のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島港(新浜岸壁) その2

2016年03月27日 18時28分49秒 | 釣行記
3月20日(日)に新浜に行ってきたばかりですが、久しぶりにまずまずの釣果を上げられたことに味をしめ、
時を置かずして再び新浜釣行を企てました。

3月25日(金)に年度内に一日残っていた有休を消化することを決め、24日(木)の夜に家を出、25日の早朝まで
アイナメ、ドンコ狙いです。

当日の潮回りは大潮。私の場合、大潮の戦績は、すごく良かったか、悪かったかのどちらかです。
今回はどうなるか?
新浜の夜釣りに関しては、潮回りはあまり関係ないのでは?という情報もあるし、前回の初挑戦は若潮から中潮
だった割に上手くいったこともあり、逆に大潮だからといって期待しすぎるとがっかりすることもあり得る?

ともかく、今回の新浜遠征では、前回の反省を踏まえ、いくつかの点を修正することにしました。

まず一つは、餌について。
前回は赤イソメ1パックと青イソメ2パックを持って行きましたが、結局赤イソメはぎりぎり使い切り、青イソメは
1パック以上余ってしまったので、今回は逆に赤2、青1を持って行くことに。

もう一つは、根のないところでは根掛かりもない代わりに当たりも無い、ということなので、積極的に根を探す。
ということを念頭に置きました。

22時に家を出て、23時半頃、新浜岸壁に到着。
相変わらず、独特の迫力を醸し出しています。
堤防の向こう側(海)からは押し寄せる波が堤防の空洞に当たって、どぅおーん、というすごい音が陸側にも
響いてきます。

また前回と異なり、今回ははしごのあるところから荷物を持って登壇しましたので、上がるまでに体力の大半を
使い切るという事態は避けることができました。
前回は何しろ初めてづくしだったので、上に上った時点でほぼHPは1/3になってしまいましたから。

今回ははしごに近い、魚釣り園側辺りに座を占め、早速バッカンに海水を汲みます。座を占め、といっても、
本日も釣り人は私一人で、平日のせいか、夜が明けても最後まで他の釣り人は現れませんでしたが。

今回もタックルは前回同様、サーフランダーとキャスティズムを用意。ブラクリ用にシーバスハンターXを
持ってきましたが、最初は組み立てないで、前者の2本だけで釣りを開始しました。
仕掛けは同じく胴突き2本針です。

今回は少し段取りが良かったので、24時過ぎには釣り開始できました。
そして早速当たりがきます。
でもかすかなものなので、少しためらってから合わせてみると、予想通り根掛かりしてしまいました。
サーフランダーは仕掛けのロストを免れましたが、キャスティズムはロスト。
いきなり、2本とも根掛かりで、さい先が良いんだか、悪いんだか、よく分からない状態。

ところが、その後、当たりはぴたりと止まってしまいました。

当日は前回と違って、気温が低く、正に真冬の条件。
ただ、助かったことに風は微風でした。もしも前回同様の風が吹いていたら、かなり厳しいことになっていたでしょう。
もっとも、今回は真冬のバイクツーリングも可能ないでたちで武装してはいましたが。
なにしろ、下はユニクロのヒートテックタイツにチノパンを履き、その上にさらにライダー専用冬期レインウェア。
上はシャツの上にスキー用のアンダーウェアを着込み、さらに開襟シャツとトレーナーを着重ねた上に、ライダー専用
レインジャケットを着込むという、完全武装。その上に万一のためのフローティングベストを身につけ、
もはや、人間ダンゴムシ状態です。
それでも、冬の新浜にはまだ足りないくらいでしたが。

しかし、粘っていると1時過ぎに当たりが復活。サーフランダーでまずまず良型のドンコを釣り上げました。


サイズは30cm弱くらい。ほぼ尺ドンコ。

実は根掛かりを起こしていたのですが、運良く引きはがすことができ、ドンコも無事取り込めました。
新浜では、とにかく根魚が餌を咥えたら、根の深いところに持って行かれるので、当たりがあったらすぐに対応しないと、
確実に根掛かると同時に、仕掛けも魚もロストすることになります。

そして、この後、さらに当たりは遠のき。寂しい状態が延々と続くことになりました。

ところが、3時過ぎ。当たりが再開。
サーフランダーに掛かってきたのは、サメの子供?



あまり歓迎できない客がついてきてしまいました。
針を外して、即リリース。

そして、この後本日最大の大物がキャスティズムに掛かってきました。

置いてある竿が、三脚を支点にして浮き上がるほどの引き。慌てて竿を取って大きく合わせ、取り込み開始します。
相当の引きで、前回のアイナメか、もしかしたらそれ以上の重さと引きでした。

ところが、この後、大ミスをしてしまい。
手前まで寄せたところで、すぐに巻き上げてしまえば良かったものを、一瞬躊躇ったところ、寄せ波が魚を堤防の
空洞に勢いよく引き込み、そのときの力でハリスを切られてしまいました。

後の祭りですが、釣り逃がした魚は大きい。

ただ、この後連続して釣り上げた魚は、サメ。サメの連続。
少し沖に投げると、サメに取られてしまいます。回遊してきているのか、こいつらのせいで、ドンコは姿を
隠してしまったのか。
キャスティズムに掛かってきたのも、サメの少し大型の奴だったのかも知れません。タイミング的に。
まあ、そう思い込むことで、自分を慰めたのでした。

そして、少し手前側に仕掛けを落としていると、前回同様、5時過ぎにアイナメが掛かってきてくれました。
サイズは26cmくらいでしょうか。


やや小型だが、うれしい一尾。

結局この日は7時近くまで粘りましたが、釣果はドンコ1尾、アイナメ1尾、サメ3尾(リリース)のみとなりました。
バケツに入れていた2尾は帰るときまで元気だったので、終了時に活け締め。
その日の夜は寒かったのでちゃんこ鍋で暖まりました。
2尾ともおいしくいただきました。


今回はどちらもぶつ切りにして鍋種に。

PS 結局前回の反省点である、「積極的に根を狙う」ことは、今回もできませんでした。
前回以上に根掛かりが少なかったことがその証左です。
夜の新浜は人っ子一人いない独占状態だったのですが、一度釣り座を占めると、移動するのがめんどくさい
のでした。次回はきちんと根のあるところを探して釣りたいと思います。

鹿島港(新浜岸壁) その1

2016年03月23日 23時41分36秒 | 釣行記
鹿島港の釣り場は魚釣り園しか行ったことがなかったのですが、冬場は根が多く、私の好きなアイナメが多く潜んでいるらしい
ことは分かってきました。
中でも、新浜岸壁と呼ばれているところが、アイナメの聖地(?)として紹介されており、以前から垂涎の場所だったわけです。

そして、今年に入り、キャスティズムを入手したことで、新浜への思いは募っていました。

2月11日の魚釣り園釣行の帰りに、近くの新浜堤防に寄って、少しだけ様子を眺めたことがあります。
真っ昼間でしたが、何人かの釣り人がいました。それほど混雑してはいません。
なるほど、これが噂の新浜か。
と、結局竿を出すことなく、すぐにその場を撤退したのですが、いつかここに来てやろう、という思いは、より強まりました。

当初は3月5日に新浜釣行を決めていたのですが、たまたま息子の小学校行事と重なり、さらに翌週末は自分の人間ドックと重なり。
流れ流れて、ようやく3月19日(土)の深夜に初の新浜入場を果たしました。


19日(土)は若潮、20日(日)は中潮と、潮はいまいちでしたが、夜釣りならあまり関係ない(?)と根拠なく考え、とにかく
夕方に上州屋で餌(赤イソメ×1パック、青イソメ×2パック)を購入。
22時頃家を出て新浜に日付の変わる少し前に到着しました。

しかし・・・

当日は雨の予報でしたが、運良く夕方前には晴れてきて、現地も天候は悪くなくラッキーと思った矢先、
車のライトに映し出された堤防を見て仰天しました。

供花とお供え物が。

誰かここでお亡くなりになった?

2月にここを訪れたときには記憶が確かなら、無かったはずです。

深夜。無人の堤防。そして、供花・・・。

新浜の釣果情報を知っていなかったら、絶対に引き返す強烈なシチュエーションです。

でも今更引き返す訳にはいかず。気にしないことにして荷物を堤防に上げ、釣り場に入ることにしました。
供花とお供えは、南堤(鹿島港の有名な堤防で多くの釣り人が命を落としている立ち入り禁止堤防)での死者に捧げられて
いるものだろう、と勝手に解釈。というか、そうでも思わないと、かなりおっかないです。

なんだかんだで、堤防に登壇したときには日付は変わっておりました。周りを見回しても、誰もいないことは一目瞭然。
ものすごく孤独です。

堤防から海面を覗くと、海面からの高さは、意外と大したことない感じでした。4メートルくらいでしょうか。
魚釣り園より少し高いくらいでした。
最初に三脚をセットし、バッカンを海面に投げ入れて海水を汲みます。
ところが、これが結構大変でした。
堤防は上から見ると分からないのですが、空洞になっていて、寄せ波がくると堤防の真下にバッカンが引き込まれてしまい、
簡単には持ち上げられなくなってしまいます。それでもひいこら大変な思いをして、何とかバッカンいっぱいの海水を
くみ上げることができました(単に筋力が衰えていただけですが、後ほど両肩は筋肉痛になりました)。

竿、仕掛け、餌を用意。投げる準備を整えます。この日のタックルは以下の通りでした。

①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ 35SD(拙者の投げ釣りドラグスプール)、道糸:ナイロン6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE(拙者の投げ釣りサーフベーシア25QDスプール)、道糸:ナイロン6号
③竿:シーバスハンターX 100ML、リール:エアノスC3000、道糸:フロロカーボン16ポンド

③のシーバスハンターXはブラクリ用として用意したのですが、結論から言うと、ほとんど使いませんでした。

①と②はそれぞれ胴突2本針仕掛け(針は丸セイゴ12~14号、ハリス3~4号)を取り付け、①は30号、②は25号の丸型錘
を取り付けました。
丸型錘にした理由は、岩場などで根掛かりしにくいと考えたからです。

餌は下針に赤イソメ、上針にサバの切り身か、青イソメを房掛けにし、サーフランダーを右方、キャスティズムを左方に軽く投入。
投げた距離は最初30メートル前後にしました。

ついに待ちに待った新浜での釣りがスタートした訳です。
投入後、それほど時をおかずにサーフランダーに取り付けた鈴がちりちり鳴ります。
最初は風のせいかと思っていたのですが、合わせて巻いてみると、ドンコがかかっていました。


初ドンコ。15cmくらい。小さいです。

記念すべき新浜初の釣果。引きは感じられませんでしたが、孤独と不安と、そこはかとない恐怖感に捕らわれていた(?)ので、
逆にうれしさひとしお。一気に気分は上がりました。開始早々にボーズも脱出です。
食ってきたのは、サバの切り身でした。噂通り、ドンコは青物が大好きなようです。

その後しばらく当たりはありませんでしたが、2時前に何とクロソイ?が掛かりました。


クロソイ(?)21cm。小さめだが丸々としていた。

こいつは赤イソメを食ってきました。
ドンコもクロソイもサイズは小さめでしたが、まずまずさい先良い感じです。

さらに3時前にはドンコ2尾目。ところが、サイズはさらに小型化。


この日最小サイズのドンコ。大きい奴は皆釣られてしまったのか?

何となく、鹿島港の魚は皆小さいという思い込みが頭をよぎります。魚釣り園のカレイやメゴチも超小型。
新浜も同様か?

ところが、新浜到着直後は気温も低くなく、風も穏やかで過ごしやすかったのですが、3時前くらいからだんだん風が
強くなってきました。強烈というほどではありませんが、三脚につるした海水入りバッカンがゆらゆらと揺れるくらいの強風。
眠気は無かったものの、寒さのせいで、体力が消耗。投げ竿2本を置いて、少しだけブラクリをしましたが、すぐに撤退。
折りたたみ椅子に座り込んでしまう始末。シーバスハンターXをほとんど使わなかった理由は、すぐに疲れてしまったから。

ここから後は、風による寒さとの闘い。少しずつ強まっている感じでした。

ところで、ここまでの釣果は全てサーフランダー。何故か、キャスティズムに当たりませんでした。
後ほどその理由に気づきましたが、この時点では寒さのせいか、体力低下で頭も回転せず。ひたすら軽く投じては椅子に
へたり込み、当たりを待つ、の繰り返し。

そして、体力気力をさらに奪ったのが、根魚狙いの宿命である根掛かり。特にサーフランダーで根掛かりが頻発します。
そして、たいてい仕掛けをロストします。
これも後で気がついたのですが、竿に付けた鈴が鳴っているとき、てっきり強くなってきた風のせいだと思っていたのですが、
実は結構食ってきている(ドンコなどが?)様なのでした。
そして、合わせをためらっていると、仕掛けを根(海草)の深いところに持って行かれて、そのまま根に食われてしまう、
ということが起こっていたようです。

そして、キャスティズムでなかなか釣れなかった理由というのも、要するに根掛かりがあまりなかったことに他ならない、
ということのようでした。
根(魚)の無いところ(このときは左方)に投げていた、ということ。
初めての場所で夜釣りをするときは、どの辺りがどうなっているか、なかなか分かりませんが、
根魚狙いでは、根を狙うべきでしたね。
今後の教訓としたいと思います。

しかし、キャスティズムにもようやくヒットが生まれました。
大きく合わせると根掛かり。ところが、運良く根から離れ、思い切りリーリングすると、
この日最大のドンコが掛かりました。


この日最大。といっても25cmだが。それでも肝は大きく。

キャスティズム初の釣果。鳴り物入りで入団したドラ1新人が、一軍で苦労してようやく結果を出したときの監督の気分でした。
よかったー。


キャスティズムとドンコのツーショット。

しかし、球界(?)は甘くなく。
その後の釣果も全てサーフランダーが独り占めすることに。


青イソメの房付けに食ってきたドンコ。サバに食ってきたのは最初の1尾だけだった。


サーフランダーとキャスティズムのツーショット。そろそろ夜が明けます。


赤イソメに食ってきたドンコ。要するに、こいつらは何でも食うなー。

時刻は5時をまわって、そろそろ朝マズメです。同時に帰還を考える時間が近づいて来ます。

東の空が白くなりかけたそのとき、サーフランダーの竿先に動きが。思い切って合わせると、今までとは明らかに違う、
重さを感じます。
強引に巻いてくると、途中で強い引きが。ドンコなどとは違う、強烈なパワーです。
ポンピングで慎重に巻いていき、水面に上げた後は、一気に堤防上に抜き上げました。

アイナメです。本日の本命ターゲットが、最後の時間でようやく掛かってきました。


全長35cmのアイナメ。この日最大の成果が最後に得られました。

個人的にもアイナメの最大記録なので、うれしさ最大。
と、同時に、強風とも格闘した数時間の疲れが一気に出てきました。
まさにここからがアイナメの時間だったかも知れませんが、意外とあっさり撤退を決意できました。
そして、夜が明けました。


夜明けの堤防


新浜の日の出


巨大風力発電装置

結局この日の釣果は、アイナメ(35cm)1尾、クロソイ(21cm)1尾、ドンコ(13~25cm)5尾となりました。



アイナメとクロソイは活け締めし、ドンコはそのままクーラーボックスに投入して持ち帰り。
ちょうど帰宅時(6時過ぎ頃)に、朝一でやってきた釣り人と挨拶をしてすれ違いました。
たぶん、この日は夜釣りをしていたのは私だけだったと思います。

帰り際に、供花のところで手を合わせました。


帰宅後の夜、アイナメとクロソイは刺身に、ドンコは寄せ鍋。どちらもおいしく、家族にも喜んでもらえました。

ECB政策金利発表後のユーロ急騰 (プレイバック)Part2 (2016)

2016年03月12日 16時53分40秒 | FXと国際経済
昨年12月3日のECBによる政策金利発表後と同じく、3月10日の発表後、またしても(しかも今度は利下げで)ユーロは暴騰しました。

ECBによる発表直後は、サプライズの緩和内容でユーロは急落。ユーロ/ドルは一時1.082付近まで付けました。
その発表内容は概ね下記の通りでした。

①主要政策金利を0.05→0.00%
②量的金融緩和による資金供給量を月800億ユーロ(+200億ユーロ/月)に拡大
③買い入れ対象を高格付け社債にまで拡充
④ECBへの貸し出しを増やした金融機関にはマイナス金利0.4%で資金供給(←マイナス0.3%から拡充)
⑤長期資金供給オペレーションの金利マイナス

昨年12月の発表後は、金融緩和としては十分な内容だったものの、市場(コンピューター?)から「不足」と判断されて暴騰。
今回、ドラギ総裁は同じ轍を踏まないという強力な意志を持って発表に臨んだものと想像できます。
たぶん、多くの人の想定を大幅に超えた緩和策だったはず。

ところが、悪夢再び。
「追加利下げが必要になるとは思わない」との(不用意な?)発言が飛び出したことで、ユーロ安は一気に反転、
何とユーロ/ドルにして1.12という、400ポイントもの急騰に見舞われた訳です。

多くの市場参加者は、「ドラギのやつ、またしても余計なことを」と思ったことでしょう。記憶に新しいところでは、
昨年6月の政策金利発表でも、「市場はボラティリティに慣れろ」なる発言でやはりユーロ高が煽られたことがありましたね。

しかし、前々回、前回の暴騰も、今回の急落後暴騰も、いずれもドラギ総裁のミスと言うよりは、やはり「カオス相場」
に突入してしまっているための現象ではないかと想像します。
確かに今回は発言をネタにユーロ高に見舞われたわけですが、日銀によるマイナス金利導入発表後の円高進行を体験してきたわけで、
結局ドラギさんが何も言わなくても、なんだかんだでユーロは急騰したのではないか、とも思えます。
いずれにしろ、想像の範囲を超えませんが。

来週早々の日銀政策決定会合では、同じようなカオスが起こるのか。

典型的とすら言えない乱(難)場で、我々個人投資家にできることは、「傍観すること」だけかも知れません。

もっとも、これだけの伝統的かつ非伝統的金融緩和を実施して、ユーロが上がり続けることは想像しがたく、
中長期的に見れば、下落してくるだろうとは思うのですが。ちょっとしたきっかけで暴落もあり得るかも知れませんね。

鹿島港魚釣り園その4 (2016年)

2016年03月09日 00時30分24秒 | 釣行記
3月5日(土)に性懲りもなく、早くも今年4回目の鹿島港魚釣り園釣行です。今回も息子を連れて行きました。

当日は中潮でしたが、お昼過ぎから潮が動くので、いつもと異なり朝ではなく、昼過ぎからスタートすることにしました。

10:00頃家を出て、上州屋に寄って青イソメ1パックとオーナーの段差ブラクリ4号を購入し、高速を使って魚釣り園に向かいます。

魚釣り園に着くと、すでに10台くらいの車が駐車していました。中に入ると、奥の突端寄りに皆集まっていましたので、
私と息子は堤防入り口に割と近いところに陣取って、いつもと違って南側方向に投げることにしました。
だいたいこの魚釣り園では、なぜか皆南側方向で釣りをしていることが多く、そして潮の流れをみると、
基本的に湾奥方向を向いた南側よりも、北側は潮の流れがきつく、釣りづらいということのようでした。

この日は前回来たときと違って、気温が比較的高く、風穏やかで、釣りやすかった上に、息子にとっても過ごしやすい一日でした。
昼過ぎから始めたこともあったとは思いますが。

今回の目的は二つあって、一つは「息子に釣らせる」ということと、もう一つは「アイナメを釣る」ことです。
実は私は、少年の頃からアイナメという魚が大好きで、今年最初の魚釣り園釣行のときに、隣のおじさんが良型のアイナメを2尾も
釣り上げているのを見て、うらやましく思ったものです。

それで、この日のタックルは、以下のようにしました。
①サーフランダー405CX(スーパーエアロ サーフリーダーCI4+35細糸仕様に拙者のSD標準ドラグスプールを付け替えたもの)道糸:ナイロン4号
②キャスティズム25-365W(キャスティズム25QD06PE)道糸:PE0.8
③シーバスハンターX 100ML(エアノスC3000)道糸:フロロカーボン16ポンド
④廉価バスロッド(ナスキーC2000HGS)道糸:PE0.4号

①及び②は、やや遠投用。それぞれ30号と25号のスパイク付き円盤錘を付けた胴突き2本針仕掛けに、青イソメを丸付して置き竿にしました。
③は段差ブラクリに青イソメを付けたもので、堤防のヘチ際を中心にブラクリます。
④は息子用で、6号のジェット天秤にハゼ用の2本針仕掛けを付けて、近場を投げさせました。

最初に息子用の④を準備して、息子に手渡し、その後①~③を準備しました。

①②は70~80メートル付近に投げ、③で堤防の北側、南側をうろつきながら、ブラクっていると、
早速息子が魚釣り園名物のチビメゴチを釣り上げました。息子も喜んでくれたので、良かったです。
とりあえずこの日の目的は一つ達成できました。
それにしても、この魚釣り園では秋でも冬でもメゴチが釣れるのですが、どれも10センチに満たない小型ばかり。
せめて12~13センチくらいあれば楽しめるのですが。まともなサイズのものはいないのでしょうか。
あと、何故か数は釣れません。魚影はあまり濃くないのか、多い日でも5尾くらいしか釣ったことがありません。

その後、さらに息子が、同じく魚釣り園名物のチビカレイを釣り上げました。
この日は、息子の当たりの日だったようで、この後またメゴチを釣って、合計3尾釣り上げました。
息子は最近あまり釣れていなかったので、久し振りに楽しめたと思います。

一方、私の方は、肝心の置き竿の方に一向に当たりがありません。
仕掛けが間違っているのか?
魚釣り園は意外に根が多く、通常の投げ用仕掛けでは何度も根に持って行かれてしまうので、今回は胴突きにしたのですが。
確かに根掛かりは非常に少なくなりましたが、当たりもさっぱり。
そこで、キャスティズムの方を、キス用の投げ仕掛けに変えてみましたが、やはり当たりはありませんでした。
この日は先日商品券で購入したキャスティズムのデビュー戦だったのですが、残念ながらヒットはないまま終了しました。

ただ、この日のもう一つの目的は、ブラクリで達成できました。
堤防の際を狙ってもさっぱりだったので、少し投げて(といっても7、8メートル程度)軽く誘いながら手元に寄せてくると、
堤防からほんの2メートル程度のところで当たりがあり、抜き上げると真っ赤な綺麗なアイナメを釣り上げることができました。


後で計測したら、全長19センチでした。できれば少なくとも25センチくらいほしかった。

小さいアイナメではありましたが、目的を達成できたので、満足しました。

結局この日は、園が閉まる17時まで頑張りましたが、チビメゴチ2尾、チビカレイ1尾、小アイナメ1尾、ツブ貝(?)1個
という結果に終わりました。
まあ、息子が割と楽しんだので、それだけでも良かったと言えます。


ちょっと寂しい釣果。翌日唐揚げにしていただきました。

この日は釣果はともかく、息子が楽しめた以外にも、自分的にはいくつか収穫はありました。

一つは魚釣り園の堤防近くで、結構アイナメなどがついていることが分かった事。ブラクリで丁寧にやれば、時間帯などが
良ければもっと釣果をあげられるかも知れません。実際に、釣り上げた以外にも何回か当たりらしいものはありました。
どちらかと言えば、遠投よりも堤防に近いところを攻めた方が良かったのだろうと思います。

あと、今回初めてキャスティズムをつかってみましたが、予想していたとおり、やや短めの竿なので堤防での投げ釣りに
非常に扱いやすく、また軽いので引き釣りもしやすく、好感をもちました。今後さらに活躍させたいと思います。