のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

LTアジ その3  金沢八景   2018年3月11日(日)  いただきました!「ブービー賞」 

2018年03月26日 22時03分01秒 | 釣行記
2月以降、関東地方では強い南風が頻繁に吹くようになり、
特に南風に弱い相模湾での釣りは控え気味。
3月に入り、最初の週末は天候良かったのですが、1日(木)が大風だったので、
早々に釣行は見送り。

第2週も似たようなパターンで、さすがにこれも休むと
一ヶ月も釣行しないことになってしまう。

金曜日夜の新浜岸壁(鹿島)での陸釣りという手は、強風、雨に阻まれました。
土曜日もうねりがきつそう。
ということで、11日(日)に行けそうな(行きたい)沖釣りを探しました。

あれこれ考え、久し振りにアジを食ってみたくなり、横浜沖のLTアジに決定。
以前息子と行った金沢八景の野毛屋に予約します。

当日。朝4時前起床。6時前に現場到着。
前回と異なり、時間に余裕有り。
準備後、乗船。
7時ちょうどに出船しました。
船は北上し、川崎港沖からアクアライン辺りを攻めます。

今回のタックルも前回同様

竿:アルファ 船達 ライトゲーム195ML
リール:グラップラーBB 201HG
道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)

です。

これに35センチの片天秤、ライトビシ(ミンチ)40号、クッションゴム(1.2ミリ径、20センチ)、
アジ用二本針仕掛けを取りつけ。

出航後45分で最初のポイント到着。
船長からの指示ダナは2~3メートル。

前回は、
①底から1メートル上げて、コマセ振り
②さらに1メートル上げて、コマセ振り
③さらに1メートル上げて、待つ
という戦術でうまくいったので、今回も最初はその方法を採用。

ところが・・・

最初のポイントにて、反応全くなし。

1メートル上げて待っても、逆に1メートル下げて待っても、全く反応無し。
当日は右舷胴の間を選び、同舷ではミヨシに一人、トモに親子がいましたが、
私以外は1、2尾釣れている・・・。
しかし、私には釣れない。

結局、釣りを開始した8時台は全くアタリすらなく、終了。
ただ、私だけでなく、全体に渋かった様子。

9時台。
場所を変えて、ようやくアタリ有り。
上記よりも1メートル低いタナで待って下針にかかりました。
8時台のスカで、まさかのアブレも心配していたので、とりあえずほっとしました。

しかし、同じポイントで、釣れたときと同じタナで待っても、アタリは続かず。
しかし、船が動いて仕掛けが流された瞬間に、今度は上針に掛かりました。
ようやく2尾目。

少し時間あき、船移動後に今度は4メートルまで上げたところで、良型がヒット。
これで、アジが上ずったと思い、続けて4メートルのタナで待ちます。
ところが、これも続かず、同じタナでは二度と食ってこない。
いや、それどころか、これ以後はどのタナでも全く魚信が無くなりました。

10時台も×のまま、10:30には終了の合図。

完敗です。

結局、トータル3尾。そして、なんとスソをひいてしまいました。
初めてアジをやる初心者のお客もいる中で、スソとは・・・。
これは正直凹みましたよ・・・。

ちなみにトップは17尾。
どうしたら、17尾も釣れたのか?理解できない。

まあ、この日は全体に渋かったということもあるし、指示ダナのなかで、
少しポイントがずれたところを狙いすぎたのかも知れません。
基本に忠実に、愚直に誘って待っていた方が、釣果は良かったのかも。
もしくは、たまたまダメな釣り座を引いてしまったか?

釣れたのは3尾だけでしたが、親切な中乗りさんから、
ブービー賞(とほほ)として中乗りさんの釣ったアジ8尾をいただきました。

アジは当日の夜、刺身と塩焼きでいただき、残りは干物にして冷凍保存しました。
刺身は脂がのって、美味しかったけど。

悔しいので、近いうちに鰺リベンジします。

鹿島旧港(鹿島灘)  沖メバル五目  その1  2018年2月16日(金)  ここは、鹿島灘釣り堀センター?

2018年03月19日 21時51分16秒 | 釣行記
残念なことに、前回カサゴ釣りの翌週(2月10日土曜日)は東京湾以西が南西の強風(6m/s)に午前中から晒され、
特に相模湾では出船できても早上がりの可能性高し。
鹿島方面に行くという選択肢もありましたが、少し疲れも溜まっていたので、
思い切って釣りはお休みにしました。

で、その次の2月16日(金)は、有休休暇が取れる日。
ねらいは東京湾のメバル。
とにかく、前回のカサゴ釣行で(メバルではなかったが)ムーチング竿にすっかり魅了され、
はやくメバルを釣りたーい、という状態に。

週の頭から、いつもの釣割でエビメバルをプランニングしている船宿にエントリー。

ところが、某宿→操船都合で不出船。
別の某宿→客が集まらず、不出船。

2月の平日という、一年間でも最オフシーズンは、天気が良くても必ず船に乗れるとは限らない。
といって、休日は混雑するし。

で、いろいろ紆余曲折有り、釣行直前に鹿島港の幸栄丸に予約を入れました。
プランは「メバル五目」。
実に私好みのプラン。
もっとも、東京湾のエビメバルと違い、こちらは「沖(ウス)メバル」。
狙う魚が全く違うわけで、リーディングメバルは使えません。
もっとゴツイやつが必要です。

で、この日のタックルですが、
実は私は昨年の秋にヒラメ用として購入していたタックルを死蔵していたのでした。
竿:海明50-270
リール:SC小船800
道糸:PE3号*300メートル
海明はシマノの船用汎用竿ですが、通常7:3調子で、魚が掛かると6:4に変化するというもの。
錘50号負荷で、2.7メートルという、まさにヒラメメインの竿ですが、
今回の沖メバルにも適用可能と考え、蔵から引っ張り出した次第。

さて、鹿島の幸栄丸という宿は、会社の沖釣り好きの方の勧めもあり、選択。
朝が5時出船(4時半集合)ととても早いのですが、
船着場に無料仮眠施設が併設されており、大変便利(ただし、寝袋の持参必要)。

前夜に鹿島港(久し振り)に到着し、宿泊施設で仮眠。
翌朝3:50頃起き出して準備開始。
現場で起床したのに、出船時間が5時(集合4時半)だから、
結局相当な早起きが必要になります。

宿泊施設の一階部分に受付があるのですが、電気は付いているのに、
誰もおらず。
仕方なく、同じ一階にある待合室で朝食。
手持ちぶさただったので、船着場をうろついていると、
幸栄丸の船長(他の釣り物?)らしき人に
「受付はまだだけど、荷物は船に積んで待機して頂戴」
と言われます。
なんと、メバル船の他の客はすでに船に乗り込んで準備中。
あわてて荷物を自分の釣り座(左舷トモ)に置き、クーラーボックスに氷を詰めます。
氷詰めのとき、クーラーの半分くらいに氷を入れていると、船長が
「そんなに入れると魚が入らなくなっちゃうよ」
と。
そんなに釣れるのかよ。と私はその時点では疑心暗鬼でしたが・・・。

集合時間の4時半になって、ようやく受付開始。
受付後、即船に乗り込んで、自分の準備開始。

出船前、中乗りさんが船縁下の棚に直接餌のサバ切り身をどしゃっ、
という感じで置いていきます。
ワイルドです。
まあ、こういうざっくばらんな感じ、嫌いではないです。

中乗り氏、叫びます。
「今日は錘100号だからねー」
えっ、100号?持ってきてないし。
100号は持ってない旨告げると、貸してくれました。
もっとも、「無くしたら500円だかんね」という一言も添えられましたが。

あとで中乗り氏に聞いた話では、つい先日まで30-50メートルを狙っていたが、
釣れなくなってきたので、本日から深場狙いに方針変更したとのこと。

5時出船予定だったのですが、出港は5:20と少しだけ遅れ。
出港と同時にキャビンに入るよう放送。
現地までぶっ飛ばすつもりです。
もちろん、手荷物だけ持ってキャビンに引っ込みます。
キャビンのシートはクッションが柔らかく、横になっていたら気持ちよく仮眠できました。
幸栄丸の船は20トンくらいあって、すごくでかく、設備も充実しています。
さすが大きな船宿は違うなあと思いました。

出港から1時間弱で釣り場到着。
グーグルマップで現在地を調べたところ、おそらく鹿島港から真東に25km程度のところだと思います。

この日の人数は片舷4、5名くらいで、船もでかいのでかなり余裕有り。
しかも自分は大ドモなので、非常に助かりました。
なぜなら、メバル五目の仕掛けは胴突5本針で仕掛け全長が6メートル近くある代物。
魚が多点で掛かったとき、引き上げつつお客のいない方に移動することができます。
手前祭りを防ぐことができます。

ところが。
現場について開始の合図あり、準備万端のベテラン勢は次々と投入開始したのに対し、
私は到着してから仕掛けをセットするなど、もたつき。
なおかつ、3番目と4番目の針を手前祭りさせる不手際。
他の客よりも5分近く投入遅れる羽目に。

時間は未だ6:30。やうやう白くなりゆく鹿島灘。
コンタクトをはめた遠目の私にとって、まだ薄暗い中、
手元の簡単な糸がらみを解消するのにも一苦労。
しかし、周りではまだ釣れている様子無し。
あせらず、丁寧に対応してなんとか仕掛けを投入可能な状態にできました。

皆に遅ればせながら、第一投。
うねりはさすが太平洋だけに強いのですが、船がでかいせいか、あまり揺れず。
仕掛けもさほど湾曲せずに、まっすぐ落ちて着底。
錘ロスト=500円の声が耳に残っているので、すぐ底を切り、また底を取りながら、
少し巻きあげ。
水深128メートル(深っ)。

すると、すぐに、こんここんっ、というアタリ。
そして、直下へのギューンという引き込み。
すこし、巻き上げて、次の追い食いを待ちます。ぐんぐん引き込み。
最初のアタリから1分程待って、SC小船を巻き上げます。
手持ちです。手巻きです。
120メートルは長い。重い。
魚が掛かると6:4に変化する海明は、穂先を海中に突っ込んだまま。

上げてみると、いきなりまずまずの型のウスメバル3点掛け。
1尾ずつ手で引き上げ、船中に。



その後も、投入出遅れたものの何の問題も無し、といった感じで、
第2投以降も2、2、1尾と掛かって、最初の流しだけで良型混ざり8尾も釣れてしまった。
右隣の話し好きで親切なお客が
「連掛け狙わないと深いから大変だよ」
とアドバイスしてくださるが、心中、釣果にすでにかなり満足。
逆に連掛けしまくっていたら、核家族の我が家では処理しきれないことに。
開始早々、大漁の心配。


釣り開始40分でこの状況。

沖メバルというのは、こんなに簡単に釣れてしまうものなのか。
もちろん、船長の操船もあるはずです。
が、100メートルもの深場のメバルは、産卵を目前に、やたら飢えていたのでした。

そうはいっても、5本針仕掛けなので、お隣さん(「メバル師匠」とお呼びします)
のアドバイス通り、次の流しでは連掛けを狙ってみる。
師曰く、「1-2メートルのタナに群れ有り」とのこと。
底を取りつつ、1メートルずつゆっくり引き上げ。

すぐにアタリ&引き込み。
少し待って、また1メートル程上げる。
アタリ・・・。上げる・・・。
こんな感じで、しばらく食わせてから巻き上げ。
今度は、4連。



パーフェクトは逃しましたが、良型も混ざり、自分的には大満足。
メバル師匠ご自身はパーフェクトを達成し、お喜びの様子。
やはり沖メバルはパーフェクトを狙うのが、ベテランのたしなみなのか。

その後、朝一の爆釣はおさまり、アタリも少し遠のくように。
メバルの代わりに、ドンコが釣れるようになりました。
しかし、沖の深場ドンコのでかいこと!大きい奴は45センチもありました。


帰宅後撮影。陸っぱりでは、まず拝むことのできない巨体。

途中、中乗りさんが私が手釣りなのにロッドキーパーも持っていないことに気づき、
余っているラーク(締め付けボルト1本のもの)を貸してくれました。
しかも親切なメバル師匠は、ロッドキーパーの使い方も丁寧に教えて下さいました。
なお、幸栄丸では、ロッドキーパーなどは受付時に言えば無料で貸してくれるとのこと。

その後、メバルはぽつぽつ、という感じになり、最後に2連掛けして終了(11時20分頃)。
結局、この日の釣果はウスメバル22尾、ドンコ2尾、小サバ1尾(リリース)。
私の持参したクーラーはダイワのRX SU 3200X(32リットル)というでかい奴で、
本来は家族キャンプ用に購入した物ですが、途中で氷を半分くらい捨てる羽目に。
クーラーは魚で満杯になってしまいました。
激重です。

帰港後は昼食(サービス)としてカレー(ご飯山盛り←漁師仕様)をいただき、帰宅。

メバルは煮付け、唐揚げ、刺身。ドンコは鍋種として、美味しくいただきました。
メバルの消費に時間が掛かったので、2月の釣りはとりあえず本釣行で終了です。
次はソイ、アイナメを狙ってみたいですね。

本牧沖(東京湾) メバル・カサゴ  その1   2018年2月3日(土)  えっ、カサゴ?

2018年03月14日 00時07分18秒 | 釣行記
東京湾のエビメバル船が始まる2月はじめ。
新ロッドのリーディングメバルS-300・Jを携えて、いよいよデヴューです。

メバル船は、昨年の10月、夜メバルにエントリーしたのですが、
2回連続で変台風に釣行を阻まれました。
その怨念をついに晴らすときが来ました。

夜メバルは2月の段階ではまだ始まっていないのですが、こちらも面白そう。
ただ、冬の夜釣りは超寒そうなので、もう少し暖かくなってから始める予定。
まずは、エビメバルです。

船宿は、東京北部、荒川沿いにある松陽丸に釣割から予約。

釣行前日、松陽丸から予約確認の電話。
その際、船長から
「カサゴは初めてですか?」
「えっ?メバルじゃないんですか?」
「あー、メバルはまた狙い方が違っちゃうんですよね~」
船長は、どうもメバルよりもカサゴメインに狙わせたい意向の様子。

私は、気分がメバルだったので、タックルはやはり

竿:リーディングメバル S-300・J
リール:ステファーノSS 101HG
道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)

を用意します。

まあ、カサゴも好きですが、せっかくメバル用の竿を購入したし、
カサゴとメバルの両方が狙える方式でやれなくもなさそうだし。

ちなみに、この日は息子も連れて行きました。
息子はレンタルタックルです。


さて、当日。
3:30起床。
4:00前出発。
オール下道で、5:40頃、現場近くの鹿浜橋というところに到着。

ところが、船着場(荒川河畔)に入るところが、分かりません。
地図では何度も確認し、現場に行けば何とかなりそうだったのですが。
昨日の船長からの電話では「現場で迷う人が多い」とのことでした。
仕方なく、一時路駐して船長に電話し、船着場への行き方を聞き直しします。

それでもわからず、現場を右往左往したあげく、二度も宿に電話して
ようやく「一般車進入禁止」と書かれたゲートがある狭い側道入り口を見つけ、
松陽丸のある船着場に到着したのは6時過ぎになってしまいました。
船着場への到着は、かつて無いほど困難な道のりでした・・・。

しかも、船着場付近の未舗装道沿いに駐車するのですが、道幅が簡単にターンできない程狭いのに、
フルターンして、入り口方向に向けて駐車するように指示されます。
しかも、片側は荒川。
しかも、2月上旬は6時と言ってもまだ暗く、
目のあまり良くない私はバックでターンするのもおっかなびっくり。
なんとか、無事、先着の釣り人の車に縦列駐車することができました。ふぅ~。


ともあれ、なんとか準備して乗船。
中乗りに誘導されたのは、左舷大トモ。
到着に手間取って遅く来た割に、良い席をいただけました。
子連れである旨連絡していたので、気を遣ってもらえたのかも。

餌のモエビとサバ切り身をもらって、定刻通り、6:45出船。
荒川下りは、ゆっくりかと想像していたのですが、桟橋下のスローダウン以外は、
割とスピーディに航行。
そして、東京湾に出たら、ほぼフルスピード。
かなりのスピードでぶっ飛ばし。
結局1時間半ほどで現場(本牧沖シーバース)に着いてしまいました。

到着後、船長より、購入したメバル仕掛けの使用法を教えていただきます。

「上下にスナップスイベル付いてますが、捨糸部分は短い20センチの方にして下さい。
カサゴですから。
下針が根掛かりで無くなっても、捨て糸を20センチ以内にすれば再利用できますよ。」

とのこと。

捨て糸部分が長いと、カサゴはなかなか釣れない、ということです。
あくまでターゲットはカサゴです。
モエビは、たぶん「おまけ」みたいなもんなのでしょう。

ともあれ、まずは息子の仕掛けを用意。
モエビ(上針と中針)とサバ(下針)を取りつけて、直下に投下させます。
自分のも同様に準備して、第一投。
船はシーバースから30~40メートル程離れたところに私たちのいる左舷をシーバース側に向けて停舶。
波は少し強め。

そして、投じた仕掛けは着艇後、割と早々に根掛かり。
朝一は船が流されやすかったのか、仕掛けが斜めになると、底がガレ場なので、
すぐに食われてしまいます。
しかも、リーディングメバルは胴調子の長竿なので、根掛かりの処置は少し手間取りました。

と、そんなとき、息子が「なんか掛かった」とか言って、巻きあげ始めました。
そして、なんとアジをゲット。
錘を着底させずに、浮かし気味にしていたようです。
またしても、息子に先を越されました。



私はロストした仕掛けを付け直して、再投下。
今度は船も安定して、ほぼ直下に錘が到達。
少し離れた同舷胴の間のオッチャンは、ばんばんカサゴを上げています。
カサゴの魚影は濃いようです。期待度は高い。
少し底を切って、待っていると、特に誘いなど入れなくても、ごごっ、ががっ、
という魚信有り。
ゆっくり聞き上げつつ(カワハギ釣りの癖が染みついたか?)、
巻いていくと、カサゴ1尾目を釣り上げました。



その後、25センチくらいの良型を含め、割と順調にカサゴが釣れます。
最初に根掛かりで仕掛けをロストし、慣れない胴調子の長竿だったので、
少し根掛かり恐怖症気味でしたが、意外にもその後は底に錘を静置したとしても、
根掛かりはさほど発生しないことが分かってきました。
仮に根掛かっても、割と簡単に外せるようになりました。
仕掛けがまっすぐ入っている分には、全ロストするような事態にはならず、
底べったりのカサゴ君にも上手く対処できるようになります。
竿が胴調子で低反発という性質も、根掛かりを浅めに抑えてくれるようです。

ただ、ずぼらなカサゴはメバルと違って、本当に底に餌を届けてやらないと、
食いついてきてはくれません。
根掛かりで下針を無くした後、付け直すのですが、
下針から錘までの長さが15センチを超えると掛かりは本当に悪くなってしまう。

また、底を取ったら、少しだけ底を切って根掛かりを回避しつつ、
頻繁に底を取り直して新しい場所に餌を移動させることで、
一カ所に留まりがちなカサゴを効率的に探ることができます。
ずぼら君には、マメな対応が釣果に影響するのだと理解しました。

この日の釣果は、息子がカサゴ3尾にアジ1尾、私がカサゴ17尾で14時に納竿。
息子はこの日、かなり頑張っていましたが、昼飯のおにぎりを食べた後は、
疲れがでたのか、キャビンで帰港まで爆睡。


息子の釣った1尾目。

結局、この日はカサゴのみで、メバルは1尾も釣れませんでしたが、
カサゴも食べて美味しいし、なんだかんだで楽しめました。
特にムーチングの長竿の釣趣はすばらしい。
魚に違和感を与えにくいだけでなく、掛かった後のしなりが気持ちいい。
これはかなりハマってしまいそうです。

カサゴはアクアパッツァ、味噌汁、刺身、唐揚げで堪能。
アジも刺身でいただきました。


メバルにハマってみようか!?  その2  仕掛け編

2018年03月10日 15時54分01秒 | 釣り関連

専用ロッドも入手し、次に手がけるのはメバル沖釣り用の仕掛け自作。

昨年まで、陸釣り船釣りを問わず、割と市販の仕掛けを購入使用していたのですが、

特に最近は次第に仕掛けぐらいは自作してみようかなと思うようになってきました。

釣り人として進化しつつあるのか?

それとも単に仕掛け代をけちるようになってきたのか?(その両方かも)

ともかく、再び書籍とウェブを検索して、船メバルの仕掛けについて研究してみました。

 

エビメバルの場合、胴突3本針が主流であり、

 

幹糸:1.2号

ハリス:1号、30~50センチ 枝間、上枝と道糸の間、及び下枝と錘の間:60~80センチ

針:メバル9号もしくは10号(ヤマメ10号、丸セイゴ10号も可)

仕掛け全長:2.4~3.2メートル

錘:15号~25号

 

といった辺りが、どうやら標準的な仕掛けのようです。

すごく長い仕掛けで、これでは2メートル程度の短竿では対応するのが難しいことは 十分想像できます。

さらに、メバル用仕掛けの特徴として、金属(光り物)はなるべく使わない、 という原則があるようです。

ようするに、仕掛けには通常なら常用するスイベルなどは極力使用しないということ。

ハリスの幹糸への接合には、プラスチックのクロスビーズすら使用を避けた方がよいらしい。

 

何はともあれ、作ってみることに。

まず、幹糸(フロロカーボン1.2号)にスナップスイベルを取りつけます。

これは錘を繋ぐための物で、これくらいは問題ないと考えました。

次に幹糸のスナップスイベルから80センチのところで、

外掛け結びで針(メバル9号)を結束した ハリス(フロロカーボン1号)を直結します。

ハリスの先端には、八の字結びで結びこぶをつくってあります。

 

ところが、、、

 

失敗。

 

はじめから、やり直し。

ありゃ、幹糸とハリスの直結というのは、結構細糸の場合、難しいぞ。

 

この仕掛けは、ハリスと幹糸直結方式なので、一カ所失敗すると、

全部はじめから作り直さなければならない点が厳しい。

なんと、4回ほどやって、やっと仕掛け1つ作れた、という有様。

いきなり、メバル仕掛け自作は、暗礁に乗り上げてしまいました。

 

糸がらみをできるだけ避ける目的で、幹糸から直角にハリスが出るような方法

(言葉で説明するのは少し困難なので、説明は避けます)を採用したのですが、 割と難しい。

太いハリス、もしくは同じ号数の糸同士なら、比較的やりやすいのですが。

 

自宅での自由時間が少ない身の上、残念ながらこれ以上の自作は当面あきらめ、

仕掛けは船宿で購入することにしましたよ(とほほ)。

 

一方、メバル用に錘をつや消し黒で塗装する、という工夫はばっちり行いました。

夜メバルはともかく、日の出ている時間帯では、錘(鉛)の銀色ですら、

メバルの気に障るとのことなので、ホームセンターで「つや消しブラック塗料」スプレーを買ってきて、

丸環20号と25号錘に吹きかけます。

 

こちらはうまくいきました。

 

とりあえず、これで仕掛け関係は準備ができました(かなり中途半端だが)。

 

次は船宿に予約して、いよいよ実釣です。


メバルにハマってみようか!?  その1 竿編

2018年03月07日 21時45分48秒 | 釣り関連

前回の釣行記から、だいぶ時間が空いてしまいましたが、
その間、実際には2回釣行して参りました。

ただ、筆無精の虫が春を予感して起き出したのか?
記事のアップが遅れてしまいました。

でも、まずは釣行記の前に、最近少しだけ力を入れつつあるメバル沖釣りについて、
書いてみたいと思います。

昨年の夏ごろから始めた沖釣りも、はや9か月。
その間、いろいろな釣りものに手を染めて参りました。

年が明けて、2月からメバル船が徐々に出始めました。
メバルについてはまだ本格的に手を出している訳ではないのですが、
いろいろな話を聞いたり、書籍を読んだりして興味が沸いてきました。

ところで、メバル釣りを始めるにしても、メバル用の竿は持っていないので、
手に入れる必要があると思い、まずはメバル釣りについて書籍やインターネット情報など、
いろいろ調べてみました。

ざっくり分類すると、メバル沖釣りには、「浅場」と「中深場」の釣りがあり、
「浅場」は「エビメバル」、「イワシメバル」、「夜メバル(青イソメ餌)」
そして「サビキメバル」などで、
自宅から行きやすいところでは東京湾の本牧あたりが有名のようです。
「中深場」は一般に「沖メバル」と呼ばれるもので、
関東では鹿島灘あたりで多く出船しています。

メバルの特徴としては、俗に「目が良い」と言われ、ハリスが太かったり、
スイベルなどの金具類が仕掛けに付いていると、食いが悪くなると言われています。
そして、竿の反発が強かったり、餌の動きが少しでも悪いと、
違和感を感じて食い込んでくれないとのこと。
ずいぶんと鋭敏な魚なのですな。

話は飛びますが、カワハギなんかは「目が悪い」と言われているようで、
特に朝一の暗い時間帯では、仕掛けに目立つ装飾を施さないと、認識してくれなくて、
食いが悪いことがあるらしい(某ローカル局で放送中の釣り番組「フィッシング倶楽部」にて、
がまかつフィールドテスターの三石忍さんが言っていた)。

メバルはカワハギとは真逆の性質を持っていると言えるでしょうね。
その辺が、ちょっと興味をそそられた理由の一つでもあるのですが。

さて、こんなちょっと特殊な性質を持った魚なので、使用する竿も独特。
いわゆるムーチングと言われる胴調子(6:4~5:5)の竿でないと難しいと言われています。

でも、いろいろ調べていくと、ムーチングならなんでも良いという訳でもないようで、
例えば、ダイワのメバル専用竿である「リーディングメバル」シリーズについて
HPを見ると、「SS-265・J」、「S-265・J」、「S-300・J」、「M-300・J」そして「M-350・J」
の5種類がラインナップされています(調子は全て6:4)。
が、竿の柔らかさがSS<S<M、数字が長さを意味しているのはもちろん分かるのですが、
このそれぞれの性質の違い(例えば、どのモデルがどんな釣りに対応するのか?)が、
説明が無いのでよく分かりません。

そこで、ダイワHPの「お客様センター」というところに、上記の件について尋ねてみました。

するとさすがダイワ。
午前に連絡したらその日のお昼にはレスポンスがあり(迅速だ)。

その回答を簡単にまとめると
①エビメバル、夜メバルなどにはS-300もしくはM-300
②イワシメバルにはSS-265もしくはS-265
というものでした。

エビメバル及び夜メバルは(東京湾では?)錘がほぼ25号で、
3もしくは4本針の長めの仕掛けでの釣り。
一方、イワシメバルの方が、他の餌釣りに比べると、
浅場の岩礁帯でやや軽めの錘(主に15号)を使用する若干繊細な釣りと言うことで、
そのようにラインナップしているとのこと。

実際にはもっと丁寧な解説で、迅速な対応にも好感を持ったのですが、
上記のような重要な情報がなぜHPに解説されていないのか、正直少し疑問に感じなくもなし。

ま、そうは言っても、おかげでさらにメバル釣りの知識が豊富になったし、
質問に対する対応の迅速さと回答内容の懇切丁寧さを好感し、
ダイワ リーディングメバルS-300・J
を購入することを決意。
いつものヤフーショッピングを利用して1月末には入手しました。

 

三本継の3メートルという長尺。取り扱い注意。


穂先部はダイワ自慢のAGS(エアガイドシステム)。しかし、ステンガイドとの違い今一わからず。

リールに関しては、東京湾のエビメバルであればPE1号で良いようなので、
カワハギ用のステファーノSS 101HGを使うことにします。

さて、メバル用のタックルは準備できたし、
あとは仕掛けを用意して船宿にエントリーするだけです。

次回はメバル用仕掛け自作への挑戦(大げさ)編をお送りします。