のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

三浦半島(金田湾) ボート釣り その6  2017年8月26日(土)  遠きマゴチの影

2017年08月28日 22時18分49秒 | 釣行記
8月も末になって、ようやく8月らしい天気になってきましたね。

岩手県から帰ってすぐ、次の釣行は三浦半島のボート釣りと決めていたのですが、
釣行一週間前の予報では、天気はともかく、ちょうど釣行予定日の26日(土)は風強らしい。

強風ではボートは出せない可能性がありますが、南西の風だったので、
金田湾ならば問題ないかも知れない、とは考えていました。

もっとも、念のため強風で駄目だった場合を考え、三浦半島(ボート)以外に
いくつか候補を選定。

その他に考えていたのは、
・東京湾(船シロギス)
・鹿島港(カサゴ、ギンポ、アナゴ)
です。

しかし、釣行二日前になると、風はやや強いが波穏やかで、
三浦半島でのボート釣りはOKの状況になりました。
そんな訳で、第一候補の三浦半島行き決定です。


ただ、三浦半島で早朝(曳舟第一便)から釣りをするためには、
家を3時半には出なければならず、その他の地域での釣りと比べると、
少々キツイのです。
が、それでも三浦半島に向かう理由、それは、
今シーズン中に1尾でもいいからマゴチの顔を拝みたいからに他なりません。

そのような訳で、今回はマゴチを釣ることに主眼を置いた戦略を立てました。
まず、タックル。
前回とほぼ同様ですが
①キス用
竿:アナリスター キス M180、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0(リーダー:フロロカーボン 9.5ポンド)
②マゴチ用
竿:アナリスター マゴチ 215、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)
です。
②のリールは、今回は根魚釣りに使っているHRFを起用しました。
グラップラーBBよりも、若干パワフルなので。

さて、自宅を出発して、5時45分頃、船宿(「釣りの浜浦」)に着いたのですが、
早々に問題が発生します。

カメラを忘れた・・・

仕方ないので、iPhoneで出船前の現場風景を撮影しました(結局これしか撮影せず)。



当日は午前中、南西~南南西の強風の予報だったので、
風裏になる雨崎沖付近に曳舟されました。
基本的にこの周辺を中心に探っていくことにします。

まず、キス竿に天秤仕掛け付けて軽く投げ置き。
そして、マゴチ竿には一つテンヤにワームを取りつけた仕掛けを接続。
メゴチが釣れるまでは、当面ルアー釣りをすることに。

ところが、第二の問題発生。
テンヤが投げられません。

アナリスターマゴチはトップガイドの径が小さすぎ、テンヤを投げようとしても、
FGノットのところがガイドに引っかかってしまうのでした。

あくまで、アナリスターマゴチは泳がせ餌釣り専用の竿であり、
感度重視の作りで、ルアーを飛ばすようには設計されていないのでしょう。
一つテンヤマゴチをやりたかったら、それ専用の竿(シマノであれば炎月など)
を購入しろ、ということなのか。

上手くできています。

それはそれとして、置いていたキス竿の方に、
今期最大のキス(25センチ)とメゴチが掛かりました。
一つテンヤができなかったのは残念でしたが、デカキスを釣り上げて少し溜飲が下がりました。

そのうち、ジャストサイズの小さいメゴチが口掛かりよく釣り上げられたので、
これを餌にして泳がせ釣りを行います。

この日は午前中、かなりの強風が吹く時間もありましたが、時間が経つにつれて、
風も弱まり、波も穏やかで、比較的快適に釣りができました。

しかし、

暑い。

午後から雨の予報だったのですが、雨の気配全くなく、日差しは強し。
体力を消耗していきます。

それに加えて、今年の金田湾は昨年同様、砂底はメゴチに支配されておりました。
どこを投げても、メゴチばかり(もしくはサビハゼ)。
根のあるところでは、キュウセンやハオコゼが掛かってきて、これも要りません。
釣れたキュウセンはことごとくリリース。
サビハゼは念のため、泳がせ釣りの餌用に、活かしバッカンに入れておきます。

それにしても、この日はいろいろなポイントを回ったにもかかわらず、
マゴチのアタリはさっぱりでした。
泳がせ餌をメゴチからサビハゼに替えても駄目。
タナを頻繁に取り直してみますが、
アタリ遠く。

結局、13時を回ったところで、強烈な暑さもあって、体力を消耗し、納竿しました。


シロギス2尾(1尾は巨ギス)、
メゴチ25尾くらい(サイズは良かった)、
サビハゼ、キュウセン少々(全部リリース)
チビタコ1杯

シロギスは前回以上に貧弱な結果でした。
それにしてもマゴチは、いつか釣れる日が来るのでしょうか?

PS 巨キスは刺身でいただきましたが、2日寝かせたら甘みがましておいしくなりました。

大船渡(碁石海岸) その4 2017年8月10日(木) 飽きもせず「名も知らぬ漁港」に再出撃

2017年08月23日 22時13分53秒 | 釣行記
前日は午前に釣りをして、午後は雨降りでした。
その翌日も、大船渡では朝から雨降り。
鬱々とした時間が過ぎていきました。

過去、何度も里帰りしてきましたが、これほど長雨に見舞われたことはありません。
自分は「晴れ男」なのですが、ついにその力も衰えたのか・・・。

しかし、10日(木)は午後になって、雨が上がり、どうやら釣りができそうな天気に変わってきました。

また雨が何時降り始めるか分からないので、昼食後一休みして、速やかに釣りの準備をし、
そして、またしても家族で例の「名も知らぬ漁港」を訪れました。

14時過ぎ。
昨日とは異なり、2人連れの先客がおりました。
お一人は年配の方でしたが、ご親切にも余った青イソメに加え、ウミタナゴ用のサビキ仕掛けまでも下さいました。
彼らはすでにバケツ一杯のウミタナゴを釣り上げ、我々と入れ違いにお帰りになりました。

実は、この日は餌釣りだけでなく、サビキもやろうと思ってマルキューの練りコマセを持ってきていたので、
丁度良かったのです。

この日のタックルは昨日の
①竿:タカミヤ チョイキャス240M、リール:ジョイナス1500、道糸:ナイロン3号
②竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)
に加え、
③竿:ホリデーサーフスピン 300HX-T、リール:エアノスC3000、道糸:ナイロン3号
を用意。

③のホリデーサーフスピンは実に久しぶりの登場ですが、竿先を補修のため短くして以来、
置き竿では穂先の反発が強くなりすぎたせいなのか、魚が掛かってきてくれず、どのような釣りにも使えずにいたのです。
が、カゴの上に浮きを付けるサビキ釣りなら、穂先が硬かろうが、関係なし。
うってつけです。

前日と同様に、まず①のチョイキャスにメバル用胴突二本針仕掛けと青イソメを付けて息子に渡します。

次に③に上述の通りサビキ仕掛けを付けてカゴにチューブコマセ(製品名:「あとは釣るだけ」)を練り練りと注入し、
家内に渡します。

自分の②は最後に準備。

ところが、この日はなぜか息子も家内も、最初はなかなか釣れませんでした。

堤防際を見ると、ウミタナゴの群れがコマセに集まってきているのですが、針に食いついてくれません。

試しに私が見本を見せると、早速第一号、10センチくらいのウミタナゴを釣り上げました。

しかし、家内がやっても何故か駄目でした。

一方、息子も、なかなか苦戦の様子。

そんな家族を尻目に、私は順調に釣果を重ねます。

ただし、この日も全体に連れたのは小物ばかり。

しばらくして沢山いたウミタナゴは居なくなってしまいましたが、
代わりに小サバが掛かるようになりました。
何故かこの日はサビキでの成果は今いちでした。

なんだかんだで16時半過ぎまで粘り、家族三人合わせて
アイナメ(小) 2尾
ギンポ(小) 3尾
サバ(小) 3尾
アナハゼ 12尾くらい
ドンコ 1尾
ウミタナゴ 1尾
でした。
ドンコはそこそこキモも取れ、吸い物でおいしくいただきました。
その他はすべて唐揚げにしました。



ところで、私は前日同様、最初のうちはブラクリでやっていたのですが、
根掛かりが非常に多かったため、途中で胴突仕掛けに変更しました。
碁石海岸周辺の漁港は、海底にゴロタ石のようなものがごろごろしているのか、
油断するとあっさり持って行かれてしまいます。

実は餌釣り以外に、②のタックルにテキサスリグを取りつけて投げてみたりもしたのですが、
一投で根に食われてしまったのでした。

投げるよりも、ヘチに落としてジギングのようにうごかしてみた方が良かったのかも知れません。
この日の釣果も、ほとんどヘチだったので。


ともかく、雨模様の日々で、なんとか2日連続でファミリーフィッシングに勤しむことができました。
そこそこ釣れたので、まずまず成功と言えると思います。

帰り際、入れ換わりにやってきたファミリーに、余った青イソメをプレゼントしました。

来年こそは大物を釣りたいですね。

大船渡(碁石海岸) その3  2017年8月9日(水) 再び「名も知らぬ漁港」に

2017年08月17日 23時22分36秒 | 釣行記
今年の夏も、家内の実家のある、大船渡を訪れました。

8月7日(月)につくばを出発。高速を飛ばして宮城県のキャンプ場で一泊。
翌8日(火)に岩手県大船渡に入りました。

しかし、今年の8月は晴天の日がほとんどなし(現在までのところ)。
せっかく長期の休みを取ったのに、南からおかしな進路を経て追いかけてきた台風5号のせいもあり、
休暇中はほとんど雨降りでした。とほほ。

それでも、わずかな雨上がりの時間を狙って、しぶとく今年も釣りをしてきましたよ。

9日(水)の午前。
家族と向かったのは、昨年も訪れ、息子が尺ベッコウゾイを揚げた碁石海岸の小さな漁港です。

ところで、タイトルの「名も知らぬ漁港」は、文字通り何という名称か分からない漁港という意味でありますが、
アイルランドのレジェンドロックバンド、U2の名曲 'Where the streets have no name' 
に触発されてこのように名付けてみました。
まあ、どうでも良いことですけど。


この漁港は、小規模ですが漁港内は綺麗で幅広く、車を釣り場まで乗り付けられます。
この日は、平日の午前だったせいもあり、我々以外に人はおらず。
完全貸し切り状態でした(ラッキー)。


外海側は若干うねりがあった。台風の影響か。



さて、この日のメインターゲットは、昨年釣って味を占めた根魚なんですが、
そうそう簡単に釣れないだろうと思い、一応なんでも釣れそうな仕掛けを用意しました。

この日のタックルは
①竿:タカミヤ チョイキャス240M、リール:ジョイナス1500、道糸:ナイロン3号
②竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、
道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)

①は息子と家内用、②は自分用のタックル。
まず始めに、息子のために①を用意します。市販の胴突2本針(メバル用)をつけ、10号錘に餌は青イソメ。
その後、自分の②には最初ブラクリ6号を直結して、青イソメをつけました。

それぞれ岸壁のヘチに仕掛けを落とし、釣り開始。

すると、私のソルティストを準備している間に、早速息子が小さなアナハゼを釣り上げました。
この漁港には、アナハゼが多く付いているようです。

私も負けじとヘチをランガン開始。
すると、鹿島でおなじみとなった、ギンポ君を釣り上げました。

なんやかんやで、午前中の2時間半くらいで
息子→アナハゼ7尾くらい
家内→メバル1尾
私 →ギンポ1尾、ドンコ1尾、アナハゼ少々
の釣果でした。
貧果ですが、家族釣りなのであまり無理もできず。
お昼になったので、そそくさと実家に戻りました。


しかし、午後からじとじとと雨降り。
結局この日の釣りはこれで終了です。

釣り上げた魚たちは、当日の夜、ドンコとメバルは吸い物、その他は唐揚げにしていただきました。
季節外れのドンコちゃんは、吸い物にして正解。美味。メバルも良い味。
ギンポは唐揚げにしてもおいしいです。
アナハゼはまあまあかな。

(ちなみに、魚の写真は見事取り忘れました・・・。ま、たいした獲物でも無かったし。)