事を済ませつつ、昼前に上州屋土浦店で餌と仕掛けを購入。
現地には11時半頃到着しました。情報によると、霞ヶ浦の現在のワカサギは、朝と夕マズメ以外はあまり釣れないとのことなので、
あせらずコンビニで購入したお昼ご飯(御握りなど)を車内で食べた後、ゆっくり釣り場に向かいました。
実は、茨城県南に住み着いて17年近くになるのですが、土浦新港に来たのは初めてでした。最初はどこに車を止めれば良いか
迷いましたが、皆が駐車している場所があったので、空いているところに車を入れたのでした。
新港には特に川べり(何という川か分かりませんが)に多くの釣り人がいましたが、ほとんどバスかヘラブナ師のようでした。
我々は港内に入りましたが、ごく一部にワカサギ師がいる以外は、非常にまばらで、かえって釣り座の選択には迷いましたが、
港内の霞ヶ浦側に近い場所に陣を敷き、仕掛けをリール竿に取り付けて釣り開始です。仕掛けは市販の5本及び7本針のものに、
餌は赤虫をつけました。
ところが、結論から言うと、12時頃から始めて16時頃まで、釣れないどころか当たりすらないていたらく。息子は釣ることに
飽きてしまって、広い港内で遊び始めました。
実は私はワカサギ釣りは初めてだったので、ネットで得た知識を基に準備をしてきたわけですが、まさかワカサギ釣りで、
先日の波崎新港に続いてボウズというのは、なかなかにまずいと思いました。
しかし、16時をまわって、だいぶ日も傾きはじめ(まだ明るいことは明るかったのですが)、半分あきらめモードで釣り座を
港内の陸側に近い方に移動しました。その方が、帰り支度が楽なのと、風がだいぶ強くなっており、作業船が多く係留されている
陸側の方が風裏で、釣りやすい様だったからです。
竿ははじめリール竿2本と延べ竿(4.3m)1本の、計3本出していましたが、帰宅間近となり、リール竿1本以外は片付けてしまって
いました。期待せずに釣り始めると、近くに住んでいると思われる小さな男の子が寄ってきて、なんとワカサギの群れがいるという
ポイントを教えてくれました。そして、帰宅までの最後の20分で、4匹のワカサギを釣り上げることができました。
あれほど気配も見せなかったワカサギが、場所を少し移動しただけで、すぐに釣れたわけです。もちろん、夕マズメという
時間が最も大きなポイントだったと思いますが。そのほか、その少年によると、現時点では赤虫よりもサシの方が釣果が上がるという
ことでした。結局その日は、最後は「小さな師匠」に救われた形となりました。
しかし、いかにも4匹では食べ応えがなさ過ぎだったので、帰宅後、ジップロックに入れて冷凍してしまいました。そして、
土浦新港でのワカサギ釣りは場所と時間が重要だということがわかったので、翌日、リベンジ釣行を決意したのでした。
30日(水)の天気も、前日同様快晴に恵まれ、日中は日差しも暖かく、防寒着がしばらくいらないくらいでした。29日は風が
非常に強かったのですが、30日は風も小さく、釣りには良い日和だったと思います。
前日、夕マズメが良いという事が分かったのですが、結局自宅を11時頃出て、上州屋に立ち寄って紅サシと紅ラビットを仕入れ、
現地に12時半頃到着。同じ場所ですが、今度は最初から港内の陸側(つまり前日最後に釣れた場所付近)に釣り座を定めて
釣り始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/4d/47affa5f1477897a63339d6d97bd9230.jpg)
作業船が多く停泊しているところ。
本日もリール竿2本に、延べ竿1本で臨みました。餌は最初ラビットのみをつけました。
ところが、なんと30日も16時まで全くの無反応。途中で赤虫もつけてみましたが、変わりありません。
港内のいろいろなところに仕掛けを入れてみましたが同様の結果。
結局この日も16時過ぎくらいまで、当たりすらない状況で、もしかしたら昨日以上の悲惨な結果になることを覚悟せざるを得なくなり。
かなりモチベーション低下した状態で、最初に釣り始めた場所に戻って惰性で釣りを続けていると、16時10分頃、
何かこそっとした当たりのようなものを感じました。
ゆっくり竿を上げてみると、2尾のワカサギが掛かっていました。3時間以上も全く無反応だった同じ場所で、ようやくワカサギが出現
したのです。すでにこのとき、息子がバックラッシュを起こしてしまったリール竿1本は片付けてしまっており、タックルはリール竿
1本と延べ竿1本だけでしたが、息子に置き竿にしていた延べ竿を上げさせてみると、さらに1尾が掛かっていることを確認。
それからは、ワカサギラッシュが始まりました。素人同然で手返しが悪いため、釣果はたいしたことはありませんでしたが、
釣り終了した17時までの数十分で20尾を釣り上げられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ba/59348e6952d3a6ba52e607f04f0f8718.jpg)
最ラッシュ時には3本掛けも達成。息子に持たせて撮影。
ただ、冬の釣り場は17時近くになるとほとんど日が落ちてしまいます。私は素人なので、そのことに気づかず、帰宅時には往生
(老眼気味なので)しましたが、次からは16時をまわる前に、帰宅準備を完璧に済ませておくことにします。
帰宅後は、29日に釣った4匹と合わせて計24匹を唐揚げにしていただきました。
本来は不要ですが、霞ヶ浦は見た目あまり綺麗な湖ではないので、釣ったワカサギは塩もみして体表面を良く洗った後、
内蔵だけは取り去ってから調理しました。
しかし、味は最高。臭みは全くなく、非常に上品な味です。
時期にもよるのかもしれませんが、今の霞ヶ浦ワカサギは朝と夕マズメの非常に短い時間が陸からの釣りタイムの様です。
次回からは、16時過ぎからの短時間を狙った釣行を試みようと思います。