のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

ハピソン製針結び器 YH-720 SLIM II レビュー

2018年05月07日 21時40分08秒 | 釣り関連
釣りをある程度続けていて、仕掛けも自作してみようかと考えるようになってきました。

私が仕掛けの自作を最初に考えた釣り物は、カワハギでした。

カワハギ釣りは他の中小物釣りと比較すると針や仕掛けの消耗が多く、
そのため割と経費も掛かることから、できるだけ仕掛け等は自作してみようと考えた訳です。

それまでは、カワハギ用の針はメーカーのハリス付き針を購入していたのですが、
バラ針(がまかつ等)とハリス用フロロカーボンを購入し、
自分で針を結んでみることにしました。

ところが、

ことカワハギ用の針に関しては、針のサイズが小さく、「早掛け」の最小号数のものなど、
外掛け結びでも難しく(私が不器用だということもありますが)、
一つ結ぶにも時間が掛かってしまう上に、仕上がりはハリスがよれよれの状態で、
とてもカワハギ釣りに使えるような代物ではなくなってしまいます。

といって、仕掛け自作も諦めたくはないし。

いろいろ思案した結果、自力で困難なものは機械の力を借りようと考えました。

そこで、ハピソン製の自動針結び器、YH-720 SLIM IIを購入しました。


巾着袋付き。

本機はメーカーによると0.1~6号までのハリスに対応しており、
中小物以下の釣りであれば、ほとんど本機で針結びできそうです。
しかも結束法は針結びの中では外掛けよりも強力な内掛け結びなので、
信頼性も高そうです。

購入後、早速カワハギ用の最小号数の「早掛け」針を結んでみます。

ところが、製品に付属の説明書通りにやってみようとしても、うまくいきませんでした。
というか、説明書は割と詳しいのですが、内容の一部に理解しにくい部分があり
(説明不足と言うべきか)、きちんと巻けませんでした。
ネットの評判によると、上手く巻くためには少し訓練が必要?のように書かれてあるので、
そういうものか、と最初は思いましたが。

仕方なく、ハピソンとは無関係の方が投稿したと思われるYouTubeの使用法動画を見ながら、
再開してみると・・・。

いとも簡単に結ぶことができました(?!)。

特に訓練を必要とする手際ではなく、ごく簡単でした。
しかし、それにしても、ハピソンの説明書はいったい??

それはそれとして、説明書に難はあるものの、本機はなかなかの代物。
慣れてくれば、ハリス付き針を一本あたり30秒程度で結ぶことができる様になります。
おかげでカワハギ用のハリス付き針は、
短時間で各種、各号数、十分量を作製することができました。

この機械は本当に便利だと思ったのは、実際に沖釣りの最中でも、
揺れた船上でも、そのときに必要なハリス付き針を短時間で作製できるので、
あらかじめ用意していなくても本機さえ持っていけばOKという点。

もっとも、一つ気がついたのは、
本機で作製可能なハリス号数は6号までとはなっていますが、
ハリス5号以上だと巻き数は5回までは綺麗に巻けますが、
6回目は綺麗に並んで巻かれた巻き目の上に巻かれてしまうことがある、ということ。
ただ、それは針によりけりで、太軸の針では6回巻けない、ということがあります。
ハリス6号では、太軸でない針でも5回までしか綺麗に巻けません。


もちろん、5回巻きでも問題ないとは思いますが、
太軸針でハリスが5号を超える場合は、おなじハピソン製の太糸用(YH-714)の方が
良いかもしれない、と思いました。

いずれ、太糸用も購入しようかなと思っています。

キャスティズム25号-365・W(+キャスティズム25QD06PE)レビュー

2018年04月16日 22時48分10秒 | 釣り関連
最近の当ブログの記事閲覧記録を見ると、
タックル関係が読まれている回数が多いことに気づきました。
特に、ダイワの投げ竿、エクストラサーフの記事の閲覧回数が多いです。
どうもありがとうございます。

やはり、だんだんと釣りシーズンが近づいてきたんだなあ、と思います。
GWを目前に、ニュータックル購入を考えている人も多いのでしょうね。

一方、タックル関係ではエクストラサーフの他に、
キャスティズムに関する記事も割と閲覧されているようです。
ただ、以前書いたキャスティズムの記事は、趣旨が「安価購入方法の紹介」であり、
実釣の感想に触れてはいなかったのでした。
そこで、キャスティズムに関しては、もう相当に使い込んできたし、
そろそろ実釣記事を書いてみようと思い立ちました。

以前書いた「ダイワ キャスティズムロッド&リールを\3,727で購入」でも述べましたが、
もう一度キャスティズムの紹介から始めてみたいと思います。

キャスティズム(ロッド)は、長さ4メートルが主流の投げ竿の中にあって、
3.65~3.85メートルとやや短め、軽量なロッドです
(以前は2.9メートルの振出仕様もありましたが、最近ラインナップから脱落してしまいました)。
投げ竿としての遠投性能を損なうことなく、汎用性、機動性を高め、
クロスオーバーなジャンルで使用できるように設計した、ということなのでしょう。

キャスティズムには並継と振出の両タイプが販売されていますが、
私は並継竿しか使っていないので、ここでは私の使用している並継の25号-365について
レビューします。

まずキャスティズムの主な投入技術をまとめると
・X45
・Vジョイント
・HVFカーボン(99%)
・リトルセンサータッチグリップ
・前進機構付ステンレスリールシート
・チタンKガイド(6ガイド)
となっています。
これらは、ダイワの主力投げ竿には基本的に備わっている技術であり、
チタンKガイドを搭載している点は、エントリーモデルよりも上位であることを示していますが、
スペック的にはキャスティズムはどちらかというとエントリー~中級者向けの竿であると言えるでしょう。

しかし、もともとキャスティズムは上述の通り、その他の投げ竿とはコンセプトが異なるので、
スペックのみで単純に評価することはできないと思います。

キャスティズムの最大の特徴は、ショートレングス&軽量ということでしょう。
私の愛竿、25号-365は310グラムしかなく、
同じ錘負荷(25号)の他の投げ竿と比べてもだいたい100グラムくらい軽いのです。
このことから導き出される長所は、場所を選ばず、取り回しよく使え、
機動力が高い(持ち運びしやすい)ということ。

いろいろな場所で使え、ランガンでの使用にも耐える(他の投げ竿と比較すれば)。
例えば、海釣り公園の堤防などは、釣り客が多く、しかも狭いところが多いと思いますが、
通常の4メートルの投げ竿だと使用を躊躇うようなシチュエーションでも、
キャスティズムならば余裕で投げることができます。
その他、磯などの足場のやや狭い場所でも本領を発揮できるでしょう。
そしてもちろん、本来投げ竿なのだから、サーフでの投げ釣りにも使えます。

また、用途面のみならず、使用者を選ばない点も長所。
女性や子供など、力のあまり強くない人でも比較的振り抜きやすいサイズですね。

25号-365の場合、錘負荷は25号ながら使用錘負荷範囲は10-30号と広く、軽い錘も扱えるのが美点。
重めのルアーやメタルジグの遠投が必要なシーンでも活躍できそうです。

一方で錘負荷25号の投げ竿としてのパワーも当然備えていて、
根の深いポイントに遠投して根魚とファイトし、
根からぶっこ抜くような釣りには最適かも。
なにしろ一般の投げ竿よりも40センチも短いのに、錘負荷が25号もあるので、
竿のがっちり感は十分で、根に潜られる前にぶち抜けます。
この点は、磯竿よりも向いているかも知れません。
私が主戦場とする鹿島の新浜岸壁(高所、根深いポイント多数)では、
このパワーこそキャスティズム最大の利点になります。

デザイン面は、青黒白が多い投げ竿の中にあって、鮮やかなオレンジ色は少し派手ですが、
安っぽくなく、良いと思います。
ただ、リール(キャスティズム25QD06PE)は少し安っぽく見えるような・・・。

リールの「キャスティズム25QD06PE」は、投げ釣り用リールとしては、小型軽量で、
キャスティズム(ロッド)に合っています。
25mmストロークは短中距離向け。
市販のサーフベーシア用スプールとの互換性もあり、サブスプールとして使えます。
リールに関しては、特にクイックドラグ(QD)が使い勝手がよいです。
スピニングリールは、一般にドラグが使いにくい点が短所だと思うのですが、
QDは両軸リールほどではないにしろ、スピーディに締まってくれます。
キャスティズムリールには、「25QD06PE」の他に、「25QD15PE」がありますが、
シャロースプールの前者に対し、後者は太めの糸を巻けるので、
私がやっているような根魚ぶっ込み釣りには、むしろ後者の方が、好適でしょうね。
ただ、前者でも十分な抜き上げ力があるので、個人的には満足していますが。

以上、キャスティズム25号-365(ロッド)とキャスティズム25QD06PE(リール)は、
釣り場所を選ばない汎用性と、軽量&ショートレングスによる機動性を有し、
そのくせ投げ竿としての十分なパワーも保持しており、
サーフや堤防からの投げ釣りに加え、
岸壁からのぶっ込み釣りなどにも最適なタックルの一つと思います。

強いて難点を挙げれば、ロッドは短く、がっちりしすぎていて、
ややしなやかさには欠けるので、
一般の4メートル投げ竿に比べれば遠投性能は低いと思います。

まあ、そもそも遠投を志向している人は別の竿を選択するだろうとは思いますが。

メバルにハマってみようか!?  その2  仕掛け編

2018年03月10日 15時54分01秒 | 釣り関連

専用ロッドも入手し、次に手がけるのはメバル沖釣り用の仕掛け自作。

昨年まで、陸釣り船釣りを問わず、割と市販の仕掛けを購入使用していたのですが、

特に最近は次第に仕掛けぐらいは自作してみようかなと思うようになってきました。

釣り人として進化しつつあるのか?

それとも単に仕掛け代をけちるようになってきたのか?(その両方かも)

ともかく、再び書籍とウェブを検索して、船メバルの仕掛けについて研究してみました。

 

エビメバルの場合、胴突3本針が主流であり、

 

幹糸:1.2号

ハリス:1号、30~50センチ 枝間、上枝と道糸の間、及び下枝と錘の間:60~80センチ

針:メバル9号もしくは10号(ヤマメ10号、丸セイゴ10号も可)

仕掛け全長:2.4~3.2メートル

錘:15号~25号

 

といった辺りが、どうやら標準的な仕掛けのようです。

すごく長い仕掛けで、これでは2メートル程度の短竿では対応するのが難しいことは 十分想像できます。

さらに、メバル用仕掛けの特徴として、金属(光り物)はなるべく使わない、 という原則があるようです。

ようするに、仕掛けには通常なら常用するスイベルなどは極力使用しないということ。

ハリスの幹糸への接合には、プラスチックのクロスビーズすら使用を避けた方がよいらしい。

 

何はともあれ、作ってみることに。

まず、幹糸(フロロカーボン1.2号)にスナップスイベルを取りつけます。

これは錘を繋ぐための物で、これくらいは問題ないと考えました。

次に幹糸のスナップスイベルから80センチのところで、

外掛け結びで針(メバル9号)を結束した ハリス(フロロカーボン1号)を直結します。

ハリスの先端には、八の字結びで結びこぶをつくってあります。

 

ところが、、、

 

失敗。

 

はじめから、やり直し。

ありゃ、幹糸とハリスの直結というのは、結構細糸の場合、難しいぞ。

 

この仕掛けは、ハリスと幹糸直結方式なので、一カ所失敗すると、

全部はじめから作り直さなければならない点が厳しい。

なんと、4回ほどやって、やっと仕掛け1つ作れた、という有様。

いきなり、メバル仕掛け自作は、暗礁に乗り上げてしまいました。

 

糸がらみをできるだけ避ける目的で、幹糸から直角にハリスが出るような方法

(言葉で説明するのは少し困難なので、説明は避けます)を採用したのですが、 割と難しい。

太いハリス、もしくは同じ号数の糸同士なら、比較的やりやすいのですが。

 

自宅での自由時間が少ない身の上、残念ながらこれ以上の自作は当面あきらめ、

仕掛けは船宿で購入することにしましたよ(とほほ)。

 

一方、メバル用に錘をつや消し黒で塗装する、という工夫はばっちり行いました。

夜メバルはともかく、日の出ている時間帯では、錘(鉛)の銀色ですら、

メバルの気に障るとのことなので、ホームセンターで「つや消しブラック塗料」スプレーを買ってきて、

丸環20号と25号錘に吹きかけます。

 

こちらはうまくいきました。

 

とりあえず、これで仕掛け関係は準備ができました(かなり中途半端だが)。

 

次は船宿に予約して、いよいよ実釣です。


メバルにハマってみようか!?  その1 竿編

2018年03月07日 21時45分48秒 | 釣り関連

前回の釣行記から、だいぶ時間が空いてしまいましたが、
その間、実際には2回釣行して参りました。

ただ、筆無精の虫が春を予感して起き出したのか?
記事のアップが遅れてしまいました。

でも、まずは釣行記の前に、最近少しだけ力を入れつつあるメバル沖釣りについて、
書いてみたいと思います。

昨年の夏ごろから始めた沖釣りも、はや9か月。
その間、いろいろな釣りものに手を染めて参りました。

年が明けて、2月からメバル船が徐々に出始めました。
メバルについてはまだ本格的に手を出している訳ではないのですが、
いろいろな話を聞いたり、書籍を読んだりして興味が沸いてきました。

ところで、メバル釣りを始めるにしても、メバル用の竿は持っていないので、
手に入れる必要があると思い、まずはメバル釣りについて書籍やインターネット情報など、
いろいろ調べてみました。

ざっくり分類すると、メバル沖釣りには、「浅場」と「中深場」の釣りがあり、
「浅場」は「エビメバル」、「イワシメバル」、「夜メバル(青イソメ餌)」
そして「サビキメバル」などで、
自宅から行きやすいところでは東京湾の本牧あたりが有名のようです。
「中深場」は一般に「沖メバル」と呼ばれるもので、
関東では鹿島灘あたりで多く出船しています。

メバルの特徴としては、俗に「目が良い」と言われ、ハリスが太かったり、
スイベルなどの金具類が仕掛けに付いていると、食いが悪くなると言われています。
そして、竿の反発が強かったり、餌の動きが少しでも悪いと、
違和感を感じて食い込んでくれないとのこと。
ずいぶんと鋭敏な魚なのですな。

話は飛びますが、カワハギなんかは「目が悪い」と言われているようで、
特に朝一の暗い時間帯では、仕掛けに目立つ装飾を施さないと、認識してくれなくて、
食いが悪いことがあるらしい(某ローカル局で放送中の釣り番組「フィッシング倶楽部」にて、
がまかつフィールドテスターの三石忍さんが言っていた)。

メバルはカワハギとは真逆の性質を持っていると言えるでしょうね。
その辺が、ちょっと興味をそそられた理由の一つでもあるのですが。

さて、こんなちょっと特殊な性質を持った魚なので、使用する竿も独特。
いわゆるムーチングと言われる胴調子(6:4~5:5)の竿でないと難しいと言われています。

でも、いろいろ調べていくと、ムーチングならなんでも良いという訳でもないようで、
例えば、ダイワのメバル専用竿である「リーディングメバル」シリーズについて
HPを見ると、「SS-265・J」、「S-265・J」、「S-300・J」、「M-300・J」そして「M-350・J」
の5種類がラインナップされています(調子は全て6:4)。
が、竿の柔らかさがSS<S<M、数字が長さを意味しているのはもちろん分かるのですが、
このそれぞれの性質の違い(例えば、どのモデルがどんな釣りに対応するのか?)が、
説明が無いのでよく分かりません。

そこで、ダイワHPの「お客様センター」というところに、上記の件について尋ねてみました。

するとさすがダイワ。
午前に連絡したらその日のお昼にはレスポンスがあり(迅速だ)。

その回答を簡単にまとめると
①エビメバル、夜メバルなどにはS-300もしくはM-300
②イワシメバルにはSS-265もしくはS-265
というものでした。

エビメバル及び夜メバルは(東京湾では?)錘がほぼ25号で、
3もしくは4本針の長めの仕掛けでの釣り。
一方、イワシメバルの方が、他の餌釣りに比べると、
浅場の岩礁帯でやや軽めの錘(主に15号)を使用する若干繊細な釣りと言うことで、
そのようにラインナップしているとのこと。

実際にはもっと丁寧な解説で、迅速な対応にも好感を持ったのですが、
上記のような重要な情報がなぜHPに解説されていないのか、正直少し疑問に感じなくもなし。

ま、そうは言っても、おかげでさらにメバル釣りの知識が豊富になったし、
質問に対する対応の迅速さと回答内容の懇切丁寧さを好感し、
ダイワ リーディングメバルS-300・J
を購入することを決意。
いつものヤフーショッピングを利用して1月末には入手しました。

 

三本継の3メートルという長尺。取り扱い注意。


穂先部はダイワ自慢のAGS(エアガイドシステム)。しかし、ステンガイドとの違い今一わからず。

リールに関しては、東京湾のエビメバルであればPE1号で良いようなので、
カワハギ用のステファーノSS 101HGを使うことにします。

さて、メバル用のタックルは準備できたし、
あとは仕掛けを用意して船宿にエントリーするだけです。

次回はメバル用仕掛け自作への挑戦(大げさ)編をお送りします。


「釣魚と時間帯」の考察  2016年1月~2017年4月現在までの鹿島付近の時間帯別釣魚データから

2017年05月21日 14時54分19秒 | 釣り関連
根魚が好きなので、昨年から主に冬季の夜釣りを楽しんでいます。
釣り場は主に鹿島港周辺と千葉県の銚子辺りで、特に鹿島では、
深夜~早朝という厳しい釣りを敢行してきました。

そのような訳で、短期間ながら、夜釣りを中心にかなりの釣行を行ってきた結果、
時間帯と釣れる魚について、ある程度関連性があることが分かってきました。

今回は、その結果を基に考察を試みようと思います。


まず、2016年1月から2017年4月までの釣行と、各時間帯(30分刻み)の釣魚についてデータをまとめました。
ただし、本データは以下のルールに則っています。

①海釣りのみ。河川、湖沼の釣魚(霞ヶ浦のワカサギ、ナマズ、手長エビ等)は含まない。
②地域は鹿島港周辺~千葉県銚子市の陸釣りのみ。
 三浦半島や江戸川放水路のボート釣り、岩手県などの釣果は含まない。
これは、概ね地域と釣魚および釣法を限定することで、データの信頼性を少しでも高めるためにそうしました。
例えば、ボート釣りなら、とりあえず何かしら釣れちゃったりするし、数釣りもできるので、
陸釣りの釣果とは比較しにくいのではと考えた訳です。

さらに、私の傾向として深夜帯(21時頃~翌朝6時頃)の釣りが多く、朝~夕方の釣り機会は少ないです。
従って、意外に夕マヅメの釣果は少なくなっていますが、これは夕マヅメが釣れないのではなく、
釣行機会が少ないため釣果も少なかった、ということです。

以上を踏まえて、集計したものが以下の表になります。



表の左に時刻、真ん中に釣魚(数がある場合は、それぞれの尾数。数がない場合は1尾)、
右に時間帯別のトータル尾数になります。
なお、本データではカニやタコも釣魚として計数しています。

この表を見ると、とりあえず以下のことが言えそうです。
まず、時間帯については、
(1)夜釣りでは21:00~23:00、0:00~2:00、4:00~6:00に良く釣れる。
(2)逆に、23時台、2時台、5:30以降はあまり釣れない。特に2:00~2:30(丑三つ時)は実績ゼロ。
私は、新浜岸壁での夜釣りは以前、通して釣りをやっていましたが、
これらのデータを集計し理解したことで、最近では2時前になったら3時半過ぎまで車で休むようになりました。

また、釣魚に的を当てると、
(3)ドンコは19時~5時まで、夜のあらゆる時間帯で幅広く釣れている。
(4)ソイは、一日のなかで幅広く、まんべんなく釣れている。
そして、いろいろな餌(青イソメ、岩イソメ、サンマ、サバ、イカ)で釣れる。
つまり、ソイは非常に釣りやすい魚である。
(5)アイナメは特定の時間帯で釣れることが見て取れる。
それは、21時台、0時~2時、そして4時~5時半あたりである。
だいたい3~4時間のインターバルがある様に見える。
決められた時間に捕食し、3~4時間休んで、また捕食し・・・という生活サイクルなのかもしれない。
なかでも最も活性が高いのは、私が「アイナメタイム」と称する4時~5時台である。
ただし、私の経験では、この時間全てがベストタイムという訳ではなく、一日の中のベストは、
おそらく15分あるかどうか、といった印象。これを外すと、もう食ってこないようだ。

以上の考察は、あくまで鹿島港(しかもほとんど新浜岸壁)と銚子での話であって、
別の地域では異なるかも知れません。
もしそうであれば、それはそれでおもしろい話ではあります。

ちなみに、これら魚の釣れた時間帯は、ひとえにデジカメの撮影日時記録機能のおかげで判明した訳で、
やはりめんどくさがらずに撮影しておくことは意義があるということです。

「根魚とひとくくりに言うけれど・・・」  その特性と釣法についての考察

2017年05月03日 11時53分13秒 | 釣り関連
根魚釣りが好きなので、特に根魚シーズンの冬季とその前後は、もっぱら陸っぱりの根魚釣りに精を出しています。

根魚といっても、いろいろな種類がいます。

そもそも、根魚とは、主に海底付近に棲み、あまり移動せず、海草や岩礁の陰を住処としている魚の総称ということらしい。
その種類は意外に多彩で、メバル類、カサゴ類、アイナメ、クジメ、ソイ類、ハタ類、ドンコなどが代表種です。

私は上記の根魚すべてを釣った訳ではありませんが、どうも根魚と一言で言うけれど、
それぞれの魚の特徴は結構異なるようだということは分かってきました。

昨年、会社の友人たちと福島県いわき市に小旅行に出かけ、その道すがら、「アクアマリンふくしま」を訪ねました。
この水族館のおもしろいところは、根魚のアイナメ、メバル、ドンコなど、地元いわきの地魚が展示されているところ。
あらためてその根魚たちを観察してみると、それぞれにかなり異なる特徴を有することが分かりました。

アイナメは岩礁沿いに(常にお腹が岩に触れそうな距離感で)移動する癖があり、普段はあまり動かず、静止しています。
岩に常に張り付いている感じです。
海中にサスペンドすることは滅多にないように見えます。
孤立主義的で、群れることもなさそうです。

メバルは海草の陰で、底近いところにいるけれど、底べったりではなく、
50~100センチ上のあたりにサスペンドしています。
群れる性質があり、タナを探れば数釣りができそうですね。

ドンコは底魚というよりは、中、下層をかなり頻繁に上下に泳ぎ回っています。
回遊している可能性もあります。


食性にも違いがあります。

アイナメは、こと釣りに関しては、とにかく岩イソメが最も可能性の高い餌のひとつ。
私の釣ってきたアイナメはほとんど岩イソメに食いついてきています。
ただ、釣り上げたアイナメの胃を調べてみると、意外と「小エビ類」が多く発見されます。
自然界では、メインの食べ物は海草等に引っ付いているエビ類なのでしょうか。
あと、特定の時合いに食餌する性質のようです。

一方、ムラソイは「何でも」食ってくる印象です。
イソメ類はもちろん、身餌(サンマ、サバ、イカ)も好みのようです。
ムラソイ(ソイ類)をターゲットにするのであれば、高価な岩イソメなどは使わなくてもいいように思います。
1尾90円のサンマで2回くらい釣行できます。
時合いは特に関係ないようです。いつでも、どこでも、腹を空かせているような感じ。

ドンコも何でも有りですが、どちらかというと、サンマ(かサバ)が大好きのようです。
サンマなどの身餌は、針に上手く付けないと、餌取り上手なドンコにあっさりと強奪されてしまいます。
ドンコも時合いはなさそうですが、釣れる日とそうでない日の差が大きいようです。

これら魚種毎の特性の違いは、釣りをする上で非常に重要な情報で、
分からないで釣るよりは、分かっていた方が圧倒的に有利に戦えるはずです。

例えば、アイナメ攻略法としては、餌は岩イソメを中心として、できるだけ広く探っていくことが重要と思います。
どちらかというと、胴突仕掛けよりもぶっ込み(ブラクリ)的な、
底に餌を置いてくるような釣り方の方がチャンスをつかみやすいと思います。

ドンコは底べったりよりも、もう少し上層を、胴突仕掛けなどにサンマを付けて狙った方が効率的のように思います。
コマセを使うのも有りかもしれません。

ムラソイなどは、「いれば食ってくる」かなと。
餌は何でも良く、ヘチを中心に幅広く底を攻めていけば、数釣りができるような気がします。


根魚もいろいろな特質の奴らがいて、だから攻め方もそれぞれ違い、
そんなところにも根魚釣りの奥深さがあるのだなあと思います。

FGノット結束器 「EZノッター」 レビュー

2017年05月01日 21時30分13秒 | 釣り関連
「EZノッター」はアイデア釣具を販売しているGear Lab(ギアラボ)のヒット商品です。

EZノッターとは、つまるところライン同士の強力な結束法として知られるFGノットを誰でも簡単に作れてしまうという、
ライン結束器です。
特に、PEラインの場合、根ズレによって付けられるわずかな傷も禁物なので、先端にフロロカーボンなどの
ショックリーダーを結ぶことが基本ですね。
しかし、ふにゃふにゃのPEと、ピンピンに張った硬いフロロカーボン同士を結束するのは、なかなかに難物です。

実は私はライン同士の結束法として、FGノットのことは知ってはいましたが、
自分でやってみたことは一度もありませんでした。
私は(特にここ最近は)手先があまり器用でなく、FGノットなんか、やってみようとすら考えませんでした。
しかし昨年度から始めたボート釣りや根魚釣りには、PEラインとショックリーダーの強力な結束法の習得は必須なので、
いつかは覚えないといけないなとは思っておりました。

そんなとき、偶然FGノットを簡単にできるという、本器具のことを知りました。

EZノッターは、30センチくらいのがっちりしたステンレス棒の両端と真ん中にボビン(糸を巻いて止めておく器具)が付いた、
割と単純な見た目。
しかし、このステンレス棒の「しなり」を利用して糸に強い張力を与えることで、手順通りに巻いていけば
誰でも簡単に失敗無くFGノットができてしまいます。
というか、実際やってみると意外に結束自体がおもしろく、結束が楽しくすらなってきます。

価格は単純な構造の割に少し高い(\3,685)のですが、FGノットが失敗せず楽にできてしまうのですから、
自力でできる人は別として、まあ買って損することはないと思います。

実際にEZノッターで結束したラインを使い続けてきましたが、結束部でほどけたことは一度もありませんでした。
逆に強力過ぎて、高切れが心配になるほどです。

FGノットは必要だけれど、自力でやってうまくいかない、何か良い方法はないか?と考えている人は、
一度本品を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、このEZノッターを使って、幹糸とハリスをエダスのように編み込んでいくこともできます。
仕掛けの自作にも役立ちます。



ロックフィッシュ用タックル  ダイワ ソルティストHRF86XXHB、HRF® PE Special 7.3L-TWレビュー

2017年04月10日 22時52分23秒 | 釣り関連
「ロックフィッシュ(Rockfish)」というのはメバル等の魚の英名ですが、
日本では専ら「根魚」の意味で用いられているようです。
今回はダイワのロックフィッシュ専用ゲームタックル、「ソルティストHRF86XXHB、HRF® PE Special 7.3L-TW」
についてレビューしたいと思います。

ロックフィッシュゲームというのは釣りの中で比較的新しい概念ではないかと思うのですが、
それ専用のタックルはダイワに加え、がまかつ、Abu、メジャークラフト、タカミヤ等
いろいろなメーカーにラインナップされており、自分の好みのものが選べるようになっています。

少し不思議なことに、二大メーカーの一つであるシマノにはシリーズとしては存在しないようです
(ソルトルアーロッドの「ソルティーアドバンス」シリーズの中にロックフィッシュ用としてラインナップされているものはあります)。
シマノはあまりロックフィッシュゲームに興味がないのでしょうか。
それとも現在進行形で、新しいものを開発しているのでしょうか(だったら、楽しみではあります)。

それはそれとして、根魚好きな私としては、釣りを再開して以来、
この「ロックフィッシュ用タックル」は垂涎の装備であり、
特にダイワの上記製品を入手しようとだいぶ以前から画策していたのです。

でも、おそらく多くの釣り人にとって、「ロックフィッシュ用タックル」はあまりにマニアック過ぎて、
もしかしたら一生無縁のものかもしれませんね。


私が思うに、ロックフィッシュゲーム(特にルアーに限らない)は、繊細な釣りではありません。
「釣り」というよりは「狩り」のイメージに近いです。

まず、根魚、特に比較的大型のものは非常にパワーがあり、
かつその名の通り主に「根」の中に潜んでいますから、
ヒットしても根の中に潜られてしまったら抜き上げることは容易でなくなります。
ゆえに、いかにして掛けるかというよりは、いかにして掛けた根魚を根に潜られないようにぶっこ抜くか、
ということが専用タックルに託された性能ということになります。

そのような理由もあり、ダイワのHRF(Hard Rock Fishの意)シリーズにラインナップされているロッドは、
いずれもかなり強力なものが揃っていて、なかでも私の選んだ「86XXHB」は8フィート6インチ(2.59メートル)のレングスに、
ダブルエクストラヘヴィー/ベイトキャスティングリール仕様のシリーズ最強のロッド。

重いルアーを遠くのポイントめがけてぶん投げて、掛けた大型根魚を電光石火、根からぶっこ抜く、という武器であります。
ロッドは鉄棒の様に硬いのです。

ルアーの代わりにブラクリで攻める場合は、まず底を取る訳ですが、
5号(約19グラム)ではボトムを感じ取ることができません。
最低でも6号(22.5グラム)以上は必要。
それくらいティップはガチガチですが、逆にアタリは鋭敏に感じ取ることはできます。
竿のしなりを利用した向こう掛かりは期待できないので、アタリに即応した電撃フッキングが重要です。
硬いので、フッキングは少し難しいです。

私が何故、こんな少々扱いにくい「棒」を手に入れたかというと、
「強暴な根」に、「8メートルもの高岸壁」、一度引き込まれたら容易に抜き出せない「海水超吸引ケーソン」
で武装した鹿島の荒神、新浜岸壁での根魚釣りをイメージしていたからです。


実際、新浜岸壁ではシーバスロッド(ミディアムライト)でのブラクリは歯が立たず、
根がかりしやすくて特に岸壁際は攻略が難しかったのです。

一方86XXHBで攻めてみると、超硬ゆえ、手先のアクションが鋭敏かつダイレクトにブラクリやルアーに伝わり、
根を避けるのも容易になりますし、万一根掛かりしそうになっても、
強力なバットパワーによって仕掛けを引きはがしやすくなります。


もう一つ、リールについては同じくダイワのHRF® PE Special 7.3L-TWを選択しました。
PE2号が150メートル巻けて、トルクがあってギア比が7.3もあり、10センチもの大型ハンドルは、
いずれも根から急速に魚を抜き上げるのに十分な性能。
独特の「Tウイング(TW)システム」は、キャスト時にレベルワインダー(平行巻き取り装置)がT型の広孔径となって、
ルアー等の飛距離を稼ぎやすい一方、巻き取り時にはタイトなI型孔径に自動で変更してくれるので非常に良いです。

根の多いところではラインはフロロカーボンが基本で、PEは根ずれに弱いから不適との意見がありますが、
経験上、新浜岸壁に関しては根ずれは針(最下端)から1.5~2メートル程度までのところにできることが分かっているので、
ショックリーダーを2メートル以上に取っておけばとりあえず問題ないと考えています。

私は電撃フッキングに好適なPEの方を選択することしています。

何回か使用してみて、今の所PEが擦れて困る事態には至っていません。

デザインについては、リール(PE Special)は赤色系でなかなかカッコ良いのですが、
ロッドのソルティストの方は全体に真っ黒で、特に着目すべきところは無いかと。
ひたすらに質実剛健な見た目です。ま、ロッドの特質に合っているとは思います。





実釣での評価ですが、新浜岸壁のような「根掛かり多発地帯」でばっちりはまると思います。
とにかく根掛かり回避性能が高いので、自分ではこれしかない、という感じです。
実際の釣果も、もしこのタックルがなかったら、今冬はだいぶ寂しいことになっていました。
その意味で、大げさですが自分の釣り人生において最高にすばらしいタックルに出会えたと思っています。

夜釣りグッズ その3  その他(小物等)

2017年02月27日 21時24分52秒 | 釣り関連
夜釣りグッズの紹介もこれが最後です。
前回までは、夜釣りの必需品とはいえ、「釣り」とは直接無関係なものばかりでしたが、
今回はようやく釣具(プラスアルファ)の紹介になります。

とはいえ、夜釣りに必須の釣具は何か?といえば、
いろいろやってきて「特に必須のものはない」と言うのが私の意見です。
何も特別な道具を使っているわけではなく、日中の釣りと同じ釣具で良い訳ですね。
でも、やっぱりあると便利、無いと不便なものがあります。


①発光体
夜釣りと言えば、やっぱり化学発光物(chemiluminescent equipments)です。
ルミカのケミホタル等が有名ですね。
最も重要なのは、私の場合、竿先の鈴につける「ケミホタル37」。
これがないと、強風で鈴が鳴りっぱなしのとき、アタリが分からなくなります。

他によく使うのは、仕掛けのハリスなどに付けるいろいろな「ルミコ」シリーズ。
私は根魚やアナゴ釣りが好きなので、「ルミコイエロー」や「アナゴ天国」を愛用しています。
これら発光体は、集魚(効果があると信じて?使っている人が多い)やアタリの判別などの他、
漆黒(特に新月の夜)の世界で仕掛けの位置を教えてくれるというより重要な役割もあります。
仕掛けの位置を間違えてリールを巻きすぎてしまい、竿のガイドを痛める事態を防いでくれます。

以上は化学発光を利用したものですが、その他、
針、フロート、ビーズ、ゴムチューブなどに使われる夜光発光体もルミカ製品と同様の理由で良く用いられますね。
これらはUV(紫外線)照射ライトを当てることで、さらに強発光させることができます。
私はプロックス製の「根魚権蔵」というハンディなライトを愛用しています。



上州屋で千円くらいで売っていたので、安いと思い、購入してしまいましたが、
グローワームなどの強発光にも使えるので、すごく役立っています。
ただし、夜光発光の寿命はせいぜい5分くらいで、すぐに輝きは減退してしまうのですが。


②鈴
竿先に付けますね。特に夜釣りに限りませんが、置き釣りの必需品です。
でも特に夜釣りでは重要性が増します。
なにしろ、視覚情報が極めて限定されてしまう状況なので。
上記した通り、強風の日は役に立たなくなってしまうのが玉に瑕ですが。
竿用の鈴はいろいろなものがありますが、私は竿先にがっちりはめるタイプのものを使っています。
結構投げたときに飛んでいってしまうことが多いので。


③ラジオ
孤独な夜釣りのパートナー。そして、万が一のとき(大地震、雷発生時など)の重要な情報源です。
そもそも、夜釣りにラジオを愛聴されている方の話を聞いて、自分もラジオを愛用するようになったのですが、
どちらかというと最近は後者の理由で持ち歩いています(特に夜釣りに限らず)。
そういう意味では、必需品と言えるでしょう。
コンパクトで、チューニングしやすいものが良いと思います。


安価、コンパクト、軽量で持ち歩きが容易なソニー製ラジオ。音質はそれなり。


④イス
置き竿の釣りの場合、長い夜をやり過ごすにはイスがあった方が楽です。
夜釣りは、日中より神経を使うので、結構体力も消耗します。
必需品ではないですが、あるとないとでは大違いですね。
アウトドア用品のなかで座り心地の良いものを購入されれば良いかと思います。


⑤電池
夜釣りの必需品である照明器具やラジオは、途中で電池が切れたら大変です。
必ず予備の電池を持って行くことにしています。


以上、他にも夜釣りならではの逸品があるかもしれませんが、私の夜釣りグッズの紹介を終わります。

まだ夜釣りにトライしたことがない人には、是非この世界も覗いてみていただきたいと思います。

夜釣りグッズ その2  防寒装備

2017年02月26日 22時33分02秒 | 釣り関連
夜釣りにおける、照明器具と並ぶ重要なグッズは、やはり防寒着でしょう。

言うまでもなく、冬は防寒着が無いと釣りになりません。下手すると死にます

ただ、実際は真夏の夜釣りでも防寒対策は必要です。
日中がどんなに暑くても、夜の海は海風もあって結構冷え込んできます。
少なくとも長袖長ズボンに加え、薄手のレインウェア(又はウインドブレーカー)を用意しておいたほうが無難です。
もし必要なければ着なければ良いだけなので。
レインウェアは特にゴアテックス製のものが、夏でも快適でお勧めです(少し値が張りますが)。

しかし、問題なのは、なんと言っても冬の防寒対策ですね。
ポイントは重ね着です。

真冬の海(堤防など)、それも深夜(特に夜明け前)はどれほど寒いのか?
私の装備と体感で説明しますと。
すでに釣行記にもしつこく書いておりますが、トンでもなく寒いんですよ。

今の私の装備は、だいたい以下の通り。 
①トップ
・アンダー       ユニクロ ヒートテック(エクストラウォーム)長袖シャツ
・ベースレイヤー    スキー用のハイネック長袖シャツ
・ミドルレイヤー    モンベル フリース(クリマプラス100ジャケット)
・アウターレイヤー   スキー用ジャケット
②ボトム
・アンダー       ユニクロ ヒートテック(エクストラウォーム)タイツ
            冬用厚手ソックス
・ミドルレイヤー    モンベル フリース(クリマプラス100ライトスウェットパンツ)
・アウターレイヤー   スキー用パンツ
③その他
・厚手の帽子(キャップ)耳が隠れるもの
・スキー用フェイスマスク 
・フィッシンググローブ

下着はユニクロのヒートテック(エクストラウォーム)シリーズで固めています。
安価(上下で3,000円税別)でまずまずの性能。

ミドルレイヤーはモンベルのフリース(クリマプラス100)上下。
クリマプラス100はシルエットがタイトなので、重ね着がしやすいのでお勧めです。
これだけで外を出歩いても可笑しくないので、釣り場に着くまでは、このフリースで過ごせます。

私は釣り専用のアウター防寒着は持っていないので、スキー用で代替していますが、
防寒性能としては十分と考えていました。
しかし、ここまでやっても、真冬の朝4~6時の海は、容赦なく寒く、
我慢できなくなると、さらに貼り付けタイプの携帯カイロをあちこちに取り付ける羽目になります。

まあ、あまり動かない釣り(置き竿)になっていることも、問題かなとは思いますが。
もっとも、動き回っても暑くて汗をかいてしまうということもありません。
万一、暑ければ適度に脱いでいけばよいのです。

なお、12月の上旬(初冬)までなら、夜釣りでもアウターはスキーウェアの代わりに
ゴアテックス製のレインウェア等(私はモンベルのストームクルーザー上下を着ています)
で代替することができます。

夜釣りグッズ その1 照明器具

2017年02月25日 22時25分36秒 | 釣り関連
昨年早春の新浜岸壁での夜釣りを皮切りに、すっかり夜釣りマニアになってしまいました。

今日から、夜釣りならではの必需品を中心に、「夜釣りグッズ」について述べてみます。
夜釣りをやったことが無くても、どんな道具が必要か分かっていれば、不安なく取り組めると思います。
数が多いので、何回かに分けて紹介します。

(1)照明器具
ほとんどの釣り場所で、季節、気象条件にかかわらず、絶対に必要なものが照明。
中でも、一番の必需品がヘッドライトです。
漆黒の闇の中、仕掛けの取り付けなど、細かい手作業が必要な場面で、
両手が使えるヘッドライトは非常に重宝します。
いや、逆に無いと十分に身動きできず、危険であり、夜釣りは不可能といっても過言ではありません。
手持ちの懐中電灯では、両手での作業が難しくなるので、お勧めできかねます。

釣りのための作業以外に、さらに重要なのが、安全確保。
特に足場の悪い釣り場では、両手が使えることは必須です。

自分が使っているのは、定番のGENTOS製、GT-301D。
最大210ルーメンで連続6時間点灯。国際規格IP66(耐塵、耐水)準拠。
オートディマー(自動光量変更機能:暗いところでより明るく、明るいところでは照度を下げる。
この機能は夜釣りにおいては正直必要性は高くないかも)、フォーカスコントロール(手動)、
2メートル落下耐久、重量190グラム。

手ごろな価格(3,000円弱くらい)でありながら、定評ある日本製。
外国製品について、自分は使ったこと無いので正確なことは不明ですが、
粗悪なものも多いとのことです。
GT-301Dは実際一年近く使っていますが、不具合は全くありません。
電池(単3乾電池×3個、エネループも使用できます)の保ちも良く、連続6時間とは言っても、
6時間で切れてしまう訳ではなく、暗くはなりますがそれ以後もしばらくは使えます。
ただ、頻繁に電池交換の点滅サインが出るようになりますが。


GENTOS GT-301D

重要な道具なので、できれば良品がよいと思います。
日本製で国際規格に準拠した工業製品なら心配ないと思います。
 
その他、ランタンがあればさらに便利です。
キャンプなどで使うLEDのテーブルランタンが使いやすい。
地面においても良いし、クーラーボックスの上などに置けば、周辺が明るくなります。

自分はやはりGENTOSのEX-777XPを使っています。
安価で高性能。IPX4(防沫)準拠。通常使用では問題ありません。
280ルーメンでなんと72時間の連続点灯はすばらしい。
私の場合、電池交換1回のみで1シーズン以上使えています。
単1乾電池3個なので、電池入りだと817グラムと少し重いですが、置物なので問題ありません。

なお、釣り以外に家族キャンプなどアウトドアにも使えるし、
災害時に自宅が停電した場合の防災グッズとしても役立ちます。


GENTOS EX-777XP

ところで、夜釣りの照明関係では、照度が良く話題になるようなのですが、実際使ってみた感想では、
あまり明るすぎるものはかえって使いにくく、
ヘッドライトで200ルーメン程度が良いのではないかと思っています。

いろんな製品のカタログを見れば分かりますが、照度が高ければ当然に電池の持続時間も短くなり、
夜釣りの途中で電池交換を強いられるのは少々面倒であり、できれば避けたいこと。
もちろん高照度かつ長時間持続の製品もありますが、価格が一桁違ってきてしまいます。


良い照明器具は、夜釣りの最大の友。製品選択には是非とも拘っていただきたいと思います。

夜釣リノススメ

2017年02月20日 21時47分07秒 | 釣り関連
先週末の新浜岸壁では惨敗だったにも関わらず、やはり夜釣りは良いものだなあと思っています。

朝早く起きて朝マズメを狙うのもいいですが、昨年春に初めて海の夜釣りを体験して以来、
釣行の多くは夜釣りになってしまいました。
そんなわけで、今日はまだ夜釣りをやったことがないという方向けに、夜釣りの紹介記事を書こうと思います。

私は昨年、実に二十数年ぶりに釣りを再開したのですが、夜釣りというのはほとんどやったことがありませんでした。
正直、少し敷居が高いような感じもありました。
が、やってみると意外と簡単でおもしろく、朝~夕の釣りにはない良さがあることが実感できました。

「夜釣リノススメ」として、まずはそのメリットについて述べてみますと、第一に良く釣れるということです。
アナゴのように、そもそも夜でないと釣りにくい魚も多く、
特に夕マズメから夜の入り端は一日の中でも絶好の時間帯と言えるでしょう。
同じ装備、仕掛け、餌、釣技をもってしても、昼はさっぱりでも夜は爆釣というのは十分あり得ることです。
逆もまた真なり、です。
さらに、深夜に活性が高まる魚もいるので、油断できません。

メリット第二は、釣り客が昼よりもずっと少ない、ということ。
有名釣り場のシーズン休日は夜でも盛況だったりすることはありますが、その場合ですら、昼よりは人数少なく、
なんとか釣り座を見つけることくらいはできます。
私のように、ひっそりと落ち着いて孤独に釣りたい人見知りな人向きと言えます。

第三に、夏は涼しい
夏の夜釣りは雰囲気があります。
言うまでもなく、真夏の昼は釣りにならないほど日差しが厳しく、
釣りどころではない場合もあり得ますが、これは人間だけでなく、魚にとっても同様でしょう。
逆に涼しい夜に食いが立ってくる、ということはあり得るかと思います。


一方で、当然に夜釣りには特有のデメリットも存在します。

第一に、最も心することは、昼より危険性が高まると言うこと。
釣り人が少なくなることも危険性増大に拍車をかけます。
ちょっとした油断が命に関わる事態に陥ることもありますので、十分な注意が必要です。
また、キャスターによる錘や針にも用心が必要。
結構周囲を気にせず投げる釣り人も居るので。
自分が投げる場合は、なおさら周囲に気を遣うべきでしょう。
暗いので、結構人に気づきにくいのです。

また、夜目が利かないので、毒魚などにも注意。
毒が無くても、うかつに触ったらやばいやつもいますから。

第二のデメリットは、眠いこと。
私のように徹夜する人は朝帰りの居眠り運転には注意してください。

第三は、冬は寒い。強烈に寒いです。
真冬の場合、防寒態勢は十二分にととのえておかなければなりません。
夏でも、風が強い夜などは意外と気温が下がり、長袖でも十分でないことがあります。
そんなときは、ウインドブレーカーやレインウェアなどを持って行くと良いでしょう。

以上、まだ夜釣りをしたことがないという方も、
メリットとデメリットを良く理解した上で、是非夜釣りを楽しんでみてください。

次回は夜釣りに必要な道具類について述べてみます。

エクストラサーフT 30号-405・K レビュー

2017年02月06日 22時44分20秒 | 釣り関連
エクストラサーフはダイワ製ハイコストパフォーマンス投げ竿として人気が高く、
廉価竿からの買い換え(ステップアップ)、最初の一本、
そして二本目以降の投げ竿として考えている人も多いと思います。
今回は私もよく使っているエクストラサーフについて、
メーカーのカタログに載っていない情報も含めてレビューしてみたいと思います。

投げ釣り用の竿として、実勢1万5千円程度のエクストラサーフは、比較的購入しやすいモデルです。
もちろん、単なる廉価モデルだったら、それこそこれより安い竿はいくらでもあるのですが。
エクストラサーフはそれら廉価モデルとは一線を画す充実した装備が特徴。
とにかく、スペックの充実ぶりが信じられないくらいすごい。

ざっと挙げてみると、
・ロッドブランク :X45
・高密度カーボン(93-94%) :HVF
・ジョイント :Vジョイント
・ガイド :遊動Kガイド(オールSiC)、ファインピッチガイドロック
・リールシート :前進機構付ステンレスリールシート
・グリップ :リトルセンサータッチグリップ
となっています。

これらの技術は上位機種(ランドサーフ、キャスティズム)と比較しても(細部の違いを棚に上げれば)遜色なく、
下位のプライムサーフと比べてもKガイド、X45、Vジョイントといった投入技術の有無で大きく差別化されています。
つまり、エクストラサーフはダイワの振り出し投げ竿の中で、あくまでカタログ上ではですが、
エントリーモデルの価格で上位機種とほぼ同等の機能を保有しているという、非常にお得なモデルなのです。


竿袋はおまけのようなちゃちな作り。

個人的な感想としては、装備の中でガイドを守るトップカバーの出来が良く、気に入っています。
エクストラサーフのトップカバーは#2、#3の遊動ガイドを収める部分が遊動式になっていて、
ぐらぐらする遊動ガイドもしっかりと収納できるようになっています。


黄色の遊動ガイドカバーは可動式になっていて良い。

もっとも、私はちゃんとした振り出し竿についてエクストラサーフ以外知らないので、
実は当たり前のことなのかもしれませんが。

その他、使っているうちに遊動ガイドが回ってしまうという振り出し竿に特徴的な性質については、
ファインピッチガイドロック(FPGL)によって一度はめたガイドがずれないようになっており、
扱いやすくなっています。
ただ、気のせいかもしれませんが、このFPGLはどんなに慎重に調整しても、特に#2ガイドはトップガイドとは
わずかに向きがずれてしまうように感じます。
ま、実用上は何の問題もないのですが。

実釣での感想ですが、正直キスの引き釣りには使ったことが無く、根魚等の置き釣りにしか使っていないので、
偏っていることは否めませんが、少なくとも問題は感じません。
ただ、ガイドが5つしかついていないので、引き釣りの場合、
7ガイドの竿と比較すれば感度がやや劣る可能性はあります。
一方、根魚釣りなどの場合は感度はそれほど重要でなく、むしろバットパワーは十分で、
とりあえず根の深い岸壁での置き釣りには向いていると思います。

デザインは真っ黒で奇をてらったところは全くなく、シンプルそのものですが、安っぽさはなく、
個人的には気に入っています。


価格の割に高級感がある(と思います)。

さて、ここからは、やはり個人的な意見として、エクストラサーフのネガティブな面を述べてみます。
私が感じたエクストラサーフの弱点は、「ガイド周り」と「穂先強度」です。
やはりある程度値の張る竿と比べると、ところどころ作りが少々チャチなのではないか、と思います。

これは価格的に仕方ないと考えるべきか、価格の割にチャチなのではないかと考えるべきか、は判断が難しいです。

まず、ガイド周りですが、振り出し竿の特徴として、ガイド金具がブランクに接着剤で取り付けられているのですが、
これが結構外れ易い。
あまり良い接着剤は使っていないのでは?と思います。
私のエクストラサーフは、三番節(元竿の次の部分)に付けられた#5のガイドがスポッと簡単に外れてしまいました。
もっともこれは自分で再度押し込み直して元通りになりましたが。

次に、穂先ですが、以前記事にも書いたとおり、釣り場で穂先がポッキーのように折れました。
穂先の太さは先端で径2.5mmと、それほど細いものではないのですが、それよりも細いキャスティズム(25号-365W)
のがっちり感と比べると、ヤワな印象は免れません。これも低価格ゆえ仕方のないことと考えるべきか。

いずれにしろ、低価格な竿はそれだけ気を遣ってやらないと壊れやすいということは言えるのだろうなと思います。


以上まとめると、エクストラサーフは投げ竿のエントリーモデルとしては、価格の割に機能が充実しており、
まずまずお得なモデルとすることができます。
実際、大手釣具店で必ずといって良いほど店頭に並べられており、店員もお客に勧めやすいのだろうと想像できます。
そして、実際に売れているのでしょう。
それ故に、価格もリーズナブルなものになっているのだと思います。

ただし、これら評価はあくまでエントリー投げ竿として考えた場合であり、
実勢3万円以上の標準的な投げ竿と比較すると、細部の作りや耐久性に差があり、
その点を理解しておく必要があるように思います。

タカミヤ Smile Ship チョイキャス240M

2016年06月18日 11時14分21秒 | 釣り関連
最近は新浜岸壁の夜釣りなど、かなりマニアックな釣行が多くなってきましたが、
今年の夏以降は息子を連れて普通の海釣りを楽しみたいと思っています。

そこで、子供向けの釣り具、特にちょい投げ竿を探していました。

今まで、何度か息子を海釣りに連れていってはいたのですが、道具については安物のバスロッドなど、
あり合わせのもので済ませていました。
でも、ある程度海釣りを楽しむためには、全く専用外の道具を使っていたのでは、上手くいかないし、
上達もしにくいだろうと思います。

ただ、そうはいっても、息子はまだ小学校2年生なので、あまりに長すぎる竿などは、使いこなせないし、
専門的過ぎる道具は猫に小判になってしまいます。

息子がメインで使う海釣り用の竿として、
①長さは2~2.5メートルくらい
②錘負荷10~20号くらい
③比較的廉価
④品質はそこそこ良い
⑤取り扱いやすい(並継ぎ竿)
ことを前提条件に探しました。

そこで行き当たったのが、釣り具のポイント(タカミヤ)の販売している「Smile Ship チョイキャス」シリーズです。

品質がそこそこ以上に良いロッドとして考えた場合、二大メーカーのシマノかダイワから選ぶのが一般的と思います。
ところが、現在ラインナップされているロッドで、上記の条件に全て該当するものは無いように感じました。
例えば、シマノで言えば、「ホリデーショートスピン250HX-T」あたりは、①、②、③及び④の条件は満たしています。
が、できれば並継の方が、操作性やキャスト性能からみても、投げ釣りには良いと考えていたので、却下としました。

そのほか、ダイワのD-Smarts 863Mあたりも、デザインもなかなか良いし、品質もダイワ製とあって、信頼性が高く、
かなり候補に残りましたが、③の条件に引っかかって、これも最終的に外れてしまいました。

そもそもなんで廉価にこだわったのかというと、息子専用機なので、万一雑に扱って壊れてしまっても、まあいいか、
と諦められるものにしたかったから(そうなる可能性は高い)。
D-Smartsあたりで壊されると、ちょっとがっかりですから。

あれこれ悩んだあげく選んだのが、Smile Ship チョイキャス 240Mです。
詳しいスペックなどは、下の写真に撮ってあるので、参考にしてみてください。
価格は、Amazonで5,100円くらいでした。

廉価ロッドの一番気にするところは、やはりガイド部分だと思うのですが、ここは値段相応というか、悪くはないが、
良くもないという感じです。もちろんSiCガイドなどではありません。が、使用目的から考えるとそれほど問題でも
ありません。

ただ、カーボン97%と、全体的には値段の割に性能は良さそうだし、名前の通りチョイ投げにはうってつけの
サイズと強度と思います。

6月に入り、投げ釣りのシーズンが始まったので、次回のファミリーフィッシングではチョイキャスをデヴューさせたいと思います。





カラーはブルーを選択。意外に見た目は良い。




ロッドのスペック。低価格ながらカーボン97%というのはいい。ウェイト(錘)がgになっているのは間違い、でしょう。


ホリデーサーフスピン305HX-T 穂先を修理して復活

2016年06月09日 00時42分04秒 | 釣り関連
昨年の波崎新港にて、キャスト時に穂先をへし折ってしまい、以後お蔵入りとなってしまったホリデーサーフスピン。

メーカー品とはいえ、安価な竿だし、穂先が折れたら治せないと思い込んでいたことから、放置状態だったのですが。

他の方の釣りブログをいろいろ見ると、竿先の補修なら意外と簡単にできるようなことが書いてあったので、
自分でもトライしてみることにしました。

ホリデーサーフスピンは、竿本体はもちろん、竿先と遊動ガイドも捨てずに保管してあったため、補修は容易と思いました。


まず、折れた穂先のついたトップガイドの金属部分を軽くライターであぶり、ラジオペンチでガイドから穂先(の残骸)を引き抜きます。
ところが、これがなかなかうまくいきませんでした。

何とか力技で穂先(の残骸)を引きずり出し、ガイド内をできるだけきれいにします。

次にホリデーサーフスピンの折れた穂先をカッターでできるだけきれいに切り揃え、トップガイドの穴に入れてみます。
しかし、なかなか入りません。

それはそうですね。

そもそも穂先は元よりも太くなっているのだから、入らないのは当然ですね。

本当はガイド補修用の「アロンアルファ 釣名人低粘度 多用途2g」(400円くらい)というのも購入していたのですが、
ガイドに穂先が入らないのでは、話にならないと思い、この日の補修はあきらめて再び放置時代に入りました。

でも翌日、よくよく考えてみると、折れた穂先のついたトップガイドを再利用しようとしたことに無理があるとわかり、
上州屋に行って、新しいトップガイドを購入することを決意しました。

上州屋でさまざまなサイズのトップガイドが売られていますが、どれが適切なサイズか、よくわかりません。
そこで、釣り竿ガイドのトップメーカーである富士工業が販売している、「振出投竿・ちょい投竿用POTリペアキット」
(税込み540円)というのを購入して、あらためて竿先の補修に挑戦しました。

富士工業のキットですが、接着剤(ホットグルー)に加えて、3サイズ(穴径が1.8、2.0、2.4mm)のトップガイドが
入っています。
そして、竿先を切りそろえたホリデーサーフスピンには、径2.0mmのトップガイドがちょうどぴったりであることが
分かりました。

キットの説明書通り、ホットグルーをライターで熱し、速やかに竿先に塗って、トップガイドにしっかり埋め込みます。
後は放置冷却してやると、ばっちりトップガイドは竿先に固定されました。

なんと、こんなに簡単に竿先の補修ができてしまうなんて、知りませんでした。
無知とは恐ろしいものですね。


結局、ホリデーサーフスピン305HX-Tは、補修により竿先が少し短くなり、300HX-Tとなって
復活しました。

補修後、5月20日の新浜岸壁Part6に持っていき、見事(?)復帰戦を飾ることができました。
(新浜Part6の記事は後ほどアップします)